百冊で耕す自由に、なるための読書術 の商品レビュー
新たに読書が趣味だと言えるくらいまで、読むことに没頭できるようになってきました。そんな自分の背中を押して、本の世界へ飛び込ませてるくれるような一冊。これから本を読んでいきたいなと思っている人(つまり自分なのですが)にぴったりだなと思いました。
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・難しい、難解な教養本を読みたいと思わせてくれる ・実際教養に根ざした著者の読書術本は、単なる読書術本よりも面白い ・今後自分が色々書いていく上でそういう基礎的な教養はやはり必要 ・いつか推薦読書リストなどを活用してチャレンジしたい ・本を読むとは人を信じる 人類を信じるという...
・難しい、難解な教養本を読みたいと思わせてくれる ・実際教養に根ざした著者の読書術本は、単なる読書術本よりも面白い ・今後自分が色々書いていく上でそういう基礎的な教養はやはり必要 ・いつか推薦読書リストなどを活用してチャレンジしたい ・本を読むとは人を信じる 人類を信じるということ 難しい本ほど特にそういう信じる気持ちが必要 名作には名作になるだけの理由がある そういうのを信じる 信じて、我慢する力を持つ ・支配から抜け出すには自発性が一番 自発的な人間は何をするかわからない その予測不可能性が支配する側には恐怖 そして読書するとは極めて自発的な行動 ・内容が分からなくても良い 大事なのは分からなくても読むべき本を選ぶこと ・優しい文章というものは存在しない それは分かる範囲で読んでしまっているだけ わからないことを読むということは本来大変なこと ・自分がいいと思った作者がいたら徹底して読み込む 創作ノートとかも そうやって憑依して、他の人に移って、そうしてオリジナリティが生まれる ・ハマる感覚を大事にする。 ハマってどんどん深ぼっていく感覚を持つ その際に同じところをぐるぐるするのではなく、深ぼっていくことが大事 ・古典は難しくて当然 ガイドなしに読むのはエベレストに無防備に登るようなもの なのでガイド本を徹底的に活用する ・本を読む人間には一定の担保がある 識字能力、忍耐、思考力、集中力、想像力
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久しぶりの読書本 読書を始めたての頃は何冊か読書本を読んでは、ほとんど知らない本が並べ立てられたり、いちいち手法にほうほうと思っていたけれど、あれから500冊ほど読んで久しぶりの読書本。 それなりによかった まだ読書リスト全部読んでいるわけでもないけれど、読んできた古典名作も...
久しぶりの読書本 読書を始めたての頃は何冊か読書本を読んでは、ほとんど知らない本が並べ立てられたり、いちいち手法にほうほうと思っていたけれど、あれから500冊ほど読んで久しぶりの読書本。 それなりによかった まだ読書リスト全部読んでいるわけでもないけれど、読んできた古典名作もあること。改めて眺めたら自分の成長を感じられた。 読書法はうん、そうだ がほとんどだけど、新たにこうしてみよう! という発見もあった、だから読んで良かった
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『三行で撃つ』より一般向け、読書術の本 つまみ読み程度だが参考になる部分が多い 併読によってジャンルの偏りを無くすとか
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自分の理解力が無さすぎて難しすぎた。 中には分かる箇所もあったが実践するには 到底気力体力が要ると感じた。本好きな人が 極めた先という感じ。
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p19 読者、視聴者の時間を奪っているのが現代だ。時間が、カネに直結する社会。だから、ふつう言われているように、現代は情報過多なのではない。情報過少だ。速読できないように、社会は設計されつつある p23 三上章 「象は鼻が長い」 p42 本棚の背表紙というのは、その人の脳を...
p19 読者、視聴者の時間を奪っているのが現代だ。時間が、カネに直結する社会。だから、ふつう言われているように、現代は情報過多なのではない。情報過少だ。速読できないように、社会は設計されつつある p23 三上章 「象は鼻が長い」 p42 本棚の背表紙というのは、その人の脳を見せているようなものだ p44 本棚ひとさおに収まる本しかもたないときめる 古典的な価値のある本はむしろ、文庫になっている p52 読書の本質とは、自分が予想していないもの、期待していなかった出来事、場合によっては望んでいなかった事件と、イレギュラーに出会うことだ p56 新聞の書評欄 時間も、カネも、人手もかけて作られている。「わたしのために」下読みをしてくれているのである p59 都立図書館が二館ある 麻布、有栖川公園にある都立図書館 館外貸し出しはしていない p60 一年前の書評は意外な盲点 p143 古典ばかりを、がまんして読む。10冊も読み通せば、眼ができる p146 加藤周一 日本文学史序説 加藤典洋 小説の未来 p150 岩波ジュニア新書 これだけは読んでおきたい 科学の10冊 p150 社会科学のリストは、時代の古いのから新しいのに向けて順に読んでいく 哲学とは哲学史のことである p153 日本文学のリストは、新しい方から古いものにさかのぼるのがいい 1p59 ソーシャルなネットワークなどは幻想だ。あれが、企業がカネもうけをしているだけだ。いいねやリツイートの数で、まるで自分が承認されたように錯覚する。そうした幻覚を利用した21世紀のドラッグがSNSだ p164 強い人とは、与える人のことだ。報いられることを求めない人のことだ。迫害されても、自分の人生を愛する。そのためには、ひとりきりでいることに慣れる p202 ウィトゲンシュタイン 語り得ぬものについては、人は沈黙しなければならない p2211 なにが面白く、どこに感動したのか、考え抜いて、自分だけの言葉にして書いてみる p226 SNSやツイッターで炎上しているうちは甘い。黙殺されてこそ一人前だ。本を読むことは不良になること。本を読んでいれば、友達もいらない。恋人もいらない。 そしていらないと超然としているところに、友は現れる。世の中、そういうふうにできている p228 勉強には2つの特性がある 勉強には終わりがない。勉強は目的がわからない p240 原書の読書 どうして読めるようになったか。ひとつコツがある。いやひとつしかない。やめないこと ;243 出版社アルク 究極の英単語 4分冊 最上級の第4巻は後回し 一万語だけ覚える p245 馴染みの日本語作家の本を英語訳で読む p268 たとえ稚拙な感想でもいい。当時、何を考え、何を悩み、その本をどう読んだか。その痕跡があってほしかった。読書とは痕跡だ 読書とは浪費のことだ。役に立たない人生の浪費(濫費)が読書だ。そして本当の宝は、濫費の末にしか手に入れられないことを、これは大人になって知った p272 感性を養う。情報のストックに意味はない 逆に意識して育まなければならないのが、感情、感性、思考だ。 言うまでもない、AIのためである 人間とは常識をもって、その局面局面で、前後の文脈を判断して、ゲームに参加する。そういう生き物だ p274 抜書は、この感情を育てている。感性を鍛えている。思考を強靭化している。それが、常識を得るということの本質だから。
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読書術を称する本の中では圧倒的に良かった。ただの How to本ではない。読書という行為に対してここまで多角的に語れるものかと思わせる。速読法なんてのは序の口で、遅読、英語で読む、第二外国語で読むなど、常識的にはそこまでやるのは難しいだろうと思われることが多々書かれているが、これ...
読書術を称する本の中では圧倒的に良かった。ただの How to本ではない。読書という行為に対してここまで多角的に語れるものかと思わせる。速読法なんてのは序の口で、遅読、英語で読む、第二外国語で読むなど、常識的にはそこまでやるのは難しいだろうと思われることが多々書かれているが、これも著者の圧倒的な蓄積からくる挑戦状なのだろう。著者の内面や思想がチラホラ出てくるのもまた良い。巻末の百冊リストも圧巻。一つでも真似できることがあれば儲けもの。そう思うくらい清々しい読後感がある。
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読書に慣れていない自分からすると、読書は難しくてとっつき難いイメージがあった。 しかし、この本を読み、読書のイメージが変わり、もっとラフに読んでいいし、こっちの線を引くなど、受け身にならない読書があることを知った。 そのおかげで、読んでて飽きないし、読んだ後の消化の仕方まで納得し...
読書に慣れていない自分からすると、読書は難しくてとっつき難いイメージがあった。 しかし、この本を読み、読書のイメージが変わり、もっとラフに読んでいいし、こっちの線を引くなど、受け身にならない読書があることを知った。 そのおかげで、読んでて飽きないし、読んだ後の消化の仕方まで納得して読書ができると思った。
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映画と同じで楽しいから読むでいい。いまさら読書指南術でもあるまいと思いながら手にする。“なるほど”から“耳に痛い指摘”まで。幾つになっても時には、この手の本も必要か。「なぜ本だけは読めたのだろう。ひとつだけ確かなことがある。本が薄味だからだ。押し付けがないからだ」「一年前の書評チ...
映画と同じで楽しいから読むでいい。いまさら読書指南術でもあるまいと思いながら手にする。“なるほど”から“耳に痛い指摘”まで。幾つになっても時には、この手の本も必要か。「なぜ本だけは読めたのだろう。ひとつだけ確かなことがある。本が薄味だからだ。押し付けがないからだ」「一年前の書評チェック」「1日15分ずつ4冊以上の本を同時並行して読んでいく」3冊まではやっていたが…。「日本の古本屋」ネットチェック。「記憶すればするだけ必ずキャッシュは増える。年ではなく記憶しないと記憶出来ない」文学作品を読む効用は「世の中の常識とされていること、あたりまえと受け入れられている前提を疑ってかかる」こと。「本は糸だ。人を、世界につなぐ、かすかな機縁だ」近藤サン、天草でもサツ回りしてるんだ、サラリーマンだから当然と言えば当然だが…
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『百冊で耕す』本のタイトルに惹かれて手にとる。 なかなかの本です。 自分を高みに向かわせる為には...みたいな本の読み方?その具体的な方法とお勧めの本が載っている。 興味深い内容です。 常に本棚に百冊の本を... 本は常に入れ替えられて当然入れ替わらずに鎮座する本もある。本との...
『百冊で耕す』本のタイトルに惹かれて手にとる。 なかなかの本です。 自分を高みに向かわせる為には...みたいな本の読み方?その具体的な方法とお勧めの本が載っている。 興味深い内容です。 常に本棚に百冊の本を... 本は常に入れ替えられて当然入れ替わらずに鎮座する本もある。本との対峙の仕方... それはとても興味深く、著者の読書量にも感服した。 自分の百冊本棚を作ろうと思った。 そして、この本を指南書としたいと思う。 今まで古典はほとんど読んでいない...けれど古典も読んでみようと思う。 人間としての感覚を身につけたいと思う、本を耕せ、自分を耕せ、人生を耕せということだ。 いつもは専ら図書館派だけど、この本はネット通販じゃなくて本屋に行って買いたいと思った一冊。 出会って最高!
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