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街とその不確かな壁
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2023/04/13 |
| JAN | 9784103534372 |

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商品レビュー
3.9
677件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
影がある世界と影を切り離された世界。少年少女の淡い恋模様から展開される2つの世界。後半は現実に戻った主人公が、思うままに事が運びながら館長となる。そこで繰り広げられる掴みどころのない展開。最後は何か終着点があるのかなと読んでいくと、思いのほか、ふわっと終わってしまい、未完の作品なのでは?と思ってしまいました。全体としては静かな物語。
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2017年『騎士団長殺し』を丁度、1年前に読んでいるのだが、村上春樹の長編はこれ以降よむ事はないだろう、そんな感想をもった。しかし...図書館で何気に手をだしてしまった。本書2023年『街とその不確かな壁』次の長編小説である。あとがきでは、40年ぶりの新たな書き直しとある。196...
2017年『騎士団長殺し』を丁度、1年前に読んでいるのだが、村上春樹の長編はこれ以降よむ事はないだろう、そんな感想をもった。しかし...図書館で何気に手をだしてしまった。本書2023年『街とその不確かな壁』次の長編小説である。あとがきでは、40年ぶりの新たな書き直しとある。1960年に文芸誌「文学界」から一度同名作品で発表されている。 書き直しと知らずに読んでいたのだが、前作の長編『騎士団長殺し』を更につまらなくした印象を受けた。まだ前作の方か面白い。書き直しと知っていればうなずけるのだが、いつもの同じ様なキャラが登場、図書館が舞台ならば『海辺のカフカ』だし、壁というモチーフも過去の長編作品にあり、新鮮さがない。著者の新たな切り口を期待していたが残念。長編作品は『1Q84』までかな、それでも、今年発行『夏帆』は多少気になりはするのだが。
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一冊の中にギッシリと詰まっていた。 おそらく春樹さんはこの本が今までの集大成になるかもしれないと思いながら書き進めたんではないだろうか?そう思うほど一貫してこれまで春樹さんが物語を通じて訴えてきていたことが濃密に何度も繰り返されて綴られていた。 最初、統合失調症の話かと思っていた...
一冊の中にギッシリと詰まっていた。 おそらく春樹さんはこの本が今までの集大成になるかもしれないと思いながら書き進めたんではないだろうか?そう思うほど一貫してこれまで春樹さんが物語を通じて訴えてきていたことが濃密に何度も繰り返されて綴られていた。 最初、統合失調症の話かと思っていた。でも途中から誰にでも起こりうる話なんだと理解。 物事には影日向どちらもある。過去も未来もあり、それの積み重ねで人は生きていっているはずだがそれも果たしてそうなのか。現在の状況や思いは本当の自分なのか。心と意識は同時期に目覚めるのか。 あらゆる疑問は疑問のままでしかないのか。その決断はどこから来るのか。 世界は黒白と分けられるものではなく、混じり合って混沌としている。自然はもちろん人の心も何もかも。自分も他人も同じ人物であるかもしれない。 いろいろ考えすぎて書ききれない。
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