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白鳥とコウモリ(上) の商品レビュー

4.3

155件のお客様レビュー

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    55

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/11/22

読みやすくてスラスラ読めました。 どんどん世界に引き込まれていって面白い。 和真と美令が偶然遭遇し、お互いの父の言動に違和感があることを交わしたところで上巻は終わる。 事件の真相は一体何なのか。下巻が楽しみです。

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2024/11/22

久しぶりの東野圭吾さんでしたが、やはりとても読みやすい!理解もしやすくて、スルスル読めちゃいます。 湾岸で、車の中で死体がみつかる。弁護士の白石と身元が判明。接点のある人物を当たるうちに、三河安城に住んでいる倉木という人物が浮上する。深く調べていくうちに、本人がさらりと自供をし...

久しぶりの東野圭吾さんでしたが、やはりとても読みやすい!理解もしやすくて、スルスル読めちゃいます。 湾岸で、車の中で死体がみつかる。弁護士の白石と身元が判明。接点のある人物を当たるうちに、三河安城に住んでいる倉木という人物が浮上する。深く調べていくうちに、本人がさらりと自供をした。 自白がとれているので、あとは裏付け捜査をするだけで、ほぼ解決かと思われたが、その犯行の裏が取れない。そして、倉木の息子も父らしくない供述内容に疑問を感じ、さらには被害者の娘も供述にあるようなことを父がしたとは思えないと…釈然としない状態。 解決かと思われた事件の裏には、何が隠されているのか??というのが上巻の内容。 警察が解決として動かない中、倉木の息子、被害者娘が、供述の矛盾点を探していき、次第に担当の刑事五代もおかしいなぁと思い始める。 下巻は用意してから読まないともどかしい思いをすることとなります!!笑

Posted byブクログ

2024/11/20

東野圭吾さん作品としては3作目を購入。 『ガリレオ』や『クスノキ』とはまた違った世界観なんだろうと思いながら。 また見慣れた景色の表紙(スカイツリー・清洲橋)だったので。 被疑者と被害者の家族の視点それぞれの感情。 自分が特に被疑者と被害者の家族の立場だったら? 純粋にきっと同...

東野圭吾さん作品としては3作目を購入。 『ガリレオ』や『クスノキ』とはまた違った世界観なんだろうと思いながら。 また見慣れた景色の表紙(スカイツリー・清洲橋)だったので。 被疑者と被害者の家族の視点それぞれの感情。 自分が特に被疑者と被害者の家族の立場だったら? 純粋にきっと同じ行動や感情が動くと思う。 自分の親がまさかやるとは思っていないから。誰しも動くであろう心理状態を繊細に描かれていることが印象深い。 この弁護士が殺されたことから始まった物語は、殺害した被疑者の自供に違和感を覚えました。 被疑者が30年以上前にも別の人を殺害したと自供もし、余計に点と点が繋がらない。 結末、どうなるのかが気になり下巻に続いている…。

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2024/11/18

ザ東野作品という一冊だった。殺人の話だけど、東野圭吾の作品は嫌な感じが残らない。誰かを思いやる気持ち、償いの気持ちが強いからだと思う。あっさりと自供して捕まった男性の息子が父親の性格からこんなことはしないと思い動き出す。そっけない関係の親子でも父親のことをよくよくわかっている。同...

ザ東野作品という一冊だった。殺人の話だけど、東野圭吾の作品は嫌な感じが残らない。誰かを思いやる気持ち、償いの気持ちが強いからだと思う。あっさりと自供して捕まった男性の息子が父親の性格からこんなことはしないと思い動き出す。そっけない関係の親子でも父親のことをよくよくわかっている。同じような被害者の娘。読み進めていくうちにまさかと思う瞬間があってどんどん読んでしまう。 白鳥とコウモリというタイトルの意味を知った時ピッタリだと思った。そして最後の最後、よかったと思える終わりをむかえられた。

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2024/11/16

 二つの殺人事件の謎を加害者の息子と被害者の娘が解き明かしていくミステリー。  久しぶりの東野圭吾作品でしたが、読み出したらページをめくる手が止まらず、この物語の世界に引き込まれました。  それは、二つの殺人事件の謎を解明していく謎解きの醍醐味はもちろん、登場人物たちの人間模...

 二つの殺人事件の謎を加害者の息子と被害者の娘が解き明かしていくミステリー。  久しぶりの東野圭吾作品でしたが、読み出したらページをめくる手が止まらず、この物語の世界に引き込まれました。  それは、二つの殺人事件の謎を解明していく謎解きの醍醐味はもちろん、登場人物たちの人間模様が丁寧に描かれているからだと思います。  特に、被害者の家族だけでなく、加害者の家族の辛さや苦しみが文字を通して、心にしみるように伝わってきました。  また、二つの事件の裏側には、とても複雑な関係が潜んでいることが予想され、この物語がどのような結末を迎えるのか、下巻がとても楽しみです。  きっとタイトルの意味も私の中に深く理解できることになるのでしょう。

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2024/11/13
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p319「辛い時は逃げたらいいんですよ。目を閉じて、耳を塞いじゃえばいいんです。無理なんかしちゃだめ」 あすなろの母娘、洋子さんはとてつもなく強い女性だと思った。倉木が犯罪者だと知っても、しかも自分達が被害者だと知っても、これでやっと救済された気持ちでいるなんてなかなか言えるもんじゃない。冤罪は警察が起こしたことだと切り分けて考えてるのも凄いと思った。普通の人なら少しは恨みたくもなるだろうに。下巻が楽しみ。

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2024/11/07

上巻の行ったり来たりのスローペースに心が折れかけたけど、終わってみれば必要だったのかなと。 (そもそも単行本では1巻な訳で) とても良かったです。

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2024/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

世田谷区立図書館 間違えて上巻のみを予約してしまい、下巻が届くのがいつになるか分からないので、内容を記録しておきます。 以下、完全ネタバレのあらすじです。 ザッとの概要だけですが…。 倉木達郎は、白石という弁護士を殺したことを自白しており、今は裁判前。 さらに倉木は以前、別の殺人を犯しており、その罪は時効になったが、別の人間が犯人として捕まり、冤罪で拘束中に自殺をしている。 (その殺人は、交通事故を起こし、その事故の被害者から会社にバラすと脅され殺してしまった。自動車関連会社勤務で、交通事故は査定に響く。そこに漬け込まれ、運転手のようなことまでさせられ、我慢ならなくなったことから殺した、とのこと。) 本人はその罪を悔いており、門前仲町にある「あすなろ」という料理屋を営んでいる冤罪で自殺した男の妻と娘を気にかけている。 倉木は愛知県民だが、息子が大手の広告代理店勤務で東京にいるので、息子に会うことを口実に「あすなろ」に通い、妻娘とも顔見知りになっていた。 白石と倉木は野球観戦時に知り合い、その際倉木が財布を無くしお金を借りるまでに仲良くなったことで、時効の罪を告白。 遺産を妻娘に渡るようにすることは可能か白石に相談。 ところが、白石は、そんなことをするより、罪を告白し謝罪するべきだと叱責。 このことが殺人の動機となったと言っている。 ところが、白石の母娘は、白石はそんなことを言う人間じゃないと訝る。 一方、倉木の息子の和真も、父が人を殺したとはどうしても思えない。 「あすなろ」の母娘も倉木に悪い印象は持っておらず、勾留中の倉木の体調を気遣っている。 和真は、父は嘘をついていると思うようになり、自分なりに調べてみようと現場に赴く。 そこで白石の娘と出会う。 白石の娘も、父の言動とは思えない、倉木は嘘をついていると思うと発言。 それ以上話すことはなく、電車を降り、別れたところで上巻終了。 倉木が嘘をついてるのはおそらく明白。 誰が白石を殺し、倉木は誰を庇っているのか。 すぐ読んでしまったくらい引き込まれる内容。 「あすなろ」の娘が真犯人なのかなと思ったけど、どうもそうじゃない感じ。 白石は、「あすなろ」が見えるコーヒーショップに2回も通って「あすなろ」を見ていたよう。 けど、「あすなろ」には入ってない。 何をしていたのか? 白石母娘は、白石が野球観戦に行ったことも疑問に感じている。 そこまでのドラゴンズファンではないと。 これも嘘なのか? 早く下巻が読みたい。

Posted byブクログ

2024/11/05

あっという間に読み終わった 面白すぎる・・・ はやく下巻読みたいけどタイムオーバー、、 今週じっくり楽しみます! きっと新刊もすぐ買っちゃうだろうなぁ

Posted byブクログ

2024/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一つ前に読んだのが、「百年の孤独」という外国文学だったのもあり本作は読みやすい、読みやすい。 東野さんらしく、ミステリ&絶妙な人間関係ドラマで面白い。 前半であっというまに事件解決モードになり、あれ、短編だっけ?と錯覚しそうになったけど、そういう流れねと。刑事を中心に動いてた物語が、三つの家族が直接絡み始めて今後どう展開していくのかとても楽しみ。 そのまま下巻読もうと思ったら買ってなかった。これが紙派の痛いところ。それでも、漫画以外は電子版はなかなか慣れないのです。

Posted byブクログ