音楽は自由にする の商品レビュー
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とても良かった。 大好きな音楽家。 好きな曲は数知れず。 生い立ち、成長するにあたって考え方。名曲の歴史、YMOの話、音楽だけでなく、考え方、 個人的にはjazzにも造詣が深い話も良かった。 コルトレーンが1番好きだったのは驚き。
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嫉妬したくなるくらいに刺激的な人生。出てくる人の数と名前がすごい。僕がもしこの時代を生きていたらどんな人生を歩んだかなぁなんてことをつい考えてしまいました。特に若い頃の話は読んでいて、とても高揚した。
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良すぎた 聴くだけ聴いといて、その人の本日を知らない人間だなと最近自覚し、この偉大な方はどんな人生を送ってきたのだろう、というところまで興味を持つように(もしくは持とうと)している 音楽を生け花に例えているところ、グッときました
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なかなか時間が取れず、ものすごく長い時間をかけて読み終わった。坂本龍一の自伝に近い本。戦場のメリークリスマスでの演技、音楽で衝撃を受けて以来、音楽にどハマりした。亡くなったことをお聞きし、人生観を知りたいと思い、この本を手にした。まさか自分が心地よいと思って好んで聞いていたドビュ...
なかなか時間が取れず、ものすごく長い時間をかけて読み終わった。坂本龍一の自伝に近い本。戦場のメリークリスマスでの演技、音楽で衝撃を受けて以来、音楽にどハマりした。亡くなったことをお聞きし、人生観を知りたいと思い、この本を手にした。まさか自分が心地よいと思って好んで聞いていたドビュッシーに坂本龍一も陶酔していたと知り、ますます好きになった。目の前のことを全力で楽しみつつも、自分の活動と人とのつながり、ひいては世界とのつながりを強く意識して活動する彼の姿勢には学ぶことが非常に多い。もっと彼について知りたい気持ちが高まった。
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久々に、ゆっくりと本を読めた。音楽というものに向き合ってみたくなる、というか、自然に、なんとなく触れたくなる、というか、不思議な感覚。この消化できない、言語にできない感覚が、まるで音楽みたいな。
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2026年最初に読んだ本。 とてもよかった。 2023年に亡くなった坂本龍一さんの語り下ろしの自伝。 雑誌『エンジン』に連載されたインタビュー記事がもとになっているとのこと。 単行本となったのは2009年初め。 インタビュー自体はそれより前。 坂本さんはまだ50代? 震災の後の...
2026年最初に読んだ本。 とてもよかった。 2023年に亡くなった坂本龍一さんの語り下ろしの自伝。 雑誌『エンジン』に連載されたインタビュー記事がもとになっているとのこと。 単行本となったのは2009年初め。 インタビュー自体はそれより前。 坂本さんはまだ50代? 震災の後の活動などは含まれていない。 タイトルのことで、戸惑う。 「音楽は自由にする」ってどういうこと? 自由に音楽をするのか、音楽が人を自由にするのか? タイトルをよく見たら「Musik Macht Frei」とある。 後者か。 しかし、複数の意味に開かれているところが、この人の生き方にふさわしい気がする。 幼稚園時代、ピアノと出会ったころのことから語り起される。 ピアノのレッスンは嫌い、パッと弾けない曲はいつまでたっても弾けるようにならないから、という。 小学校の頃からバッハが好き、ドビュッシーに衝撃を受け、ビートルズもストーンズにも親しむ。 もっと印象的なエピソードは、「将来何になりたい?」という質問に、「ない」と答えていたこと。 小さい時から、個性がはっきりしている。 しかも、それがつぶされることがなかったことがすごい。 そういう時代だったんだ、と思うのが、学生運動との関わり。 絶対不合格と言われ発奮して受けた新宿高校に合格。 高校時代はジャズ喫茶めぐりと学生運動に明け暮れる。 体制への批判、反抗といった硬派な一面がありながら、モテたい気持ちや、カッコよさは重視。 坂本さんの人柄の魅力が伝わってくる。 松本民之助さんの下で作曲の勉強は続け、高1の時、高校のOBである池辺普一郎さんに相談に行くと、「今の段階で藝大に受かるよ」とのお墨付きを得る。 一方で西洋音楽に絶望し、「解体するために進学する」。 ご本人いわく、「巻きこまれ体質」。 YMOも、映画出演も、環境運動も。 しかし、それはやはり坂本さんの吸引力と、関わったものは放っておけない気質(「妙な男気」とでも言えばいいのか…?)によるものと思われた。 矢野顕子さんとの結婚も、彼女のような天才を不幸な結婚から救うため、だったとは。 「巻きこまれ体質」という消極的な言い方にそぐわないほど、エネルギッシュで濃い人生。 71年間、お疲れさまでした。
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わからないものはわからない、でいい、わかろうと努力すれば、わからないなりにわかることもある、そしてそれは、初めからわかる人にはわからないことだろうと思う。これを読む前と、読んでいる間と、読み終わった後とで、坂本龍一やYMOの鳴らす音楽の聴こえ方がまるで変わる。 坂本龍一の言葉は...
わからないものはわからない、でいい、わかろうと努力すれば、わからないなりにわかることもある、そしてそれは、初めからわかる人にはわからないことだろうと思う。これを読む前と、読んでいる間と、読み終わった後とで、坂本龍一やYMOの鳴らす音楽の聴こえ方がまるで変わる。 坂本龍一の言葉は、何かを強要しない。共感を求めない。音楽が持つまさにその自由さを、最も深く理解して、体現している。 音楽は流れるという。音楽に乗るという。時代や場所や人の間を、自在にゆらゆらと流れていく音楽に、身体の力を抜いて上手く乗ることができたなら、そうだ、音楽は自由にするのだ。
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坂本龍一さんが自身の半生を語る 出てくる人物名の9割分からなかったけど面白かった 世の中知らないことに満ちすぎているな 人生はエゴと制約の葛藤なのかもしれない 坂本龍一さんの人生と照らし合わせるのはおこがましすぎるけども 俯瞰から徐々に熱を帯びて主観的になっていくのがいい ...
坂本龍一さんが自身の半生を語る 出てくる人物名の9割分からなかったけど面白かった 世の中知らないことに満ちすぎているな 人生はエゴと制約の葛藤なのかもしれない 坂本龍一さんの人生と照らし合わせるのはおこがましすぎるけども 俯瞰から徐々に熱を帯びて主観的になっていくのがいい 歳をとってよかった、若さなんていいもんじゃないという言葉が残った
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坂本龍一氏が雑誌の連載でインタビューに答えながら来歴を語ったものを集めた本。 出版のタイミングの関係で、亡くなるまでではなく2000年代の初頭くらいまで。 小生の父親世代ではないけれど、20年以上歳上なので、なかなか違う時代である。 ご存知の向きも多いが、坂本氏はかなり学生運動に傾倒していた方で、その周辺の登場人物とか、時代の雰囲気とか、読んでいても、なんとかついていけるかどうか、という感じである。 それくらい、独特な世界観の時代だったわけだが、娘が読んでも肌感覚としては伝わらないだろうなぁ、という印象。 個人的に面白かったのは、幼少期に経験した「点」と「点」がつながっていく様だったり、同じく映画に関わるようになっていった流れ。 あぁそこで作曲をやって、それがこうなって・・・というのが非常に興味深かった。 ガリガリピアノをやっていたわけではないけれど、勉強もそんなに頑張っていたふうではないけれど、それでもやっぱり芸大一発合格なんだなぁ。 そんなことも考える。 もちろん娘の進路も頭の片隅におきながら・・・。 あんまり有名な本でもないけれど、興味のある方は読んでみては。
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正直、有名な曲しか知らないのですが、 なんか知的でカッコイイな、というのが、 この本からも感じました。
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