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息が詰まるようなこの場所で
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息が詰まるようなこの場所で

外山薫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/01/30
JAN 9784047373402

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商品レビュー

3.7

141件のお客様レビュー

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2026/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東京のタワーマンションを舞台にした小説。 この場所特有の張り詰めた空気と中学受験を控える親子達の葛藤、嫉妬が上手く描かれている。 多少息苦しさを感じる話ではあるが、登場人物の中で過度な毒親は居なく読み進める事ができた。 また、小学生の子供に掛かる勉強の重荷が大きすぎる中、彼らが受験という重荷から解放された各々の未来が描かれ良い締め方だった為この評価。 受験に関して、本人よりも第三者が張り切ってしまう事は多々あると思う。今回も同様で、隆の祖母が張り切り隆の気持ちを鑑みず独り歩きしていた。 ただ隆が祖母の希望する医学部への道を断った描写は爽快であった。

Posted by ブクログ

2026/01/26

タワーマンションの住人による、それぞれの葛藤を描いた小説。どんなに頑張っても上には上がいるし、登り詰めたと思っても、他にすごい人がぽんぽんと現れてくる。他人と比べて生きることの苦しさからは逃れることができない。自分基準で生きることの大切さ。何を大事にしていくか、それはきっと他人で...

タワーマンションの住人による、それぞれの葛藤を描いた小説。どんなに頑張っても上には上がいるし、登り詰めたと思っても、他にすごい人がぽんぽんと現れてくる。他人と比べて生きることの苦しさからは逃れることができない。自分基準で生きることの大切さ。何を大事にしていくか、それはきっと他人ではなく自分の中にしか存在しないのだろう。

Posted by ブクログ

2026/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

​舞台は、勝ち組の象徴である湾岸エリアの高級タワーマンション。 一歩足を踏み入れれば、そこは階数、夫の年収、子供の偏差値ですべての序列が決まる、現代の「綺麗な地獄」だ。本作の白眉は、その息が詰まるような閉鎖社会を、一人の視点ではなく、複数の住人たちの目を通して多角的に解剖してみせた点にある。 ​物語は、各章ごとに語り手を変えながら進んでいく。 タワマンカーストの頂点に君臨するボスママ、無理をしてしがみつく低層階の住人、過去を隠して演じ続ける者。 この「視点の旋回」が実に秀逸だ。ある視点では傲慢で憎むべき加害者に映っていた人物が、別の視点では誰よりも孤独で、切実な事情を抱えた被害者として浮かび上がってくる。見る角度が変われば、正義も悪も、そして「幸せ」の定義さえも反転してしまうのだ。 ​誰もが他者を値踏みし、見下すことで自分の立ち位置を確認せずにはいられない。 その痛々しいまでの承認欲求と劣等感の連鎖は、ホラー小説よりも遥かに恐ろしい。しかし、そのドロドロとした人間模様が露悪的に描かれれば描かれるほど、ページをめくる手は止まらなくなる。 ​我々がなんとなく感じていた都市生活の歪みを、「タワマン」という密室に凝縮して見せつけられた気分だ。 まさにタワマン文学の決定版。他人の不幸と秘密の味は、恐ろしいほどに中毒性が高い。

Posted by ブクログ