百冊で耕す自由に、なるための読書術 の商品レビュー
名文記者の読書法。 第1章から11章のA面・B面となっている各章のサブタイトルは以下。 速読の技術/遅読の作法、 本を買う/本を借りる、 理想の積ん読/狂気の積読、 「分る」読書/「分からない」読書、 批判して読む/憑依あsれて読む 私が選ぶ/先人が選ぶ 孤独の読書...
名文記者の読書法。 第1章から11章のA面・B面となっている各章のサブタイトルは以下。 速読の技術/遅読の作法、 本を買う/本を借りる、 理想の積ん読/狂気の積読、 「分る」読書/「分からない」読書、 批判して読む/憑依あsれて読む 私が選ぶ/先人が選ぶ 孤独の読書/みんなの読書 あわいの娯楽/挑むべき修業 読むことは相さえっること/読むことは愛するということ 母語でじゅうぶん/原書にあたってこそ 抜き書き帳/暗唱カード ”<沈着><油断><自発>ーーー読書の三大実益”、 ”読書とは、問いを、自分で言葉にできるようにする、遠回りの、しかし確実なトレーニング”、 ”偏食読書の本質とは、自分の興味がふかくなっていくこと”、 ”幸せな人とは、本を読む人のこと” : 私も、【百冊読書家】を目指したい。
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心の中で音読するなはぜひ身につけたい ゆっくり丁寧に読まなくても自分にとって重要な文章は目に止まるっていうのは納得 本は基本的に冗長だと日々思っているので不要そうな文章はもっとサラッと飛ばして良い フロムの引用があったのは個人的にテンション上がった 読書は浪費
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これまで多くの人々が読書に捧げてきた時間の価値を言葉にする。すべての読書を愛する人を肯定する、素晴らしい本だと思う。
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読書は好きではなかった。読書好きな兄弟と比べられてきた。親に対する反抗だったかもしれない。 この本に出会えてよかった。最初はかっこつけの読んでるフリでもいいから、プライドを持って本を読みたい。考え続けたい。
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本を読むことは孤独に対する耐性が出来ること。 本を読んでいる時は一人で読むものだから、寂しい等とは微塵も思わない。 逆に周りに人が居たとしても本を読んでいたら、集中するためか周りのことも一切気にならない。 この本を読んでとてもわかりやすい表現だったのが、本は聴覚ではなく、視覚。...
本を読むことは孤独に対する耐性が出来ること。 本を読んでいる時は一人で読むものだから、寂しい等とは微塵も思わない。 逆に周りに人が居たとしても本を読んでいたら、集中するためか周りのことも一切気にならない。 この本を読んでとてもわかりやすい表現だったのが、本は聴覚ではなく、視覚。 文字を〈読む〉のではなく〈見る〉という言葉に衝撃を受けた。 読書法の本は、これまでいくらか読んできたが今回のように自分でハッキリと認識出来たことはなかったように思う。 新しい視点を得ることが出来て本当にラッキーだった。 これからは今回の本で得たことを自分の行動として積み重ねていきたい。
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遅読、速度など、色々な読書法があり、電子書籍でもあてはまる。 著者のプロフィールから、高尚な話メインと思いつつ、そうで無い赤裸々な話もあり興味深い 遅読も速読もなんだし、読書を一つの価値観にしたい人にはおすすめ。
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「読書なんて人それぞれ。勝手に楽しめばいい。」 そうなんだよな。でも、私はもっと楽しむ方法が知りたかったんだ。 私は、本が好き。本をもっと深く読めるようになりたい。読書を通して、より「いい感じの人」になりたい。 この本が、どうか、私の読書人生の転機となりますように。 --...
「読書なんて人それぞれ。勝手に楽しめばいい。」 そうなんだよな。でも、私はもっと楽しむ方法が知りたかったんだ。 私は、本が好き。本をもっと深く読めるようになりたい。読書を通して、より「いい感じの人」になりたい。 この本が、どうか、私の読書人生の転機となりますように。 --------------- 「そもそも『自分の好み』が変わっていくのでなければ、読書なんて何のためだ、と思う。自分の好みが増える、好みの層が厚くなる。 自分が変えられる。わたしにとっては、それが読書の最大の目的だ。」 「本を読むのは、『分かりたいから』だ。世界を、人間を、分かりたい。他者の気持ちに、感情に、接近したい。」 「世の中に邪魔にされ、うちひしがれ、消え入りそうになったとき。本を広げる。べつに読んでいない。ふりしてるだけ。でも、ちょっと、プライドを取り戻す。」 「『きみはきみのままでいい』わけが、あるはずない。なにかしらいまの自分に満足していない。変わりたい。そういう内的な渇望のある人こそ、本を読む。」 ---------------
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とてもためになることばかりでした。共感も多いけどもちろん先を行かれてるので大変参考になり、こちらを百冊読書に加えて、自分ノートに書き写そうと思います。図書館で借りたので汚せなかったので買います。
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何だろう、著者と読書のスタイルもスタンスも一致しないのだが、それで良いと思うし、その違いも含めて純粋に楽しかった。この本を読むことが、楽しい時間だった。「読書好き」を共通点として、〝オレの読書論“に触れる。アメトークの読書好き芸人みたいでもあるし、文学的に言えば、枕草子みたいに、...
何だろう、著者と読書のスタイルもスタンスも一致しないのだが、それで良いと思うし、その違いも含めて純粋に楽しかった。この本を読むことが、楽しい時間だった。「読書好き」を共通点として、〝オレの読書論“に触れる。アメトークの読書好き芸人みたいでもあるし、文学的に言えば、枕草子みたいに、速読も遅読も趣き深く、酒を飲みながらLP聴いての読書はいとおかし、という主張本なのだ。 正解の無い私感、自己主張の中に、そうした楽しみ方もあるかとか、こだわり、そんな考え方をしているのか、という発見がある。本から会得した語彙力は感情を言語化する能力を高めるので、人に安心感を与えるとか、外国語で日本文学を読む事で解釈を得るとか。 私にとっては読書は生活の大半を占める行為だから、今更、努力を要するものではなくて、それは待ち時間や移動時間、コーヒーを飲む時間と共にあり、テレビや交友やネットの時間を削ってでも得たいという至福の時間だから、それを苦行として考えたことはない。だけど、頑張って読書をする人には、そのモチベーションが上がる本になるのではなかろうか。ちなみに、何が一番好きな本かと問われると答える事は不可能だが、最も好きな読書のスタイル、というのは幾つか思い浮かぶ。夜行列車や夜間の国際線、雪国の暖炉前、年末年始のスカスカの山手線、夏のキャンプ場など。
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新たに読書が趣味だと言えるくらいまで、読むことに没頭できるようになってきました。そんな自分の背中を押して、本の世界へ飛び込ませてるくれるような一冊。これから本を読んでいきたいなと思っている人(つまり自分なのですが)にぴったりだなと思いました。
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