白鳥とコウモリ(上) の商品レビュー
自分の親が突然殺人を犯した事実が受け入れられない状況。少しずつ真相に近づきそうで近づけないもどかしさから下巻を早く読みたくなった。
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時効となった殺人事件は、もうあったものとして取り扱わないのか‥それでも遺族は同じ時をずっと過ごしていると感じた本でした。中々はっきりとしない展開なので、これからどうなっていくのかが全くわかりませんでした。
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東京で発生した弁護士刺殺事件の犯人が逮捕された。本件犯行の動機は30年前に発生した事件に関係しており、その事件は別人が犯人であるとして逮捕されていたが、犯行を行ったのは自分であると供述。取り調べの中で秘密の暴露もあり、犯人で間違いないだろう空気が漂う。しかし被害者の娘である白石美令は、父親が取ったとされる言動に違和感を抱く。また、犯人の息子である倉木和真も父親の供述内容に違和感を感じ、自分で事実関係を調べ始める。すぐに下巻へ。
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とても読みやすかった。真犯人が捕まったのに次々出てくる新事実に、やめ時が見つけられずひと思いで読んだ。出てくる人がみんないい人でそれが辛かった。
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下巻が気になって止まない。被害者と加害者の子供達の関わり方が秀逸に描写されていて、感情移入をしてしまう。、
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2017年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。 捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、1984年に愛知で起きた金融業者殺人事件と繋がりがある人物だった。 そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。 事件は解決したと思えだが。 「あなたのお父さんは嘘をついています...
2017年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。 捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、1984年に愛知で起きた金融業者殺人事件と繋がりがある人物だった。 そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。 事件は解決したと思えだが。 「あなたのお父さんは嘘をついています」。 被害者の娘と加害者の息子は、お互いの父の言動に違和感を抱く。 ************************************** よくこんなストーリーを考えるなと思った。 捕まった犯人が実は犯人じゃないやろうなと言うのは何となくわかった。 何となくとは、こんなに早く犯人がわかるはずがないと思ったから。 でも読んでたら、犯人じゃないと思わせる内容が、被害者の娘と加害者の息子が思うそれぞれの父親の言動やったとは。 2人の立場(被害者の娘と加害者の息子)はどんどん変化していくし、この2人の行動力にも驚かされる。 元は父親の言動に違和感があることから始まって、被害者の娘は、犯人が自供してるねんから、あとは裁かれるのを待つだけかと思ったら、そうではなくて。 実体験しててもこんなこと考えられへんと思う。 それをこんなにも、被害者・加害者だけでなく、その家族やこの事件に関わってる人達みんなの頭の中を描くなんて。 <下>で真犯人は出てくるやろうし、タイトル通り、ざっくりとは展開もわかるねんけど、この作家の書き方は、いろんなことを考えさせられる内容が多いから<下>も楽しみ。
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上下巻なので、読み切れるかと思ったのでまず上巻を購入。しかし上巻をあっという間に読み終えてしまった。 すぐに下巻を買いにいきます。続きが気になります。
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ついに加害者の息子と被害者の娘が出会いました。 真犯人は誰?過去の事件と現在の事件の関係とは?! 下巻に続きます!
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上巻読み終わりました 映画を観ているような感覚になる物語の書き方なので東野圭吾さんの作品は読みやすい なんだか色々人物が絡まり合ってて、ひょっとしてこの人がこうで、この人が実はこうで、とか自分なりに予想するのも楽しいです 下巻も楽しみです
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読みやすく、かつ読み応えがある東野圭吾氏の作品。あらすじに敢えて触れず、今回はどんな話かな…と読んでみると、思っていたより登場人物が多いが、なんとかついていけた。 今回は刑事側、被害者遺族側、加害者家族側と様々な視点で話が進んでいく。事件そのものは犯人も自首し、解決とされるのだが、どの視点の人も過程や動機に納得していない。 裁判に関しての記述も多いが全体的に分かりやすい。変に色恋話がなく、それぞれの登場人物に感情移入しやすい。 随所に南原という記者が出ばっていて、今後も物語に関わるのだろうか、と気になる。 読者としては、ここから先どのような展開になるのか全く読めない。 早いところ下巻を読みたいと思う。
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