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レーエンデ国物語 の商品レビュー

4

418件のお客様レビュー

  1. 5つ

    135

  2. 4つ

    146

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2023/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

辛かった。 自分はハッピーエンドが好き。頑張ったなら頑張っただけの見返りと、幸せな結末がほしい。 辛いのは嫌。メリバも嫌。 読み進めながら、どうにかならないのかと祈りながらページを捲った。現実も、レーエンデの世界も甘くなかった。 どうか、彼らの世界の別の次元であの頃の幸せが続いていますように。

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2023/11/13

家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と共に、呪われた土地レーエンデ地方へと旅に出た。 古代樹の森のあるレーエンデにすっかり魅了されたユリアは、閉ざされたこの土地を救いたいと願う。 そして琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンと出会った。 ⁡ ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈...

家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と共に、呪われた土地レーエンデ地方へと旅に出た。 古代樹の森のあるレーエンデにすっかり魅了されたユリアは、閉ざされたこの土地を救いたいと願う。 そして琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンと出会った。 ⁡ ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ⁡ 久々のファンタジー小説♪ もうすでに3巻まで出ていて(さらに続くっぽい)その1巻目。 この巻での主人公はユリアであったが、タイトルが「レーエンデ国物語」であるように、話の軸となるのはレーエンデという国みたい。この国が出来るまでの何百年にもわたる壮大なシリーズの様で、1巻ずつ主人公が変わるのかな〜って感じ。 ⁡ 1巻目の感想としては、ファンタジーでもあるけど、恋愛要素も強かった印象。 面白かったし、トリスタンもカッコよかった! 期限の迫った儚い恋はせつなかった。。 だけど、ユリアにはちょっと何でやねん〜って思うとこも多々あってモヤモヤしたな〜。 行けよ〜、と何回思ったか、、(´Д`) そしてなぜユリアがレーエンデの聖母と言われる存在になるのかがちょっとよく分からなかったかな〜。 ⁡ 続き物でまだ序章だと思うので、この先も追い続けてみようと思う。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡

Posted byブクログ

2023/11/12

ページ数は多いですが読んでると世界観に引き込まれ、時間を忘れて読んでしまう程面白かったです。 人間の友情や恋、醜い所や家族の愛等読んでる途中でクスッと笑ってしまったり、目が潤んでしまうようなぐらい良い作品でした。

Posted byブクログ

2023/11/09

読書備忘録777号。 ★★★☆。 ファンタジーです。ラノベです。 素晴らしい世界観です。 個人的にファンタジーとして重要なのは、如何に魅力的な世界観を構築できるかに掛かっていると思っています。 舞台となるのは、西ディコンセ大陸に文明として存在する聖イジョルニ帝国。帝国は12...

読書備忘録777号。 ★★★☆。 ファンタジーです。ラノベです。 素晴らしい世界観です。 個人的にファンタジーとして重要なのは、如何に魅力的な世界観を構築できるかに掛かっていると思っています。 舞台となるのは、西ディコンセ大陸に文明として存在する聖イジョルニ帝国。帝国は12の州と、聖都シャイアがある法皇庁領の13の自治区で構成されている。 レーエンデは北方7州と南方5州プラス法皇庁領の中間に位置し、北を大アーレス山脈、南を小アーレス山脈に囲まれたどの州にも属さない地方。 そこは満月の夜に現れる、幻の海の時化の時に屋外にいると罹る「銀呪病」という不治の病が蔓延する忌み嫌われる世界。 そして古代樹の森、西の森に覆われた世界。 魅力的で良く考えられている世界観です。複数の民族も魅力的です。100点です! 物語は、皇帝不在の聖イジョルニ帝国において帝国を牛耳ろうとする様々な勢力争いの中で、レーエンデの為にすべてを捧げた人々の生き様を描いたものです。 主人公は北方7州の中で、軍事力で抜きんでているシュライヴァ州首長の弟の娘ユリア・シュライヴァと思われる。 しかし、ユリアを守るべく命を捧げたレーエンデの青年トリスタン・ドゥ・エルウィンや、ユリアの父、ヘクトル・シュライヴァの方が目立っている。笑 特に、銀呪病に侵されて余命わずかでありながら、ユリアを愛し、全てを捧げたトリスタンの行動には涙が出るほどです。 ということで、普通に考えれば無条件に★5つなんですが、ファンタジーとして重要な異世界における特殊な能力として描かれのではと思った銀呪病の能力がほとんど描かれなかったこと(★0.5)、ユリアの子(神の子?悪魔の子?)がほぼ描かれなかったこと(★0.5)、ユリアが父の遺志をついで北方7州を併合して北イジョルニ合州国として独立し国の安寧の為に捧げた人生が終章のわずか4Pで記されているだけ(★0.5)、ということで合計★1.5マイナスとなりました。笑 ただ、最後にトリスタンが見た過去と未来が4行。 これが、全5作の残り4作のエピソードなんだろうと思われますので楽しみです。 ①レーエンデの誇りのために戦う女がいた。 ②弾圧と粛清の渦中で希望を歌う男がいた。 ③夜明け前の暗闇に立ち向かう兄と妹がいた。 ④飛び交う銃弾の中、自由を求めて駆け抜ける若者達がいた。 3作刊行済みなので、次行きます!

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2023/11/09

読み終わってからずっと、この物語のこと考えてる。 久しぶりに読んだファンタジーで、こんなに心が揺さぶられるとは思わなかった。 毎日大切に少しずつ読んでいたけれど、最後の150ページは止められずに一気読みした。 苦しくなるくらい、美しい物語でした。

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2023/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても内容の濃いファンタジーでした。近づくようで遠ざかる、トリスタンとユリアにモヤモヤしながら読みましたが、最後は綺麗にまとまりました。 ただ気になったのは、難しい漢字にルビがない、登場人物の口調がラノベっぽい、結局ユリアはマルモアと結婚するのか、距離の単位が独自で分かりにくいなどで、星4つです。 これからの物語も楽しみにしています。

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2023/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

銀呪病からレーエンデを救う為に戦った王女とそれを守る弓兵の愛と国を救う戦い。また次の世代に繋がれていき、レーエンデをより良くする戦いが始まるのをさらに期待でき、次回作も待ち遠しいです

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2023/11/02

体が銀になってしまう呪いを抱えつつも、幻のように美しい荘厳で自然豊かな国「レーエンデ」を愛した人々の物語。 ページをめくる度に、世界に飲み込まれる感覚はまさに幼い頃息をするのも忘れながら毛布に包まってファンタジー小説を読み耽ったものと同じだった。 しかし大人になった今だからこ...

体が銀になってしまう呪いを抱えつつも、幻のように美しい荘厳で自然豊かな国「レーエンデ」を愛した人々の物語。 ページをめくる度に、世界に飲み込まれる感覚はまさに幼い頃息をするのも忘れながら毛布に包まってファンタジー小説を読み耽ったものと同じだった。 しかし大人になった今だからこそ、望んだとおりにはならない現実、その現実と向き合い、どう生きるかという、ただ楽しいだけではない、人生の苦しさをも感じるファンタジーを自分に落とし込みながら楽しむことが出来た。 銀呪という呪いは見た目は美しいが、恐ろしいほど残酷で、登場人物を苦しませる。 しかし、登場人物それぞれが決して下を向くことなく人生を全うする姿に心打たれた。 読み終わった時、まだレーエンデに居るような感覚で私もまたレーエンデに魅せられた1人になった。 1冊でこの満足感。まだ、レーエンデの物語が4冊も読めることに喜びを感じられずにはいられない。 はやくレーエンデに行きたい。

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2023/11/01

話題になっていたファンタジー。表紙の雰囲気にも惹かれて購入。久しぶりに時間を忘れて読み進めたいと思えた物語。 登場人物が魅力的なことはもちろん、情景描写が美しい。いつのまにかレーエンデの世界に惹き込まれてユリアと共にいる気分になれる。 どうかユリアの、トリスタンの願いが叶います...

話題になっていたファンタジー。表紙の雰囲気にも惹かれて購入。久しぶりに時間を忘れて読み進めたいと思えた物語。 登場人物が魅力的なことはもちろん、情景描写が美しい。いつのまにかレーエンデの世界に惹き込まれてユリアと共にいる気分になれる。 どうかユリアの、トリスタンの願いが叶いますように。

Posted byブクログ

2023/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私の大好きなものが詰まった作品でした! 特に大きな盛り上がりが無く進んだように感じでしまいましたが、綺麗なハッピーエンドじゃないところが長い歴史の1部なんだと感じさせられ、本当の史実を読んでいるような気持ちにさせられ私にはドンピシャでした。 私的にはトリスタンとユリアが最後まで同胞で居続けたことが胸熱でした...!!!

Posted byブクログ