息が詰まるようなこの場所で の商品レビュー
タワマンに住む人たちの群像劇。 この中には私はいなかったなぁ。 ってか別に、タワマンじゃなくてもよくね? タワーマンションを舞台とするのであれば、やっぱり毎日の夜景にうっとりして生きている綾子さんが勝ち組なんだろうなあ。 ってか、そこしか舞台としての魅力が無くて…(様々なセ...
タワマンに住む人たちの群像劇。 この中には私はいなかったなぁ。 ってか別に、タワマンじゃなくてもよくね? タワーマンションを舞台とするのであれば、やっぱり毎日の夜景にうっとりして生きている綾子さんが勝ち組なんだろうなあ。 ってか、そこしか舞台としての魅力が無くて…(様々なセンテンスはちりばめられているが) どこまでも続いていく日常と嫉妬や葛藤がメインの話なのかなと思うので、 変なフィルターかけずに読むのがおすすめです。 ありがとうございました。
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タワマンに住む家族の内情や心情が描かれている。 とてもリアルで著者の研究力がすごい。 ただ読んでて息詰まるなと笑 それがむしろ良い本の証拠なのかもしれかいが笑 こういうのを考えずに自分の人生を生きたいなと思った。そしてはたから見たらめぐれても、その人なりの地獄があるのかもしれない...
タワマンに住む家族の内情や心情が描かれている。 とてもリアルで著者の研究力がすごい。 ただ読んでて息詰まるなと笑 それがむしろ良い本の証拠なのかもしれかいが笑 こういうのを考えずに自分の人生を生きたいなと思った。そしてはたから見たらめぐれても、その人なりの地獄があるのかもしれない。生まれながらに勝ち組なんてなかなかなくて、それぞれの地獄にみんな打ち勝ちながら生きてるんだなぁきっと。
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それぞれの場所で地獄があるし、競争がある。この本は東京の戦いがすごくわかりやすく書かれてた。登場人物のキャラがわかりやすくてとても想像しやすい。場所や伏せられてる固有名詞、すぐにわかってしまうから怖かったけど、納得してしまう描写だった。 親と環境の影響は大きい。子育ては、親の...
それぞれの場所で地獄があるし、競争がある。この本は東京の戦いがすごくわかりやすく書かれてた。登場人物のキャラがわかりやすくてとても想像しやすい。場所や伏せられてる固有名詞、すぐにわかってしまうから怖かったけど、納得してしまう描写だった。 親と環境の影響は大きい。子育ては、親の地獄が集約されてる。ふと、「親のエゴ」と「愛」は両立するのか、疑問に思ってしまった。エゴではない愛だけが正しいわけじゃないけど、どこまでエゴは許されるんだろう。
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憧れのタワマンに住みながら息が詰まる日々を送る家族の物語。 高層階で暮らす人は低層階の住人を見下し、低層階で暮らす人は高層階の住人を羨みながらも平常心を装う。 親しげな会話、だが行動を共にする中で互いを観察し、自分の立ち位置を確認する。 マウンティングに巻き込まれる子供達が可...
憧れのタワマンに住みながら息が詰まる日々を送る家族の物語。 高層階で暮らす人は低層階の住人を見下し、低層階で暮らす人は高層階の住人を羨みながらも平常心を装う。 親しげな会話、だが行動を共にする中で互いを観察し、自分の立ち位置を確認する。 マウンティングに巻き込まれる子供達が可哀そうでならない。 過酷な受験戦争は一体誰の為?親のエゴと見栄で成り立っているとしか思えない。 他人と比較しての幸せではなく、自分自身が有意義な人生を送っているかが大切だと思う。 どこで暮らすかではなく、どう生きるかを考えさせられるタワマン小説。
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「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」に続けとばかりに出版された、タワマン文学連作小説。 タワマン「ローゼスタワー」に住まうパワーカップル・資産家・土地持ちの家族たちの羨望と苦悩が書かれた、欲望渦巻く東京に相応しい内容。 ただ「この部屋から~」のインパクトには及ばない。
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結構面白い内容だった。 マウントするにも上には上がいるということ。東京で生きていくのは肩に力を入れ続けないといけないこと。 どこで生きるかどのように暮らしていくか、本書では「降りる」という表現を使っていたが、東京で暮らし続けるためには降りることは許されないのだと思った。
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久しぶりに小説読んだけど面白かった。 東京で暮らすことの執着や見栄など登場人物の内面が知れてあっという間に読み終えた。自分がこの立場だったらどう思うだろうと所々感情移入してしまった。
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どこかで読んだことのある、あるいはドラで見たことのあるストーリー。 作者さんもだいぶ学歴、住む場所に優越感を持ってらっしゃるんだろうな。 自分とは関係のないストーリー、ではなくどのコミュニティでも似たような出来事はある。ただそれに湾岸、タワマン、開成、筑駒とキャッチーなワードで飾られてる印象 内容が浅くて物足りない。この作者さんのは次は手に取らないかもです…
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タワマン文学 普通の共働き家庭で低層階に住む主人公、最上階の開業医夫婦、それぞれやりすぎなぐらいカリカチュアライズされてはいるが、タワマンに縁のない者にとってはこれぐらいオーバーな描写のほうがわかりやすい。子供の塾の成績や、近所に新たに立つ更に高層のタワマンに対する羨望など、マウントをとっても上には上がいるという世界
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あまりにも現実味がある日常の話で、どんな人生送っても、他人から見たら小説になるんだと初めてわかった。日頃の生活の中で辛いことがあっても、これってこの本みたいに、小説に出てきそうだととらえれば気持ちが楽になる。なんか元気をもらった。
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