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烏の緑羽 の商品レビュー

4.2

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2023/01/31

うーん… 長束ってこんな世間知らずの頼りない人だったっけ? それぞれのキャラクターが作品ごとにイメージが変わってちょっとついていけない。(雪哉も) シリーズ終わるたび、これまでの作品を読み返さないと思い出せないことが増えていく一方なのもつらい。 前作の時は読み終えたあとのワクワク...

うーん… 長束ってこんな世間知らずの頼りない人だったっけ? それぞれのキャラクターが作品ごとにイメージが変わってちょっとついていけない。(雪哉も) シリーズ終わるたび、これまでの作品を読み返さないと思い出せないことが増えていく一方なのもつらい。 前作の時は読み終えたあとのワクワクがあったけど、 今回は。。 あ〜、八咫烏シリーズ、脱落しそうです…!

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2023/01/26

あぁわからない(ーー;) シリーズを読み終える毎に気持ちの拠り所がコロコロ変わってしまう。 こいつすごーく嫌なやつやったのに、え?この人こんな残念な変化してしまったの? きっと、現実もそういうものなのでしょう。 でも、ここまでの登場人物の側からのものを読ませてもらっちゃうと...

あぁわからない(ーー;) シリーズを読み終える毎に気持ちの拠り所がコロコロ変わってしまう。 こいつすごーく嫌なやつやったのに、え?この人こんな残念な変化してしまったの? きっと、現実もそういうものなのでしょう。 でも、ここまでの登場人物の側からのものを読ませてもらっちゃうともう訳がわからない(T ^ T) お願いです、早く次を… 切望いたします。

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2023/01/24

全巻の終わりからガラリと時間軸もメインキャラもかわって、回り道をするな、でもこの回り道、きっと必要なんだろうな、と思いながら読んでいたけど、やっぱりそうだった。 この新章、風呂敷がどんどん広がってる感じがして、全巻をどんどん忘れてしまいそう。。。笑 2023.1.24 12

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2023/01/22

今回は奈月彦のお兄さん、長束のお話と思いきや、彼の従者、路近の生い立ち、彼に関わる人々の話だった。 八咫烏シリーズの最初から読んでいる身としては、どんどん話が広がっていくなあと思っていたら、まさか、終盤にあんな大変な事になるとは。 その衝撃で、それまでの路近や清賢、翠寛を丁寧に掘...

今回は奈月彦のお兄さん、長束のお話と思いきや、彼の従者、路近の生い立ち、彼に関わる人々の話だった。 八咫烏シリーズの最初から読んでいる身としては、どんどん話が広がっていくなあと思っていたら、まさか、終盤にあんな大変な事になるとは。 その衝撃で、それまでの路近や清賢、翠寛を丁寧に掘り下げられた話が吹っ飛んだ感じ 自分の中でうまく消化できず、モヤモヤしたまま物語が終わってしまった。

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2023/01/22
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23/1/20〜1/21 長束が表紙だけど、思ったより翠のターンが長かった 路近の忠誠の理由が「道楽」だったの、清賢の腕のとき、助ける理由は道楽だと言ったことからだね 清賢と翠寛の内面がよくわかり、また空棺を読みたくなった 前作から時間を空けて読んだため、翠が翠寛だと気づくのに時間がかかった 言われてみればこの性格は翠寛だな こういう風に複数の視点で語られる形式が好き 雪哉はやはり楽園の時の印象のままなのかな 八咫烏シリーズは誰視点で語られるかでエピソードの印象ががらりと変わるので面白い 早く雪哉視点の色々を読みたいなぁ

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2023/01/19
  • ネタバレ

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路近についてわかったり、これまでの時系列の裏側がわかったりで面白かった。 路近については、単におっかない奴、頭はキレるし粗暴だが、一定の忠誠はある奴?と思ってたら、一種のサイコパス的な人物だったのがわかって面白かった。無邪気、というか、想像性が足りない。機械のように教えられたことを覚えるが応用が足りない。愉悦の感情を知る前の言峰みたいな奴なんだなと解釈した。 そして長束が今のおもちゃ。道楽、ですねぇ。臨也にも似てる。 翠寛はなんとなくそんな奴いたなー程度で覚えてた気がするが、あんま覚えてなかった。いたかもぐらい。清賢もあんま覚えてなかったけど、片腕を失ったキャラもいたかもしれないぐらい。あやふやすぎる。 翠寛や清寛を通して山内の世界がわかって面白かった。 朔王は、こいつ人間なんだよな、の気分で眺めてた。 →人間だと思ってたけど八咫烏なん?軽く調べたら実は○○では?という考察も出てきて驚いた。何があってもおかしくはない。 長束も内面が描かれることで優秀で弟大好き以外もわかって良かった。なんも知らねえな。上がこれだと下の人間としては脱力する。作者は理想の政治家像を描いてるなと感じた。 藤波は1巻での描き方や退場の仕方で、ず~となんかあるだろうなと思って、追憶でのアレで、最悪な形で爆発しちゃって目も当てられなかった。なぜ民は思いやれるのに妹には目を向けられなかったのか。 早く紫苑の内面が見たい。 雪哉とバチバチして欲しい。

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2023/01/17
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金烏の兄長束(なつか)。彼には路近(ろこん)という従者がいる。殺人(八咫烏だが)も厭わない彼に恐ろしさを感じる長束。清賢(せいけん)より羽緑(はみどり)を従者に加えては、と進言される。路近は、清賢には矛盾を嫌うものに見え、羽緑には悪鬼に見える。二人の過去など語られつつ、もろもろあって、羽緑は従者に。ここから前巻の続き。そんな折、金烏が殺される。皇后と薄力粉(雪哉)が袂を分かつ。今は耐えてくれ、と皇后と娘にいう長束。皇后たちは羽緑と逃げる。・・・・そして、その日は唐突にやってきた。 てな感じで書いておかないと、次は1年後の気がするからな。

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2023/01/17
  • ネタバレ

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いきなり、時代が逆行? 前回の謎はどこへいったんだ!? 紫苑の姫はどうした? と少々、戸惑いながら読む。 というのは、長束の側近・路近の若き日と、振り回される人びとの物語だからだ。 どうやら、これは外伝みたいな位置づけか、と面白いので、 途中からぐんぐん引込まれた。 そうしたら、ほらね、やっぱり・・・の展開。 早くも、続きが待ち遠しい。 そうだったのか、うんうんw

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2023/01/16

前作「追憶の烏」から少し遡り、猿の襲撃、山神とのやり合いの後、奈月彦が即位して3年後あたりから始まります。 護衛の路近との関係に悩む長束から話は広がっていきますが、最後、こう繋がるのかっ! めっちゃ語りたいですが、 ぜひ、前知識なく読んでもらいたい‼️

Posted byブクログ

2023/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【目次】序章/第一章 長束/第二章 清賢/第三章 羽緑/第四章 翠/第五章 路近/第六章 翠寛/終章 今までの話を長束の視点でまとめ、長束の成長と覚悟が描かれている。複数の視点で描くことで、一つの出来事が立体的に浮かびあがるさまは見事。それも時間経過と共に描かれるので、それぞれの登場人物に寄り添って進める。 前巻まででは、雪哉の独擅場にも思えたけれど、どうしてどうして一癖も二癖もあるキャラがたくさんいて頼もしい。そして、最後に登場した彼女。先を読むのが楽しみだ。

Posted byブクログ