ライオンのおやつ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
待望の文庫化! 読みやすくて、 さらっと短時間で読めました。 終末期医療、ホスピスという 重いテーマのお話なんですが、 周りの人達の優しさが溢れていて そんなに重く感じることなく 時間は流れます。 ずっと涙が止まりませんでした。 タヒチ君と六花にはやられました。 ただ、雫ちゃんが亡くなってからのお話、 特に妹家族の、雫ちゃんがそこにいるような… のお話は、??でした。
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死をテーマにした物語でしたが、重すぎずサクサク読めました。死を目前にしたそれぞれの人の思いが、押し付けがましくなく素直に感じれ優しい気持ちになれました。 また再読したくなる作品です。
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人生の最期、病に伏せったらこのホスピスに行きたいですね。患者さんたちが一人ひとりいなくなってしまうのは悲しいですが、それまで穏やかに日々を過ごせることは安心ですね。瀬戸内の暖かい陽を浴びて美味しいおやつを食べたらどんな病気も治りそうな気がするんですが……うまくいかないものです。
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雫、六花、マドンナ、タヒチ君、お父さん、ゲスト、登場人物みんな魅力的だった 生を全うする 死を受け入れるのも、死に抗い続けるのも、死を恐れるのも、生を全うすることだと思う また時間をおいて読みたい
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既に単行本を読破しているので、文庫本に置き換え。 また記憶が薄れたら再読したい良作です。 〜以下は単行本読了時の感想です〜 タイトルから「童話かな?」と思ってしまいますが、内容は迫りくる死との向き合い方を綺麗な情景と人々とで綴られた、とても優しいお話でした。 小川糸さんの作品...
既に単行本を読破しているので、文庫本に置き換え。 また記憶が薄れたら再読したい良作です。 〜以下は単行本読了時の感想です〜 タイトルから「童話かな?」と思ってしまいますが、内容は迫りくる死との向き合い方を綺麗な情景と人々とで綴られた、とても優しいお話でした。 小川糸さんの作品を読んだのは「ライオンのおやつ」が初めてでしたが、終始読みやすく、言葉に温かみがある印象を受けました。「ライオン」、「おやつ」という言葉がなぜ出てくるのか? と、読み進めていく中で次第とわかり、そして登場する人が皆、とても個性豊かで愛らしく、文章だけでもイメージがすんなりと浮かぶ筆力に驚かされました。 また数年後に読み返したくなる、そのような一冊だと思います。
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本屋大賞ランクイン作読み進めようということで読書。小川糸さんは割と好きな作家さん ・あらすじ 若くして余命を告げられた雫。入所者の思い出のおやつを提供する「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。 登場人物、島の雰囲気、色々なおやつと思い出のエピソードなど、いい...
本屋大賞ランクイン作読み進めようということで読書。小川糸さんは割と好きな作家さん ・あらすじ 若くして余命を告げられた雫。入所者の思い出のおやつを提供する「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。 登場人物、島の雰囲気、色々なおやつと思い出のエピソードなど、いい物語だなぁと。ただ後半がそこまで響かなかったというか、感情が置いてかれた感じでした。捻くれてるだけかもしれない。
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