クスノキの番人 の商品レビュー
不思議な絆の物語。優しい感動で心が震えた。こういうあたたかい絆を目を凝らして見て行きたいと思える。こういうことはきっとどこにでもあるのだと思う。
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東野圭吾のミステリーを期待して読むとちょっと毛色が違った。主人公玲斗の投げやりな人生観が伯母の千舟との関係の中で徐々にしっかりした大人になっていく様子は千舟と同世代の読者としてほのぼのと見守った。個人の好き嫌いだと思うが千舟と玲斗、佐治親子の背景が語られる話の流れがちょっとバラバ...
東野圭吾のミステリーを期待して読むとちょっと毛色が違った。主人公玲斗の投げやりな人生観が伯母の千舟との関係の中で徐々にしっかりした大人になっていく様子は千舟と同世代の読者としてほのぼのと見守った。個人の好き嫌いだと思うが千舟と玲斗、佐治親子の背景が語られる話の流れがちょっとバラバラ感の印象を持ったので私の評価は⭐️3つ
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東野圭吾の奇跡系の小説は中学生の時にいくつか読んだ。そこから久々の東野圭吾。 ゆっくりじんわり、ロウソクの灯りが消えないよう読んでる自分と作者とが心を通わせあっているような、そんな気分で読み進めている感じがします。 この感覚は、東野圭吾ならではかもしれない。 常に頭の中に情景が、...
東野圭吾の奇跡系の小説は中学生の時にいくつか読んだ。そこから久々の東野圭吾。 ゆっくりじんわり、ロウソクの灯りが消えないよう読んでる自分と作者とが心を通わせあっているような、そんな気分で読み進めている感じがします。 この感覚は、東野圭吾ならではかもしれない。 常に頭の中に情景が、映像が思い浮かぶ作品だった。
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図書館にて。 東野さん、こんな感じもいけるんですね! "クスノキの不思議な力"。。。 なんてファンタジー! サトリ世代っぽい主人公の、見事な内面の成長が気持ち良いです。
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私が今まで読んだ東野圭吾さんの本の中では、ちょっと異色のストーリー。ミステリー系のテンポの早い展開ものは、先が気になってとまらず一気に読了してしまうのだが、この本は”いい意味で”、ゆっくり少しずつ楽しみながら読むことができた。とはいえ、5日間が限界。やはり最後は気になってきになっ...
私が今まで読んだ東野圭吾さんの本の中では、ちょっと異色のストーリー。ミステリー系のテンポの早い展開ものは、先が気になってとまらず一気に読了してしまうのだが、この本は”いい意味で”、ゆっくり少しずつ楽しみながら読むことができた。とはいえ、5日間が限界。やはり最後は気になってきになって。「僕なんか」が口癖の悲観的な主人公が、最後は別人のように成長していく話。何ともいえない爽快感がある。不幸な境遇とはいえ、決して彼の周りに悪人と呼ばれる人が出てこないのも、クスノキの神の手のような不思議な力に守られているからなのか。単なるスピリチュアルブームではない、人間の及ばない力の神秘性と、本来の人間の力との融合を感じさせる。味わい深い1冊。
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驚くようなどんでん返しがあるわけではない。 それでも惹きつける魅力がこの物語にはあった。 大切な人に思いを伝えることの尊さ、 忘れてしまうことへの恐怖、 向き合うことの大切さ、 考えさせられた。 途中からは一気に読み進めてしまった!
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心温まるお話。 物語の展開と千舟さんの事情がリンクする瞬間に深さを感じた。 人として成長してゆく主人公と厳しくも信頼関係を築いていく伯母の関係性にじわっとあたたかさを感じた。
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文章は読みやすいけど、話が面白くない。展開がだるくて途中でリタイアしてしまった。最後まで読めば驚くような展開があるのかもしれないけど……。
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結末が気になり、サクサク読めました。 クスノキの番人として成長しつつ、進んでいく。 ジワジワきます。
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久しぶりに読んだ東野圭吾の本 年齢が千舟に近いため、ジンときた。 終活にむけて、身の振り方を考えた為の策だったが、千舟にとって彼女を理解してくれる甥がいてくれた事は予想外の出来事だったのでは。 いつもの事ながら、主人公は少しできすぎ。かな
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