隣はシリアルキラー の商品レビュー
隣から人体を解体する音が聞こえてきたら・・・。こわっ!そして題名のポップさから本当は殺していない。的な物を想像していましたが沢山死んでました。予想もしないオチでしたが、ちょっと理由が苦しい。
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文体がシンプルで一定して読みやすかったけど、個人的には中弛みする感覚があった。 途中にある刑事の推測に納得がいかないのも一種の伏線なのかな?シリアルキラー(ほぼ確定?)と刑事にジワ〜っと追い詰められる主人公が不憫で良かった。 あとは元受刑者とか出稼ぎ労働者に対する偏見や彼らの苦悩...
文体がシンプルで一定して読みやすかったけど、個人的には中弛みする感覚があった。 途中にある刑事の推測に納得がいかないのも一種の伏線なのかな?シリアルキラー(ほぼ確定?)と刑事にジワ〜っと追い詰められる主人公が不憫で良かった。 あとは元受刑者とか出稼ぎ労働者に対する偏見や彼らの苦悩というのも少し覗ける。
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深夜に隣から聞こえる音は死体を解体してるようだ、と思ってたら近所で殺人事件が起こり恐怖から隣人を調べる話。主人公に感情移入して怖くなるし人間不信に陥る。主人公含め全員もれなく怪しい。そして描写が上手すぎて主人公の恐怖がこっちまで移るのすごい。
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本当のシリアルキラーは誰か?終盤のどんでん返しもなんとなく予想できてしまったので星は3つ。 神足君にはホントに同情してしまうが、矢口さんが救い。 「人間、生きていたら何かしら手に入れるようにできている。」「失くしたものが惜しけりゃ、もう一度取り戻したらいい。」 神足くん、これからきっといいことあるよ。
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情報だけ揃えて見れば明らかにおかしな行動でも、本人たちにはそれなりの事情があって、別の視点から見ればそれほど道理から外れていないという部分が個人的には心に残りました。 そういったことは犯罪行為に限らずよくあることなので、相手の立場で物事を見極めることが大事だと感じました。
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初読み作家さん。映像化された他の作品は見た事があったので、初読みと言うことに自分でもびっくり。 導入から中盤にかけてはハラハラと読み進められ、後半に進むに連れて犯人が予想出来てしまったので、凶行に及んだ理由を考えながら読み進めた。 胸元を隠す理由…神足の犯した罪とリンクして一波乱あるかも!?と想像して見たものの全く関係なかった(笑)矢口さんの大雑把な励ましには救われる。何となく大丈夫って思わせてくれる。
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何気に気になっていた一冊。図書館にて拝借。 読みやすい物語タッチで二日で読破。これはサムズアップでした。
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まさかの展開に最後は驚いた。 コンプレックスとはここまで人を変えるんだなと。 一人一人が事情を抱えてて一筋縄でいかない様がこの作品の面白さだった。 個人的には警察の一挙手一投足がもどかしくもあり頼もしくもあり発言ひとつとっても意外と考えられてたもので面白かった。 神足はせっかく本当の愛を知りかけた矢先で相手がまさかのシリアルキラーだったことに同情する。 除は恩知らずかと思いきや常識外れの恩返しだった笑 途中の尾行のシーンはハラハラして面白かった!
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壁薄アパートの隣の部屋から深夜不穏な音が聞こえる。死体を解体する音なんじゃないか?と隣人を尾行するところから始まるホラーミステリー。 読みやすく分かりやすかった、が先が少し読めてしまい星3。
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隣の部屋で連夜奇妙な物音。 訳アリゆえ、警察に駆け込むことも出来ず独自の行動に出る主人公。 とにかくハラハラドキドキと彼の行動を見守るように読み進んだ。 中山七里氏の作品には、「護られなかった者たちへ」のように社会のやるせない縮図がしっかりと綴られている。 職場の先輩矢口とか、...
隣の部屋で連夜奇妙な物音。 訳アリゆえ、警察に駆け込むことも出来ず独自の行動に出る主人公。 とにかくハラハラドキドキと彼の行動を見守るように読み進んだ。 中山七里氏の作品には、「護られなかった者たちへ」のように社会のやるせない縮図がしっかりと綴られている。 職場の先輩矢口とか、宮藤と葛城の刑事コンビとか、登場人物もそれぞれキャラが立っていて面白く読んだ。 ラストはドンデン返し的ではあるが、もうひと掘り!深みがあると良いかなと感じた。
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