踏切の幽霊 の商品レビュー
なぜ幽霊は踏切にあらわれるのか?その謎が徐々に解明されていくに連れて、幽霊の生前の姿が明らかになっていく。高野さんの作品はただの小説じゃなくて、訴えたいものが各作品で明確にあるなと毎度思わされるけど、今回も例に漏れずという感じでした。ホラーな描写も少しあるので苦手な方は要注意です...
なぜ幽霊は踏切にあらわれるのか?その謎が徐々に解明されていくに連れて、幽霊の生前の姿が明らかになっていく。高野さんの作品はただの小説じゃなくて、訴えたいものが各作品で明確にあるなと毎度思わされるけど、今回も例に漏れずという感じでした。ホラーな描写も少しあるので苦手な方は要注意です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
幽霊の描写と存在が意外としっかりあった。 主人公は常に亡き妻のことをどこかで考えており、端々で亡き妻に思いを馳せていると分かるシーンがある。 最後例の亡くなった女に対しても優しく接し一人生き残った。死後想いが残ることを感じられて彼は救われただろうか。 例の女にも、その遺族にも心を寄せた彼が心穏やかにこの後も過ごしていければいい。 不思議で優しい話だった。
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のっけから最後まで、ずっと怪奇現象おこる。だからちょっと恐い。 筋書きはミステリー。妻を失った理由は明かされないまま、その喪失感から全く立ち直れず無為に日々を過ごす記者。心霊現象ネタを元に取材を進めていくにつれ、妻との日々を、自分の人生を、世の中の悪を、丹念に辿る。誠実なその人柄...
のっけから最後まで、ずっと怪奇現象おこる。だからちょっと恐い。 筋書きはミステリー。妻を失った理由は明かされないまま、その喪失感から全く立ち直れず無為に日々を過ごす記者。心霊現象ネタを元に取材を進めていくにつれ、妻との日々を、自分の人生を、世の中の悪を、丹念に辿る。誠実なその人柄に涙しない人はいないだろう。
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「ただの」と言ってしまうと語弊があるかもしれないが、ただの幽霊の話だと思って読み始めた。 すると途中から、幽霊と言うよりも記者の方にフォーカスが当てられるようになり、幽霊関係なくなっちゃうのかと思ったが、しっかり幽霊に戻った。 どんどん幽霊から話が大きくなってきて、最終的には社...
「ただの」と言ってしまうと語弊があるかもしれないが、ただの幽霊の話だと思って読み始めた。 すると途中から、幽霊と言うよりも記者の方にフォーカスが当てられるようになり、幽霊関係なくなっちゃうのかと思ったが、しっかり幽霊に戻った。 どんどん幽霊から話が大きくなってきて、最終的には社会派ミステリーのようになって、ドキドキしながら読んだ。 もはや途中科学では解決できないことも起こるが、人間が一番怖いと思わせた。 本当かはもう確かめるすべがないが、せめて松田さんの奥さんが幸せだったというのは、本当であってほしいと思った。
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踏切の幽霊 こんなタイトル、ホラーに決まってると思うやん?ホラー味のあるミステリー(しかも社会派)で女性の悲しい物語でもある。 都合よく超常現象を使われてる感のあるお話も多いけど、こちらは感情移入できちゃうというか許せちゃうというか。わたし自身は全然そういうのわかんないけど、信じ...
踏切の幽霊 こんなタイトル、ホラーに決まってると思うやん?ホラー味のあるミステリー(しかも社会派)で女性の悲しい物語でもある。 都合よく超常現象を使われてる感のあるお話も多いけど、こちらは感情移入できちゃうというか許せちゃうというか。わたし自身は全然そういうのわかんないけど、信じてないわけでもないというなんだか中途半端なスタンス。 大切な人を失ってしまったら…と思うとこの歳になってもおそろしい( •︠-•︡ )自分が死ぬのも怖いけど残される方が辛い気がする。 松田さん、なにか生きがいをみつけてほしいな。
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読みやすくて、ホラーテイストもばっちり。 踏切に現れる意味が生い立ちと重なったとき、なんとも言えない悲しさが溢れた。
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大手鉄道路線にある『下北沢三号踏切』で、今年に入り不審者立ち入り事案が多発していた。 元全国紙の社会部遊軍記者で女性誌の取材記者となった『松田』は、心霊ネタの取材でその踏切を訪れる。一年前その踏切の手前で若い女の刺殺体が発見され、犯人はすぐ逮捕されたものの被害者の身元は分からない...
大手鉄道路線にある『下北沢三号踏切』で、今年に入り不審者立ち入り事案が多発していた。 元全国紙の社会部遊軍記者で女性誌の取材記者となった『松田』は、心霊ネタの取材でその踏切を訪れる。一年前その踏切の手前で若い女の刺殺体が発見され、犯人はすぐ逮捕されたものの被害者の身元は分からないままであった。細い糸を手繰るように取材を続ける松田は、大物政治家の収賄疑惑と女の関係に辿り着く。 サスペンスホラーでしょうか。心霊現象がしばしば出てきますが、怖いというより哀しい話でした。ストーリーとしてもホラー部分は背景のようなもので、事件、身元を追う過程がしっかりと書かれ、むしろ重厚な展開でした。笑顔が分からないような子供時代を過ごし、死んでからも身元が分からない…誰にも探してもらえないということですよね。あまりにも寂しい人生。殺されたことを恨む気持ちもなかったんじゃないでしょうか。事件の犯人と黒幕が死んだのも、自分に関心を寄せてくれた松田にくっついていったら、相手が勝手に驚愕して死んだみたいな。こう言うと、ちょっと軽く感じますが、それほど人生を諦めていたように感じました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
踏切の側で死んでいた身元のわからない女性について調べていくにつれて、大物政治家や暴力団などが関わっているのが分かっていく。ドキドキしながら読み進めました。 最後女性の母親が見つかり、彼女の幼少期などが分かるとなんとも言えない悲しいような、切ない気持ちになりました。 あと、その女性が働いていたお店での名前が出てきた時は、思わず笑ってしまいました。
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ホラー要素もあるのかな、と思ってたけど全然怖さはなく。幽霊が出てきてトリックもなにもなくミステリーとしても読み応えのない作品だった。殺された少女の謎については哀しいストーリーだとは思うけど、ホラーとしてもミステリーとしてもどっちつかずな作品。初動の幽霊は良いけど、序盤以降の幽霊は...
ホラー要素もあるのかな、と思ってたけど全然怖さはなく。幽霊が出てきてトリックもなにもなくミステリーとしても読み応えのない作品だった。殺された少女の謎については哀しいストーリーだとは思うけど、ホラーとしてもミステリーとしてもどっちつかずな作品。初動の幽霊は良いけど、序盤以降の幽霊は出てこなくても良かった。星1.5
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わたしもいつか死んだら、大切なひとを守る力をもって幽霊になりたい 不思議な風とかになって さくらの花びらをプレゼントできたらいいな
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