安倍晋三 回顧録 の商品レビュー
大変日本のことを考えてくださっていた総理大臣だった。歴史的にも価値のある本だと思う。 総理大臣は皆回顧録を公開したらより良い日本になっていくのではないか。 海外のトップとのやり取りでメディアでは分からないところが多々あり大変面白かった。大変勉強になった。
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安倍首相の話題を目にし耳にすると今でも涙がながれる。 一度も会ったことがないのになぜなんだろう。 この本も読んでいるあいだに幾度か涙が出た。 これからもふとした時に小川榮太郎の『約束の日』を読み 『安倍晋三 回顧録』を読みかえして涙を流すことになると思う。 もう一度、首相として活...
安倍首相の話題を目にし耳にすると今でも涙がながれる。 一度も会ったことがないのになぜなんだろう。 この本も読んでいるあいだに幾度か涙が出た。 これからもふとした時に小川榮太郎の『約束の日』を読み 『安倍晋三 回顧録』を読みかえして涙を流すことになると思う。 もう一度、首相として活躍する姿をみたかった。(合掌)
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回顧録には自己正当化がつきまとい、時を経るとその度合いが強まるから早いうちに回顧録を。 という著者の意図は納得したが、すでに自己正当化と美化は始まっていました、笑 生前のロングインタビューによる回顧録。 割と赤裸々に語っていて読み物としては面白かった。民主党政権への批判、数の論理...
回顧録には自己正当化がつきまとい、時を経るとその度合いが強まるから早いうちに回顧録を。 という著者の意図は納得したが、すでに自己正当化と美化は始まっていました、笑 生前のロングインタビューによる回顧録。 割と赤裸々に語っていて読み物としては面白かった。民主党政権への批判、数の論理の正当化、恩に報いる閣僚人事、外交など。 ウクライナに対するプーチンの視点が語られてるのは興味深かったし、小池百合子さん評は的を得ていて笑えた。 この長期政権を振り返るには良書でした。セイジドウラク聴いてなかったら読まなかった本。 最後に。 日本人は現状変更が嫌いで、今の平和を壊すなと叫ぶけれど、成立後はその現状を受け入れるんだと。なめられたもんだ。 これが今の自民の目に見えている国民。
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憲政史上最長の通算8年9か月にわたった安倍晋三政権を、退任後間もない安倍元総理がインタビュー形式で振り返る回顧録。 安倍元総理が銃撃に斃れてしまった今となっては、非常に貴重な現代政治史の史料である。この企画を進めていただいた関係者の方々に敬意を表したい。 評判どおり、人物評、省庁...
憲政史上最長の通算8年9か月にわたった安倍晋三政権を、退任後間もない安倍元総理がインタビュー形式で振り返る回顧録。 安倍元総理が銃撃に斃れてしまった今となっては、非常に貴重な現代政治史の史料である。この企画を進めていただいた関係者の方々に敬意を表したい。 評判どおり、人物評、省庁評を含め、とても率直というか、あけすけな語り口で、安倍元総理はこういう認識で政治に当たっていたのだなと感じさせられる内容であり、とても面白く読み進めた。 「アベノマスク」などについての自己正当化のきらいが拭えない弁明や、顔をしかめたくなるような旧民主党や財務省、厚生労働省等の特定の省庁への悪口などが散見され、安倍元総理のパーソナリティにはやはり疑問を抱かざるをえない部分を感じたが、「保守主義」的な自身の信念も現実の政治を進めるためには100点満点を目指さず折り合いをつけるといった柔軟なリアリズム的政治姿勢や、「仲間」とみなした人々への厚い信頼とその人たちの結束など、安倍政権が長期政権たりえた理由の一端も垣間見ることができた。 本書は、安倍元総理への好悪は問わず、安倍元総理について理解しようとするなら、是非読むべきだと思う。
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じっくり時間を掛けて拝読。和やかな笑顔と人望ある、人たらしの方だったのだなぁと改めて感じた。 菅元首相であり最大の右腕の国葬弔事に再び涙。 一度だけ、イヴァンカ来日、登壇の際、国際女性会議の場で安倍さんを生拝聴したことがある。女性の社会進出を進めてくれたことに一番感謝していま...
じっくり時間を掛けて拝読。和やかな笑顔と人望ある、人たらしの方だったのだなぁと改めて感じた。 菅元首相であり最大の右腕の国葬弔事に再び涙。 一度だけ、イヴァンカ来日、登壇の際、国際女性会議の場で安倍さんを生拝聴したことがある。女性の社会進出を進めてくれたことに一番感謝しています。 お疲れさまでした。どうぞ安らかに。
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安倍さんが人生を懸けて「政治家」という仕事に必死に心血注いで臨んでいた事がわかりました。勿論政治的考えが相容れない方も大勢いらっしゃるのは間違いありませんが、直向きに国民のために取り組んでいた。野田佳彦元首相の追悼演説も全文掲載していますが、政治的に相容れないながらも初当選同期で...
安倍さんが人生を懸けて「政治家」という仕事に必死に心血注いで臨んでいた事がわかりました。勿論政治的考えが相容れない方も大勢いらっしゃるのは間違いありませんが、直向きに国民のために取り組んでいた。野田佳彦元首相の追悼演説も全文掲載していますが、政治的に相容れないながらも初当選同期で切磋琢磨した野田さんの追悼演説は込み上げるものがありました。
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政治家なので常に良くも悪くもという枕詞はつけてしまうが、類稀な偉大な政治家であったということには異論はない。 これだけの胆力を持つリーダーの登場を切に期待する。 おもしろかったか?とてもおもしろかったよ!
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評判どおり、色々とツッコミどころの多い本ではある。先ずは表紙の満面の笑顔写真チョイスと「安倍晋三(著)」。「当時の話とはずいぶん違いますね?」と思うし、「ほほぅ。そのストーリーを信じろと?」などなど細かいところで説明不足なところ、言いたいことはたくさん有る。けれど、冒頭の「なぜ『...
評判どおり、色々とツッコミどころの多い本ではある。先ずは表紙の満面の笑顔写真チョイスと「安倍晋三(著)」。「当時の話とはずいぶん違いますね?」と思うし、「ほほぅ。そのストーリーを信じろと?」などなど細かいところで説明不足なところ、言いたいことはたくさん有る。けれど、冒頭の「なぜ『安倍晋三 回顧録』なのか」で書かれているように、「関係者に反論の余地を残すため」に出版されたのであれば、本書に登場する「関係者」のみなさんにおかれましては、安倍さんの発言を補強するなり訂正するなり、時間をかけて、ご自身の言葉で大いに語ってほしい。(質問と答えはあくまでも適宜編集されたものでしょうから) 安倍さん独特の口癖そのままの聞き書きスタイルは読みやすく、素人ながら5年以上にわたりできる限り国会中継を見続けてきたせいか、脳内で安倍さんの声に変換され、一気に読了。
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彼の政治思想への賛否はともかくとして、日本の首相経験者の思考を辿れる超一級のドキュメントであるのは間違いがない。私は数時間に渡って一気に読んでしまい、目が冴えてしまった。 右翼だろうが左翼だろうが、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、車掌さん、お嫁さんなど、万人が読むべきではないか...
彼の政治思想への賛否はともかくとして、日本の首相経験者の思考を辿れる超一級のドキュメントであるのは間違いがない。私は数時間に渡って一気に読んでしまい、目が冴えてしまった。 右翼だろうが左翼だろうが、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、車掌さん、お嫁さんなど、万人が読むべきではないか。
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安倍晋三さんの言葉はいつも、簡素でストレートだ。 理想家と現実家の両方の側面、人タラシでありながら冷静な計算もしている。 本当に、この人がいたから、どれだけ日本は変わったか。 政治家という存在が、どれだけのことを考えて、どれだけの決断をしなければならないのか。 もちろん、書かれ...
安倍晋三さんの言葉はいつも、簡素でストレートだ。 理想家と現実家の両方の側面、人タラシでありながら冷静な計算もしている。 本当に、この人がいたから、どれだけ日本は変わったか。 政治家という存在が、どれだけのことを考えて、どれだけの決断をしなければならないのか。 もちろん、書かれているすべてがその通りかといえばそうでないところもあるかと思うんだが、他の「政治屋」さんたちも、こういうこと、本当に考えてるのか。 色々と不足や不満もあったろうが。 安倍さんですら出来なかったことが、これから誰ができるのか。 何を失ったか、本当に暗澹たる思いが募る。 まだ、日も浅いのにこんなことまで書いちゃっていいのかよという気もするが、やってきたことを素直に振り返りながら、明らかに、この先への希望、展望を失っていなかった。 それが、突然、途切れてしまった。 最後は、弔辞が並ぶ。 改めて、前触れもなく終わってしまった事が突きつけられる。
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