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踏切の幽霊 の商品レビュー

3.8

266件のお客様レビュー

  1. 5つ

    50

  2. 4つ

    103

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    0

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2024/05/24

ホラーを求めて本を借りましたが、普通にミステリー要素もあっておもしろくてびっくりしました。 後半に超人的な減少が少し出てきましたが、少し無理やり感があって冷めました。主人公の奥さんが亡くなっており、ちょこちょこその設定引っ張り出してきますが特に筋には関連してこないので流れが悪くな...

ホラーを求めて本を借りましたが、普通にミステリー要素もあっておもしろくてびっくりしました。 後半に超人的な減少が少し出てきましたが、少し無理やり感があって冷めました。主人公の奥さんが亡くなっており、ちょこちょこその設定引っ張り出してきますが特に筋には関連してこないので流れが悪くなるので違和感を感じでそこも冷めちゃうなぁと思いました。 その辺が−1かな

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2024/05/24

ただの怪談話かと思いきや 1人の幽霊を真剣に追う 記者の話しで 珍しく 周りの記者関係や警察も 悪い人は出て来なかったので イライラせず読めた しかーし 政治家は いつでもこんなんなのね笑 ゾクっとしたり 胸がギュッとしたり ホロっとしたり ありえないけど ありえたら...

ただの怪談話かと思いきや 1人の幽霊を真剣に追う 記者の話しで 珍しく 周りの記者関係や警察も 悪い人は出て来なかったので イライラせず読めた しかーし 政治家は いつでもこんなんなのね笑 ゾクっとしたり 胸がギュッとしたり ホロっとしたり ありえないけど ありえたら 面白いな って思う物語でした いや どこかで ありえてるのかもよ

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2024/05/10

死者の存在を全く感じないし、亡くなってしまったら無になるのは当たり前でしょ、と思っていたけど、 でも、そうだなぁ、分からないよなと思いました。 主人公の、奥さんを愛する想いにただただ驚かされました。

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2024/05/06

う~ん小さい時頻繁使っていた路線 いつも特急に乗れば溶けないアイスをたべてた。 最後はパタパタと展開が早かったので読みやすかった

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2024/05/02

面白かった。 踏切に現れた幽霊の謎を追っていくということでホラー系のミステリかと思ったが、幽霊事件を追っていく流れは社会派ミステリに近い気がする。 そのあたりのブレンド具合が上手く話を盛り上げていると思う。 心霊現象などの神秘的な出来事が物語の緊張感を増幅していると思うし、事...

面白かった。 踏切に現れた幽霊の謎を追っていくということでホラー系のミステリかと思ったが、幽霊事件を追っていく流れは社会派ミステリに近い気がする。 そのあたりのブレンド具合が上手く話を盛り上げていると思う。 心霊現象などの神秘的な出来事が物語の緊張感を増幅していると思うし、事件を追っていくことで現実味のある地に足の着いたミステリになっていると感じた。 また、主人公の心の機微が伝わってきやすい文章で、とても読みやすかった。

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2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーだと思って読み進めていたら実は超常現象系で「えっ、そういうオチなの?!(ガッカリ)」みたいなことってありませんか? 個人的には超常現象系も好きなんですが、ミステリーだと思って読んでいたのに謎が回収されない時のやるせなさと言ったら・・ 本作も予備知識なしで読み始めた(正確にはブグ友さんの本棚にあるのを拝見して面白そうだったから「読みたい」したのに忘れてた)んですが、とても面白かったです、やるせなさなし。 「これは明らかにホラーやな」と気付かせる作者の筆力だったり、ホラーなりの理屈が通ってる展開の面白さだったりするのかなと思いました。 高野秀明さん初読みではなかったようなのですが、他作品を読んだのもだいぶ前ですっかり忘れているので、再度楽しめそうです。 好きな作者さんがまた増えました〜(*^^*)

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2024/04/25

2024/4/25 たびたび踏切に現れる幽霊。 その真相を追うことになった婦人誌の記者。 心霊物は好んで読まないんだけど、思いもよらぬ方向に話が進みすごく面白かった。 幽霊に取り憑かれて死ぬ、とかあって良いんじゃないかと思えた。

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2024/04/21

この方の人物描写、すごく良いなぁと思ってたら、私が大好きな「13階段」の作者さんでした。 主軸はサスペンスだけど、ホラー要素が哀しく融合して、、、 主人公にも幽霊の女性にもだいぶ感情をもっていかれました

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2024/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ  1994年。妻を病で亡くし、新聞記者を辞め、婦人雑誌の契約社員として働く松田。怪談特集である踏切を取材する。たびたび人が立ちいるという。そこはかつて行きずりの犯行で女性が亡くなった場所であった。しかし、女性の本名は知れずじまいで、キャバクラに勤めていたことしかわからなかった。松田たちはキャバクラ、元同僚などを訪ね、女性がある政治家の愛人になり、その政治家の汚職事件が明らかになる頃に殺されたことを知る。その捜査の合間にも、不可思議な出来事が起こる。松田宅への無言電話、犯行に関わったとされる男性の死亡、実行犯男性は様子がおかしくなり死亡した。 《感想》ミステリーと怪談の融合。1994年という設定と、堅めの文章が時代掛かっている。もっと時代は古いが、松本清張みたいだ。主人公松田の取材は王道。記者時代の刑事や、マスコミ仲間などのツテを使ったり、身銭を切ってキャバクラに行ったり。1994年にはキャバクラはまだ目新しいビジネスだったらしい。倒産したホテルや、断片的にしかわからない施設の名前は、その道に詳しい人の記憶力に頼ったり、紙の資料で探すのも懐かしい刑事物みたい。王道のミステリーに怪談が重ねられているが、怖くはない。ひたすら寂しくて悲しい。生まれてからほとんど笑うことのなかった女性の悲しさが出ていて切なくなった。また、その彼女の痕跡をたどるのが、妻を亡くして空虚になっている松田というのがより寂しさを濃くしている。

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2024/04/03

始まりは下北沢の踏切で幽霊を 目撃する電車の運転手の話から 踏切で名前の分からない女性が 血塗れで踏切の前で亡くなっていた 事実が分かり、その辺りから 背中がゾクゾクする怖さが読んでいて 一気に感じ始めたが、女性誌のジャーナリスト が心霊事件を軽く取材をして行くと 亡くなった女の...

始まりは下北沢の踏切で幽霊を 目撃する電車の運転手の話から 踏切で名前の分からない女性が 血塗れで踏切の前で亡くなっていた 事実が分かり、その辺りから 背中がゾクゾクする怖さが読んでいて 一気に感じ始めたが、女性誌のジャーナリスト が心霊事件を軽く取材をして行くと 亡くなった女の名や何故殺され 瀕死の状態で踏切まで血を流しながら何故 歩いて居たのか謎が謎を呼び その女の人生や背景を知ると憤りと やるせ無い気持ちが滲んでくる。 怖さの裏には涙があった。

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