それでも旅に出るカフェ の商品レビュー
鳥のケーキやブレッドケーキなと食べてみたい物がたくさん! でも全体的にはちょっと重く今の気分ではなかった。、円が高見にハッキリと言ってスッキリした
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リャージェンカにタンユェン、ブレッドクリームケーキ、鳥のミルクなどなど、前作に引き続き、今作も世界の知らない食べ物、飲み物がたくさん登場してわくわくした。 それらの料理についてや、発祥した国のことを円が教えてくれるのも楽しい。 こんなカフェが近くにあって楽しめる瑛子が羨ましい。 ...
リャージェンカにタンユェン、ブレッドクリームケーキ、鳥のミルクなどなど、前作に引き続き、今作も世界の知らない食べ物、飲み物がたくさん登場してわくわくした。 それらの料理についてや、発祥した国のことを円が教えてくれるのも楽しい。 こんなカフェが近くにあって楽しめる瑛子が羨ましい。 それぞれのお話の結末がはっきりと書かれてはないが、それがカフェの常連、店員と同じ目線で話を追っているような感覚で読めるので、嫌な感じはない。 コロナやウクライナ侵攻など、今の私達と同じ時代を生き、制限のある生活を送っていた登場人物達。 そんな中でも異国の料理から文化を楽しみ、人と人とのやり取りで心境や行動に変化が生まれる感じに、元気をもらえる1冊だった。
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コロナ禍のなかで、人間関係や自らの在りように不安を抱きつつ、ひとり暮らしをしている瑛子の視点で語られる物語。かつての職場の後輩・円が近所で始めたカフェ・ルーズで、円が世界を旅して味わってきたおいしいスイーツや料理を愉しんでいる。身の回りの違和感や困りごとについて、円が自分の身に寄...
コロナ禍のなかで、人間関係や自らの在りように不安を抱きつつ、ひとり暮らしをしている瑛子の視点で語られる物語。かつての職場の後輩・円が近所で始めたカフェ・ルーズで、円が世界を旅して味わってきたおいしいスイーツや料理を愉しんでいる。身の回りの違和感や困りごとについて、円が自分の身に寄せて考え、思いを伝えることによって、新たな一歩まを踏み出すきっかけを得たり、わだかまりが解けたりするのが、見ていて優しい気持ちになれる。人は誰もが、それぞれの屈託を抱えて生きているが、少しだけやわらかい気持ちになれるやさしいミステリである。
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『ときどき旅に出るカフェ』の続編。 店主の円が旅先で出会った、世界中の珍しいメニューが名物の〈カフェ・ルーズ〉を巡る、連作10話が収録されています。 世はコロナ禍。主人公・瑛子もテレワークをしていたり、〈カフェ・ルーズ〉も一時期は店舗営業を休業し、キッチンカーやお菓子のネット...
『ときどき旅に出るカフェ』の続編。 店主の円が旅先で出会った、世界中の珍しいメニューが名物の〈カフェ・ルーズ〉を巡る、連作10話が収録されています。 世はコロナ禍。主人公・瑛子もテレワークをしていたり、〈カフェ・ルーズ〉も一時期は店舗営業を休業し、キッチンカーやお菓子のネット販売をするなど営業方法を変えざるをえない状況になったりと、コロナの影響を受けている模様です。 とはいえ、第二話から店舗も再開されて何よりでした。 今回は、上記のようなコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻といった社会全体を覆う暗雲の中で、皆が抱える日常のモヤモヤが描かれています。 今回は全体的に、“女性特有の生きづらさ”といった内容が多かったような印象を受けました。 近藤さんは、その辺の誰もが抱えている“心のしこり”を言語化するのがとても上手で、例えば第七話「あなたの知らない寿司」での、円が言った「働いていても、働いていなくても、結婚していても、結構していなくても、わたしたちはなにかが足りないと思わされてきている」という台詞には“確かに!”と頷けるものがありました。 と、まぁ内容的にはモヤっとする展開ですが、各話に登場するスイーツ&料理は前作同様、とっても美味しそうなので、これでギリギリ相殺(?)されているかな・・と思っていたのですが、第八話「抵抗のクレイナ」の終わり頃で“マンスプ男”が出てきてから〈カフェ・ルーズ〉に向けられた悪意が不穏で、ちょっと心配な展開になりました。 因みに、“マンスプレイニング”って、ほとんどの女性が経験していると思いますが、あまりに日常的なのでどうでもよくなっちゃっているところありますよね。 ですので、円がそこをキッパリと指摘していたのは胸がすく思いがしました。 そういえば、第四話「湖のクリームケーキ」で、お姉さんを心配してフランスに旅立った妹さん、あれからどうなったのかなぁ・・。 と、〈カフェ・ルーズ〉の今後も含めて色々気になる終わり方だったので、是非続きの方、よろしくお願いいたします~。
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続編も楽しんで読めた。 海外のお菓子を調べながら、味を想像しながら読むのが本当に楽しい。 私も作ってみたい。 こんなカフェがあったら私も通う。
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前作が良かったから、次作が出てとっても嬉しい。 舞台はコロナ禍でカフェも休業し、自宅勤務が行われている。 女性がお店をすることの困難さが描かれていて、それを円が毅然と対応した所がカッコよかった。
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家の近くにこんなカフェがあったら、絶対に通うなあ。旅に行けなくても、少しの間旅に出られるかもしれない。
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おいしそうなカフェ飯やスイーツも出てくるけど、 こんなに女性の生きにくさをテーマにしてたか? いやまあ、前作もしてたか。 優しい話ではない。でも、これが現実か。
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全体的に女性特有の不平不満が満載で、食がメインの物語ではなくなっているのが残念。 気持ちは解らなくはないが度が過ぎると何だか読む気が失せる。 後、僕も珈琲が大好きなのでカフェも行くがこうも頻繁にカフェに通えるものかな?
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色々な国のご飯やスイーツを出すカフェ・ルーズ 私も行ってみたい。 瑛子と円のお互い気遣いながら、べったりとしない関係もいいなあ、作中にもあるとりあえず相手のご機嫌取りのための会話とか、言っても言われても無駄に消耗する感じから、私も開放されたい。
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