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街とその不確かな壁 の商品レビュー

3.9

535件のお客様レビュー

  1. 5つ

    147

  2. 4つ

    192

  3. 3つ

    117

  4. 2つ

    32

  5. 1つ

    7

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2023/04/14

これは村上春樹さんの集大成にして、新しい扉を開けた作品になるのではないか。自分の今、置かれた状況に比喩的に本作を重ねて集中して読んだ。個人的には村上作品のベストだと思う。

Posted byブクログ

2023/04/13

ネタバレなしです。 発売日2023.4.13当日 有給取得して予約してた本屋開店10:00に一番乗り、からの食事やら移動やらうたた寝やらはあったものの、10時間費やして読み切った待望の1200p6年ぶりの長編。 誰が何と言おうと最高の傑作でした。 31歳のときに同タイトルで執...

ネタバレなしです。 発売日2023.4.13当日 有給取得して予約してた本屋開店10:00に一番乗り、からの食事やら移動やらうたた寝やらはあったものの、10時間費やして読み切った待望の1200p6年ぶりの長編。 誰が何と言おうと最高の傑作でした。 31歳のときに同タイトルで執筆し、まだ未熟と自己判断して書籍化されなかったものが40年後71歳になってリベンジされた作品。一言じゃ絶対言い切れないテーマを書き切るに耐える職業的作家力が完璧に培われたことを実証する名誉作品です。 村上春樹作品を愛好して向き合ってきた読者なら、気づいてニヤッとしちゃうメタファーやオマージュやデジャヴがふんだんに散りばめられつつ、「そうこれが読みたかったの!」って読んでて気持ちよくなっちゃう村上春樹の技巧とバイブスにやられつつ、それでいて過去作もすごいけどこの人にプロフェッショナルの天井って存在しないのかなって畏怖するほど「巧くなっている」ことに驚異する。 描いているテーマがとにかく秀逸というか、優れた哲学書を読んでるくらいの精神世界の解像度の高さとそれを描写するための言葉の表現力に圧倒される。 村上春樹作品好きな人がよく言う、「自分のこと書かれてるのかと思った」って感想を持つ人が、数的にたくさんいるかはわからないけど、質的にはかなり深い共感レベルで感じる人多いと思う。(私はそうなった) 読書する時間や経験をここまでかけがえのないものにしてくれる作品が生みだされて、読める状態にあることに感動しちゃう。 最高だったあーーーー!!!

Posted byブクログ

2023/05/28

●なぜ気になったか 43年前の1980年に文芸誌「文学界」に発表されたけど、その後封印された作品と同じタイトル。当時「書くべきじゃなかった」作品、書くべきときが訪れてどう生まれ変わったのだろう ●読了感想 今さら書かなくてもよかったのでは。過去作と同じテイストを、ベースの表現力...

●なぜ気になったか 43年前の1980年に文芸誌「文学界」に発表されたけど、その後封印された作品と同じタイトル。当時「書くべきじゃなかった」作品、書くべきときが訪れてどう生まれ変わったのだろう ●読了感想 今さら書かなくてもよかったのでは。過去作と同じテイストを、ベースの表現力は高いが、過去に比して衰えを隠しきれない70歳が書いた感がした。次作は過去と決別した新テイストの味変作品を期待 #街とその不確かな壁 #村上春樹 23/4/13出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 https://amzn.to/3zuE2fQ

Posted byブクログ

2023/10/17

https://www.shinchosha.co.jp/harukimurakami/ https://www.fujisan.co.jp/product/1914/new/ https://www.tokyo-np.co.jp/article/255114 https://w...

https://www.shinchosha.co.jp/harukimurakami/ https://www.fujisan.co.jp/product/1914/new/ https://www.tokyo-np.co.jp/article/255114 https://www.shinchosha.co.jp/shincho/ 名前のないコーヒーショップで流れたジャズ https://www.discogs.com/ja/release/1154299-Dave-Brubeck-Quartet-Dave-Brubeck-Quartet https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20131205/1386242732 https://yasu-san.hatenadiary.org/entry/20131001/1380801663

Posted byブクログ

2023/03/06

感想 観測可能性と理解可能性。外側は見えるがわからない。内と外。どちらに寄りかかるのか。模索しながら揺れながら。一歩ずつ終わりに向かって。

Posted byブクログ