ライオンのおやつ の商品レビュー
死を目前にして、いろんなことをそぎ落としてレモン島に来た主人公が、そこでいろんな人に出会って見切りをつけてきたもの、自分の人生が恋しくなってまた拾って…泣いて泣いて、生まれた事に感謝して、体がなくなってしまうということと向き合っていく。人間がみんな、こういう死に方ができればいいと...
死を目前にして、いろんなことをそぎ落としてレモン島に来た主人公が、そこでいろんな人に出会って見切りをつけてきたもの、自分の人生が恋しくなってまた拾って…泣いて泣いて、生まれた事に感謝して、体がなくなってしまうということと向き合っていく。人間がみんな、こういう死に方ができればいいと強く思った。
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本に出てくる料理たちが全部おいしそうで、優しい味で、私も食べたくなりました。特に、朝のお粥、冬になったら食べたいなあ。 食堂かたつむりも読んだけど、出てくるご飯が全部魅力的で、リアルに想像できる表現で書いてくれるので、お腹が空いてくる。 「死ぬまでは生きるしかない」っていう言葉が...
本に出てくる料理たちが全部おいしそうで、優しい味で、私も食べたくなりました。特に、朝のお粥、冬になったら食べたいなあ。 食堂かたつむりも読んだけど、出てくるご飯が全部魅力的で、リアルに想像できる表現で書いてくれるので、お腹が空いてくる。 「死ぬまでは生きるしかない」っていう言葉がすごく刺さって、普段いろいろ文句言いながら生活してるけど、今私は生きてて、生きるしかないんだから、ちゃんと生きようと思った。うまく言えないけど、ちゃんと生きることと向き合って、毎日朝を迎えられることに感謝しようと思った。 普段生きていて忘れている大事なことを教えてくれた本です。 通勤の電車で読んでたけど、雫ちゃんの力強い生きざまに心を打たれて、まわりの人のあったかさに心を打たれて、泣きそうになりました。家で読んだほうがいいです。 にしても、自分がおやつリクエストするとしたら、何にしようかな〜て考えてます。迷うな〜。思い出に残ってるもの、いろいろあるけど、めちゃくちゃこれ!!って言うのはすぐ思いつかない…。だからやっぱり、ご飯はしっかり味わって食べるべき。仕事で忙しいと、ながら食べしちゃう時とかあるけど、しっかりご飯と向き合って食べる。それもちゃんと生きるということ。 あと、六花かわい〜もふもふ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
序盤はあまり読むスピードも乗らず、数日放置していたが、中盤から読み進める手が止まらず、読みながら、最後まで号泣だった。 1人の女性の、死に対する怒り、恐怖や、死を受け入れようとする心情、生きたいと思う気持ちなど、変化していく内面が丁寧に書かれている。人が死ぬ時はこんな感じなのかな?としっくりきて、すーっと受け入れられた。 2年前に母親が亡くなってから、整理のつかなかった気持ちが、少し軽くなった気がする。死んでなお、救いのある話で、愛に包まれて気持ちが温かくなる作品。明日、周りにいる人たちに優しくありたいと思った。
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余命を知らされ、余生をどう生きるかとなった時自分だったらどうするだろうととても考えさせられた 人それぞれ違った生き方があり、死に方がある。 たとえば、アワトリスさんの心情はよくわかる バリバリ仕事してた時は、人を寄せ付けなかったろう甘えられなかったろう。 でも最後にこうして本来な...
余命を知らされ、余生をどう生きるかとなった時自分だったらどうするだろうととても考えさせられた 人それぞれ違った生き方があり、死に方がある。 たとえば、アワトリスさんの心情はよくわかる バリバリ仕事してた時は、人を寄せ付けなかったろう甘えられなかったろう。 でも最後にこうして本来なりたかった姿を表現していた。 本来であればそのなりたい姿を人生の序盤からなるべきなのだろうが、そうできなかったことで、終盤でなることでまた深みを知る
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主人公と同じ歳。もし自分だったら、と重ねずにはいられなかった。生きること、死ぬこと。ずしんとしちゃうけど、「おやつ」という甘いご褒美があたたかさを感じさせてくれる。「そ」を食べてみたい…
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2024/08/02 ダメだー・・・ 読んでいる間中ほぼずっと泣いていた。 人生もそろそろ折り返しを迎えるこの頃、自分の命の終わりというものがチラチラと視界に入るようになってきたような気がする。 この小説を読んで、「まだまだ全然死にたくない」「もっともっと生きていきたい」と強く...
2024/08/02 ダメだー・・・ 読んでいる間中ほぼずっと泣いていた。 人生もそろそろ折り返しを迎えるこの頃、自分の命の終わりというものがチラチラと視界に入るようになってきたような気がする。 この小説を読んで、「まだまだ全然死にたくない」「もっともっと生きていきたい」と強く思った。 後半、雫の意識があやふやになっていく場面は、読んでいて涙が止まらなかった。 雫もきっと、もっともっと生きたかったのに。 でも、最後まで生ききった雫の命の尊さに、また涙が出る。 息子が大きくなったら、この本をぜひ読んでもらいたいと思う。
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生きることの大切さ。自分の身体大事にしなきゃな、両親にも感謝しなきゃなって思えました。 マドンナさんのいう言葉1つ1つが心にささりました。 雫さん本当に強い人ですね。私と同い年なのに尊敬します。
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途中で出てきたももちゃんの話で泣いちゃった ホスピスで働く、ボランティアをする人たちってもうとてつもなく大変、というか辛いんだろうな。 でもその中でも人生の最後の瞬間を最高に過ごしてもらおうとするスタッフ(主にマダム)が素敵すぎた いつかみんなくる死について考えさせられる 「...
途中で出てきたももちゃんの話で泣いちゃった ホスピスで働く、ボランティアをする人たちってもうとてつもなく大変、というか辛いんだろうな。 でもその中でも人生の最後の瞬間を最高に過ごしてもらおうとするスタッフ(主にマダム)が素敵すぎた いつかみんなくる死について考えさせられる 「私は何十年か前に偶然タイムスリップしてこれちゃったラッキーな人間」の方式を当てはめて考えるといまの自分はちゃんとホスピスに入ってる時でも後悔しない自分でいられてるかな。 そして人生最後のおやつ。 最中とかかな(今日食べたから) アワトリスさん、亡くなった後のエピソード涙 毎朝のお粥が生きる希望。 家族がいる人もいない人も、死ぬ時は1人よね。よくドラマでみるシーンでは家族に囲まれて涙涙のイメージしかなかったけど、こういうふうにホスピスで素敵なスタッフに囲まれて亡くなるのももちろんいいなあ
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ボロボロ泣いちゃった 死ぬ時ってこんな感じなのかな? 私もこんな感じで死ねるのかな? 涙止まらないよー
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いつか訪れる自身の死について、すごく考えさせられる内容でした。今生きてるって本当に奇跡で幸せなこと。つい平凡でしょうもない毎日だなって何もかも嫌になるけど、ただ健康に生きてるだけでどれだけ幸せなことか、悩みがあるって贅沢なことだなぁと思わされた。生きたくてもそれができない人がいる...
いつか訪れる自身の死について、すごく考えさせられる内容でした。今生きてるって本当に奇跡で幸せなこと。つい平凡でしょうもない毎日だなって何もかも嫌になるけど、ただ健康に生きてるだけでどれだけ幸せなことか、悩みがあるって贅沢なことだなぁと思わされた。生きたくてもそれができない人がいる。それを忘れずにその人たちの分まで全力でこれから生きていこうとおもった。
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