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キーエンス解剖 最強企業のメカニズム の商品レビュー

3.9

130件のお客様レビュー

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2023/05/05

業績に応じて年収や年4回の賞与が変動するので、社員は自然と″個“ではなく″社“を意識して最大の成果が得られるよう活動するようになる。 だからといって決して成果主義でなくプロセスを大事にし、人事査定では顧客への電話や商談件数などを重要評価項目にしている。 また、個人プレーの集団かと...

業績に応じて年収や年4回の賞与が変動するので、社員は自然と″個“ではなく″社“を意識して最大の成果が得られるよう活動するようになる。 だからといって決して成果主義でなくプロセスを大事にし、人事査定では顧客への電話や商談件数などを重要評価項目にしている。 また、個人プレーの集団かと言うとそうでもなく、SFAや商談のロープレなどで社員をサポート・育成する環境が整っているうえ、営業が得た顧客情報(商談後に必ず報告)や商談成功の必勝パターンを全体で共有する。自分が担当する製品以外の情報は担当部署に伝達して商談が成立すれば金一封がもらえる。 競合他社が見積もりに1週間かかるのにキーエンスは翌日には提案する。在庫があるものは即日発送。 顧客が何を求めて、どんな事を実現したいのかを読み取る。 キーエンスがやっていることは、どれも難しいことではないのだが、それを社員全員徹底して実践していることが最大の強みだと感じた。

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2023/05/03

キーエンスが非常に高い利益率や給与水準を実現するのに何をしているのかをインタビューした本。何も特別なことはしていなくて、論理的に考えられる人がデータをもとにやるべきことを整理して確実に実行している、というように受け取ったが、社の方針として実行し続けることは至難の業なのでそこはさす...

キーエンスが非常に高い利益率や給与水準を実現するのに何をしているのかをインタビューした本。何も特別なことはしていなくて、論理的に考えられる人がデータをもとにやるべきことを整理して確実に実行している、というように受け取ったが、社の方針として実行し続けることは至難の業なのでそこはさすがというところ。 さすがで終わらせないように自分たちの組織にも取り入れていきたいがちょっと何からやっていいかわからず。もう少し成熟したらまた読みましょう

Posted byブクログ

2023/04/30

【もっともらってもいいでは?】 平均給与2000万円越えという給料の高い企業です。 高利益商品はニーズの裏のニーズをとらえるということです。 ユーザもそれを目にして初めて気づくのです。それがほしかったと。 「このような製品を何個つくってほしい」と依頼されたときは、断るところが...

【もっともらってもいいでは?】 平均給与2000万円越えという給料の高い企業です。 高利益商品はニーズの裏のニーズをとらえるということです。 ユーザもそれを目にして初めて気づくのです。それがほしかったと。 「このような製品を何個つくってほしい」と依頼されたときは、断るところがすばらしいです。 キーエンス側が提案した商品ではなく、本当のニーズをとらえた製品ではない可能性があります。 基本的にはコンサルティング営業をしています。 こういうことで困っているということを耳にすれば、それを解決する方法を考える。解決策はこの商品を使えばいけそうだ。ただ、それだけではなく、さらにそのうえにトッピングをつけて提案するということです。 ボーナスは四半期ごとで営業利益の何割かが還元されるシステムです。 会社全体の利益を考えるという意味ではいいシステムです。 ただ、資本システムからすると今、年収500万円の人はその5倍、約2500万円は稼いでいます。サラリーマンがもらう給料は稼いだお金の2割程度です。 資本家側がかなりの割合で儲けています。 せめて、サラリーマンの取り分が5割になれば、給料は1250万円になります。 キーエンスの場合、高給とは言われていますが、実は営業利益40%の割合で社員に還元しているだけではないでしょうか。 つまり、普通の会社が2割還元しているところを、倍の4割還元しているだけではないでしょうか。 それだけでも給料は倍になります。 世の中、資本家側が儲け過ぎているのです。 資本(第一)主義の世の中ですから・・・

Posted byブクログ

2023/04/25

キーワード ロープレ、ノウハウ紹介のインセンティブ、時間チャージ(1M/幾ら《コスト》)、目的意識 風土を創り上げるには時間もかかるが、とにかく真似をしてみよう^o^

Posted byブクログ

2023/04/23

特定企業題材の書籍が出版されると、その企業の業績が怪しくなるというのはよくある話だが、キーエンス社についてはその心配はなさそうだ。 同社の仕組みは確かに優れているが、特に珍しいものではない。普通でないのは「全員で、本気で、運用を徹底する」という部分なのだ。これは企業文化そのもので...

特定企業題材の書籍が出版されると、その企業の業績が怪しくなるというのはよくある話だが、キーエンス社についてはその心配はなさそうだ。 同社の仕組みは確かに優れているが、特に珍しいものではない。普通でないのは「全員で、本気で、運用を徹底する」という部分なのだ。これは企業文化そのものであり、そう簡単に真似ができることではない。 また、同社には「効果がないと判断したら、きちんとやめる文化がある」という。ビジネスパーソンならこれが如何に凄いことか分かるはずだ。 一読の価値ありと思うが、自社(自分)との差に愕然とするかも知れない。

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2023/04/22

すごいことは間違いない。一つひとつが特別な仕組みというわけではない。結局のところ、やりきれるかどうか。まぁたしかにそれはそうなんだけどね。でもやっぱり息苦しいかな。息つく間もなく行動し続ける感じ。性弱説というのもわかるんだけどね。高い処遇でそこに納得できればいいんだろうけど。高処...

すごいことは間違いない。一つひとつが特別な仕組みというわけではない。結局のところ、やりきれるかどうか。まぁたしかにそれはそうなんだけどね。でもやっぱり息苦しいかな。息つく間もなく行動し続ける感じ。性弱説というのもわかるんだけどね。高い処遇でそこに納得できればいいんだろうけど。高処遇とか若いうちの成長とかを魅力に感じてそれなりのハイレベル人材を問題なく採用できると思うけど、働き方とかを考えると果たして本当に持続的な仕組みなのかなぁと思うところもある。それでもやはりすごい会社、風土、文化であることは間違いない。そこで働きたいか、それを真似した文化や仕組みを作りたいかは別の話だけど。

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2023/04/22

巻末に書かれているが、当たり前のことが多いがその基準、徹底度がすごく高い。それを仕組み化してそれについてこれる人材の濃度を高めているのが強さの秘密。こういう目線の高い人たちと一緒に働いてみたい。

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2023/04/21

「当たり前のことを当たり前にやりきる仕組みづくり」 営業利益率55%、年収2,200万円とバグった数値を叩きだせる秘密! 本書は、キーエンスの社員が書いた本書ではない。 記者が、キーエンスの社員、OB、取引先、ライバル企業など様々な人を取材し、その声をまとめた本だ。 社員が書い...

「当たり前のことを当たり前にやりきる仕組みづくり」 営業利益率55%、年収2,200万円とバグった数値を叩きだせる秘密! 本書は、キーエンスの社員が書いた本書ではない。 記者が、キーエンスの社員、OB、取引先、ライバル企業など様々な人を取材し、その声をまとめた本だ。 社員が書いた本ではないからこそ目線が一方的にならず生のリアルな声(市場からの評価)が知れる。また、著者の取材がよくされておる事から、第三者によって書かれているからといって薄っぺらい内容という残念な事にもなっていない。なかなかない類の本になっていて読んでいて楽しい。 数字から見るキーエンスの凄さは、もはや異常と言っていいレベル。 日本人の平均年収が400万円といわれているこのご時世の中、キーエンスの平均年収は2,200万円⁉︎ 同じ会社員として羨ましい限りである。(笑) 反面、巷でよく聞くキーエンスの噂「30代で家が建ち、40代で墓が建つ」という激務を揶揄する言葉。 それは当たり前のことを当たり前にやり切るといいう風土が根付き追求された結果なのだろう。 営業利益率55%を叩きだせる秘密は、何も特別なことをしている訳ではないという事が本書を読めばよく分かる。 毎日のロープレ実施による相手の心にささる問題解決提案成功率の高さ、レスポンスの早さ・・ どこの会社でも聞いたことあるような事を徹底的にやれるかどうか。 私にとって学べた事が多くあった良い本だった。

Posted byブクログ

2023/04/19

当たり前のことを当たり前にやることが秘訣。簡単そうだけど、絶対出来ないなとも思った。それをやることが出来るキーエンスはやはりすごい。

Posted byブクログ

2023/04/16

全く性格の違う業界で働いているが、自分の会社・職場に置き換えたときに、取り入れて実践したい内容が次々と浮かんできた。とても勉強になる本だった。

Posted byブクログ