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それでも旅に出るカフェ の商品レビュー

3.8

165件のお客様レビュー

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2023/04/29

あ、これ、シリーズものになった?ここに出てくる登場人物が好きだったので嬉しく思いました。 今回はコロナ禍でのお話し。そして、マジョリティとマイノリティの不公平感を語っている。 少数派であっても自分を曲げない葛井円がとてもいい! 色んな国の家庭に伝わるお菓子も美味しそうに描かれてい...

あ、これ、シリーズものになった?ここに出てくる登場人物が好きだったので嬉しく思いました。 今回はコロナ禍でのお話し。そして、マジョリティとマイノリティの不公平感を語っている。 少数派であっても自分を曲げない葛井円がとてもいい! 色んな国の家庭に伝わるお菓子も美味しそうに描かれていて食べてみたい!と、思ってしまいます。

Posted byブクログ

2023/04/29

大好きな作品の続編。 同僚の名前が間違っていたり、瑛子が円に話しかける時、敬語だったりタメ口だったり…気になってしまう…!

Posted byブクログ

2023/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな「旅に出るカフェ」の続編が出ると聞いてうっきうきで本屋さんへ。 練乳の入ったベトナムコーヒー、台湾式レモンティー、オーストリアのアルムドゥドラー、イスラエルのファラフェルサンド……! 今回も世界中の美味しいメニューが出てきてわくわくしっぱなし。 その国々の土地や気温、生活様式によって味付や好まれるお菓子が変わっているなど、豆知識も知れてとっても楽しい。 初めて聞く食べ物ばかりで検索しては涎をたらし、検索してはお腹を鳴らし…でページが進まない! 表紙にもなっているスロベニアのブレッドクリームケーキがとっても魅力的。はぁ、食べてみたいなぁ。 「カフェ・ルーズ」のようなお店がうちの近所にもあればいいのに…!と心から思う。 そんなカフェ・ルーズにもコロナ禍の影響が。 コロナ蔓延直後の、あの息苦しくて、何をするにも後ろめたさを抱いてしまうような暗い雰囲気を思い出す。 飲食店に降り掛かった理不尽さや大変さ、心許なさを改めて思い知る。 コロナの他にも、ウクライナ侵攻などの話題も盛り込まれていて、何だか暗い時世だな、と少し沈んだ気持ちに。 結婚やジェンダー、宗教などにも触れていて、「今の時代を生きていくということ」を考えさせられたな。 ⚫「働いていても、働いていなくても、結婚していても、結婚していなくても、わたしたちはなにかが足りないと思わされてきている。」 ⚫「分断されているんです。結婚した人も、結婚していない人も、専業主婦と、外で働く人も、子供がいる人も、いない人も、それぞれの苦労があるのに、なぜかそこに社会という大きな壁が立ちはだかって、お互いが理解できなくなっているんだと思います」 色んな生き方が認められるようになったからこその悩み。 円の真っ直ぐさが眩しい。 続編もとっても好きだったなぁ。幸せ。 また一巻を読み返そうかな。世界のお菓子も調べたい!

Posted byブクログ

2023/04/24

世界のいろんな珍しいスイーツが魅力の「カフェ・ルーズ」。 主人公瑛子の元同僚である円が店主である、世界へ旅に出たような気分になれるカフェ。 コロナ禍で日常が日常でなくなり、様々な変化を余儀なくされ、カフェ・ルーズも例外なくその影響を受け休業していた。 カフェ・ルーズの再開とともに...

世界のいろんな珍しいスイーツが魅力の「カフェ・ルーズ」。 主人公瑛子の元同僚である円が店主である、世界へ旅に出たような気分になれるカフェ。 コロナ禍で日常が日常でなくなり、様々な変化を余儀なくされ、カフェ・ルーズも例外なくその影響を受け休業していた。 カフェ・ルーズの再開とともにまたいろんなお客がお店に集まってくる。 前作よりも人間関係の輪が外へ広がったような感じ。 相変わらずカフェは居心地がよさそうで、円が作る様々な食べ物によだれが出そう。 #読書記録 #近藤史恵 #それでも旅に出るカフェ #ときどき旅に出るカフェ #双葉社

Posted byブクログ

2023/07/05

店主の円が海外で出会った珍しいスイーツが 名物のカフェ・ルーズ。コロナ禍に負けじと 営業を続ける店に集まるのは”事情”を抱えた 客たちで…。読めば旅に出られる”おいしい” 連作短編集。

Posted byブクログ