地雷グリコ の商品レビュー

青崎有吾(著者)

2024/06/30

#地雷グリコ　#読了

頭使うけどその分、決着ついたときの爽快感が抜群

こんなに複雑な勝負自分はやれる気しないけど、読むだけでいいなら何試合でも楽しめる

ゲームってルールに規制されるよりもどう有利にルールをつかうかが重要なんだな

2024/06/29

最初こそ登場人物の珍しい苗字がずらずら出てきて違和感しかなかったけど、そんなこと気にならなくなるくらい内容はとても面白かったです。誰もが遊んだ馴染みあるゲームを改良し書かれてるので複雑すぎず、読みやすかった。学生時代にこういうゲームで友達と遊んでたら人気者に慣れたろうなぁ（笑）

2024/06/29

予想外。
でもちゃんと伏線があっての勝負ってところにほんと尊敬というか大ファンになりました。
最初真兎はどうみてもコナンくんにしか見えなかったのは私だけでしょうか？(笑)
あと最後のゲーム。視点がゲームごとに変わる点はすごい想像力をかきたてらたあたりは本当にすごいの一言でした。

直木賞候補作というか、もう獲るでしょう間違いない

2024/06/27

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

店頭で見てタイトルとあらすじに惹かれて珍しく即購入。その直後に賞を受賞していてXでトレンド入りしていたので、私にしては珍しく流行りを先取りしている！（笑）初作家さんでしたが、めちゃくちゃ面白かったーー。タイトルからしてホラー要素あるのかとビビりながら読んだけれど、どちらかというと学園もの。どの短編も最後まで気を抜かせずハラハラしつつ読みました。ポーカーのあたりはだんだん訳が分からなくなってついていけなかったけど何度か読み返したいな。主人公2人の関係性も良い。これは続編書いてくれないかなーと今から期待してしまう。

2024/06/26

/＿/ 感想 ＿/＿/＿/＿/＿/＿/　

ようやく読むことができました。
図書館で予約してたのが、テスト明けに手に入ってちょうどよかったです。

すごい女の子が主人公で、成瀬的な感じのイメージが頭にありました。表紙が真兎のイラストだとよきったな〜と、勝手に思ってました。

なかなか面白かったですが、すごい出来すぎてる感が、ちょっと苦手な感じでした。あと、名前が難しいです。

借りてきた本の最後の数ページが、ページの上がノリみたいのでちょこっと張り付いていて、マイページ毎にそれをキレイにはがすことをやっていて、これは、そういう特殊な本なのか、、、と、無駄に謎を広げてました。前に借りた人は、何がしたかったのか、、、図書館側で何かくっつけたのか、、、？

くだらないことを真剣にやることが面白い、、と、どこかで耳にしたことがあります。そういうものを作り出していくことをやってみたいな〜と、この本を読んでいて思いました。何か形にしてみたいです。

/＿/ あらすじ ＿/＿/＿/＿/＿/

頭のキレる真兎が、いろいろなゲームに巻き込まれたいきます。全部で5つのゲームがでてきますが、どれも面白いゲームで先の読めない展開が続きます。

/＿/ 登場人物 ＿/＿/＿/＿/＿/

射守矢真兎　1年、いもりやまと、ロングヘア、少女
鉱田　　1年、女の子
椚迅人先輩　　3年、くぬぎ、眼鏡、生徒会
雨季田絵空　美人、真兎元クラスメイト、星越高校

◼️地雷グリコ
塗辺　1年、ぬりべ、頬白祭実行委員
江角先輩　3年、垢抜けた印象、生徒会

◼️坊主衰弱
旗野　マスター

◼️自由律ジャンケン
佐分利錵子　にえこ、生徒会会長

◼️だるまさんがかぞえた
新妻晴夫　生徒会役員、星越高校
巣藤　2年、星越高校
桶川　2年、星越高校

◼️フォールーム・ポーカー

2024/06/26

ここ最近読んだ小説の中で、ダントツで面白かった。
それぞれのゲームのルールは比較的シンプルで、すぐに理解できるものばかり。
主人公の戦略に、「そこまで読んでたのか！」といちいち驚愕しながら読んでいた。
射守矢真兎、まじで好き、付き合ってください。

2024/06/23

ごめんなさい！
残念ながら今の自分には合わなかった…
今の自分にはルールを理解するまでの余力がなかった&主人公のゆるだる系のキャラクターがあまり好きなタイプではなかったこともあり、途中で離脱してしまいました。
頭を使いたくなった頃に改めて読みます！

2024/06/23

おもしろかった！身近なゲームを工夫して、心理戦を繰り広げるそれぞれのゲームがどれもよい。個人的には地雷グリコ、だるまさんがかぞえた、自由律ジャンケンが好み。主人公が最後に逆転する感じが気持ちよい！続編希望。

2024/06/23

※
高校生が鋭い頭脳戦と緻密な心理戦を
繰り広げるゲーム合戦は、読み解くのに
頭がヒートしそうなぐらいに難解なのに、
賭けられてる対象がえっと意外なものなのが
ゆるくて面白い。

血も流れないし、人も死なないので、
グロさも血生臭くささもなく、ある意味平和な
ところもよかったです。

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地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー
エピローグ

初っ端の『地雷グリコ』カラッと痛快で、
一気に世界観に引っ張り込まれました。

2024/06/23

ゆるだら系女子高生の射守矢真兎 (いもりや・まと)が主人公のギャンブル小説。ギャンブル小説ってあまり読まないな～　真兎のパーソナリティ、完全に好きではないけどいい感じ。作者も本当によく考えたギャンブルだと思います。じゃんけんのグ・リ・コ、坊主めくり、ジャンケン、だるまさんが転んだ、ポーカー。全てで＋αのルールが追加される。淡々と真兎が仕掛けを作り、ラストで相手を撃破する。イカサマ、ハメコミ、グル、何でもありの頭脳戦痛快小説。この本は直木賞候補なんだね。うーん、どうかな？ラストの友人関係は余計だったかな？⑤

https://prizesworld.com/naoki/senpyo/senpyo171.htm　 青崎有吾『地雷グリコ』 麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』、一穂ミチ『ツミデミック』、岩井圭也『われは熊楠』、柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』　うーん。『われは熊楠』のような気がする。