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百冊で耕す自由に、なるための読書術 の商品レビュー

4.2

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

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    16

  3. 3つ

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2024/09/06

図書館にあった。 愚直に早く気づくべき本の読み方について書いている気がする。 ここまでやってアウトプットができたらいいなと思うのだがそれは思いすぎだろうか。

Posted byブクログ

2024/09/04

本は1人の時間を過ごすために、ひいては人を愛するために、そして幸せになるために読むものとのこと。 読書方が私と割と似ているところが多く、さらさらっと読んでしまった。 巻末の百冊選書の中でもまだ読んでいない本が多く、また積読が増えそうな予感。

Posted byブクログ

2024/08/24

読むべき本のリストとしては参考になるが、紙へにこだわりなど、著者個人の趣味では?と思った。 たくさん読んでいるわりには、文章から浮かび上がる人間性に魅力を感じられないのはなぜだろう?

Posted byブクログ

2024/08/19

速読の技術について、じっくり精読するべき本と速読する本を分けるべきであるというのがこの本の始まりです。テレビやネット、動画で語られている内容と言うものは、全体の内容に対して非常に遅いのです。現代社会は、今ある時間を何にかけたかで、お金に直結する資本主義社会である。つまり、情報過多...

速読の技術について、じっくり精読するべき本と速読する本を分けるべきであるというのがこの本の始まりです。テレビやネット、動画で語られている内容と言うものは、全体の内容に対して非常に遅いのです。現代社会は、今ある時間を何にかけたかで、お金に直結する資本主義社会である。つまり、情報過多ではなく情報過小状態。 ゆえに、紙の本は速読に最適です。あの有名な芥川龍之介も、伝説の速読化として知られています。では精読と言うのは、その本の空気を味わうためのテクニックです。その本の中の世界に染まるために、アンダーラインやメモ、付箋など私がこの本を歩いたと言う印をつけていくことです。読書本来は痕跡を残すことであるので、音読することも1つの手かもしれない。 この考え方は、例えば勉強の英語学習でも使えます。英語で10,000語を覚えるとなったときに、10,000個も覚えるのかではなく、10,000個だけ覚えるとすれば、明確なゴール設定が可能です。これを読書に例えれば、各ジャンルにおいて一生をかけて2冊持ち合わせると考えれば楽に思いませんか?

Posted byブクログ

2024/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

速読で情報を得るための行為から、遅読で味わい尽くす読書への意義とステップを独特の文体で書いた本。まさに100冊の本の一冊として一生そばに置いておきたい。 ・本棚ひと竿に収まるだけの本しか持たない。 ・自分の問いを明確に表現するための言葉を持ち合わせ、自分の問題意識が鮮明になる行為が読書 ・わからない、が世界を切り拓く ・読書は孤独になるためのレッスン ・難読本に惨敗しないためのレッスン ①目標をはっきりさせる ②読む順番を間違えない ③参考書の影響を恐れない ④メモを作る ⑤音読する ・巻末の推薦図書もとても参考になった!ここから20年で読み尽くしたい。

Posted byブクログ

2024/07/25

三行で撃つ の続編になる読書術の本。 100冊のリストが、秀逸。 これから、少しずつトライしていこうかな。人新生の資本論、金子みすゞ詩集、嵐が丘、など 読んだ本が入っていたのも、 嬉しかった! 同年代だからかな? なんか、 通じるものがあるんだよね、 近藤さんの感覚。

Posted byブクログ

2024/07/06

今まで読んできた読書論の中ではかなり劇薬の部類に入ると思う。今の読書スタイルに満足している人には響きにくいかも。 読書について一家言持つ著者が、とにかく自分の信じる読書スタイルをグイグイ語ってくる。名作は絶対に面白い、と言い切る潔さは好き。

Posted byブクログ

2024/06/25

素晴らしい!紙の本が好きな好きな人間にとって、元気と勇気、このままの自分を肯定させてくれる本。これからも絶対に本棚に置いておくと決めた。 心に残った一文を書いておく。 すべて所願皆妄想なり。所願心に来たらば、妄心迷乱すと知りて、一事をもなすべからず。(徒然草) 他にも心に刺さ...

素晴らしい!紙の本が好きな好きな人間にとって、元気と勇気、このままの自分を肯定させてくれる本。これからも絶対に本棚に置いておくと決めた。 心に残った一文を書いておく。 すべて所願皆妄想なり。所願心に来たらば、妄心迷乱すと知りて、一事をもなすべからず。(徒然草) 他にも心に刺さる引用がいっぱい。 よい本に巡り会えて嬉しい!

Posted byブクログ

2024/06/25

◆現代は情報過多なのではない。情報過少だ。速読できないように、社会は設計されつつある。 ◆速読とは、大局判断のことだ。 ◆読書とは、人が考えているよりもずっと、肉体的な営みだ。 ◆速読力を養う ①音読しないーー視覚で読む ②漢字だけ追うーー日本語という利器を生かす ③段落読...

◆現代は情報過多なのではない。情報過少だ。速読できないように、社会は設計されつつある。 ◆速読とは、大局判断のことだ。 ◆読書とは、人が考えているよりもずっと、肉体的な営みだ。 ◆速読力を養う ①音読しないーー視覚で読む ②漢字だけ追うーー日本語という利器を生かす ③段落読みーー眺めると見える景色 ④探し読みーー問題意識の自覚 ⑤同時並行読みーーすきま時間で読む →15分ずつ、多ジャンルを ◆小説を読むという行為は、かなりヘンなことだということは、自覚したほうがいい。いい年をして、われわれがお話を欲するのはなぜか。それは、文章そのものを味わうからだ。 ◆生きるとは、本といた季節の記憶。 ◆ 「自分の好み」が変わっていくのでなければ、読書なんてなんのためだ、と思う。自分の好みが増える、好みの層が厚くなる。 自分が変えられる。わたしにとっては、それが読書の最大の目的だ。 自由に読むのは、自由のようでいてそうではない。ちっぽけな”自分”に隷属している。 ◆ ひとりきりでいられるということ、孤独に耐えられるということ。それは、強くなることである。人は、強くなければ人を愛せない。人を愛せなければ、生きている資格がない。

Posted byブクログ

2024/06/24

読書という営みに持てる気高さを教えてくれる。 めまぐるしく加速する資本主義とインターネットの発達に囲われる現代社会で、読書という行為が持つ意義や孤独さと美しさを学べる。 一生側に置いておきたい一冊。

Posted byブクログ