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街とその不確かな壁 の商品レビュー

3.9

535件のお客様レビュー

  1. 5つ

    147

  2. 4つ

    192

  3. 3つ

    117

  4. 2つ

    32

  5. 1つ

    7

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2024/05/23

今まで読んだ村上作品の中でたぶん1番好き。私自身も変化のない生き方を望んでいるのかもと思える程、読んでいて心地よく楽しかった。情景が自然と目に浮かぶ文章も最高、あとがきも最高。

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2024/05/20

村上春樹の本を読んで、あんまりだなぁ。って思ったの初めてだ この人の本は、日常から非日常への飛躍、広がりがすごく面白くてワクワクさせてくれると思うんだけど、この話はその辺が微妙だった…? ?が多くて、読者に投げやりで。 やっぱり一度作者がボツにしたなら(ボツにしたとは言ってなかっ...

村上春樹の本を読んで、あんまりだなぁ。って思ったの初めてだ この人の本は、日常から非日常への飛躍、広がりがすごく面白くてワクワクさせてくれると思うんだけど、この話はその辺が微妙だった…? ?が多くて、読者に投げやりで。 やっぱり一度作者がボツにしたなら(ボツにしたとは言ってなかったっけ。書くのをやめたんだっけ)、また掘り返しても良い物語にはならないんだなと思った

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2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数十年ぶりに春樹作品を読んだ。はじめは、独特の雰囲気や耳や目に膜がはったようなセピア感が懐かしくワクワクしながらだったが、やっぱりまどろっこしい…。表現や堂々巡りの回想録、そこ広げるイミは!?と悶々としながら読み進めた。 生と死、陰と陽、自分と影、深層心理と超自我…いろんな条件が複雑に絡まるパラレルワールドで、どこが繋がってるのか結局分からないことばかり。でも、それでもいいよね、だってそういう作風なんだから、と思わせる外圧に負けて?、読後感は悪くない。 あの子は影だったのかな?サブマリンと繋がったのは子易氏のサポートから?子易森って意味シン?…とモヤるのも、春樹ワールドにハマる演出なんだろうなぁ。

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2024/05/06

さすが村上さん!!出だしは物語に入り込めずにいたが、1/3過ぎた辺りから物語にに引き込まれ、まいりました。最後のあとがきが最高でした。

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2024/05/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

読みたかった本やっと読めた。読み切った。 事前知識なしで読み始めてすぐ「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に似ているなと思っていたらまさにそのお話だったとは。好きなお話だったからこの本も読めて嬉しかった。 余白のある結末だったので読んだ後は主人公を受け止める相手は誰なのか考えた。主人公の影、初恋の彼女、子易さん、添田さん、コーヒーショップの彼女。図書館を紹介してくれた大学の後輩。どなたでも良いから主人公が満ち足りた気持ちになるといいな。

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2024/05/06

いつもながら難解。独特の世界観なのかな? 半分過ぎたくらいからようやく読みが進みました。そこまでは、一節づつ休憩しながら読んであて、終わる気がしなかった。

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2024/04/28

異世界である「街」と現実世界をめぐる物語。 ページ量的な意味でも重厚でものすごく読み応えがある一冊。美しい文体と独特の言い回しが癖になります。 村上春樹の作品はたま〜に読みたくなるのですが、良い意味で頭が疲れます。いつの間にか異世界の風景を見せられてるようで着いていくのに必死です...

異世界である「街」と現実世界をめぐる物語。 ページ量的な意味でも重厚でものすごく読み応えがある一冊。美しい文体と独特の言い回しが癖になります。 村上春樹の作品はたま〜に読みたくなるのですが、良い意味で頭が疲れます。いつの間にか異世界の風景を見せられてるようで着いていくのに必死です。そのぶん、読了後には何か中毒性のある達成感があります。脳の処理が追いついてないけど、また別の本読んでみようかな……と。 しばらく時間を置いた後、再び違う「街」へ行ってみようと思います。

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2024/04/25

正直、あまりにう〜んって感じです。えっ、ここで終わるのっ?!て。ハルキストには理解できるのかもしれませんが、素人の私には難易度が高すぎでした。現実が影、というのは、それなりに、なるほど、と思いましたけど。結局、若い時の少女、そしてイエローサブマリンの少年(これが私?)、それから気...

正直、あまりにう〜んって感じです。えっ、ここで終わるのっ?!て。ハルキストには理解できるのかもしれませんが、素人の私には難易度が高すぎでした。現実が影、というのは、それなりに、なるほど、と思いましたけど。結局、若い時の少女、そしてイエローサブマリンの少年(これが私?)、それから気になる喫茶店の彼女、は誰なの?どういう意味なの?そして、夢読みとは?、そして、その夢って結局何?分からずモヤモヤとしたまま読了。日本語はお上手だけど、これまでにも増して難易度の高い作品でした。

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2024/04/25

相も変わらず村上構文。 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランドー」や「1Q84」のような物語性もなく、「海辺のカフカ」のような知的な高揚もない。 「騎士団長殺し」の悲劇を思い出してしまうような辛く悲しい読書であった。 やはり、若さというのは大切だとひしひし。

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2024/04/24

読み応えのある村上ワールドで、文中にある音楽を聴きながら読み終えました。 久しぶりの長編小説を読むのに5時間かかりました。でも面白かった。

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