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ライオンのおやつ の商品レビュー

4.3

576件のお客様レビュー

  1. 5つ

    279

  2. 4つ

    187

  3. 3つ

    76

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

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2024/09/15

ごはんとかについての描写がある本を読みたいとリクエストして母に借りてきてもらった。最近昔好きだったものとかやりたかった事に目を向けているので、すこし重なるような心の奥がほっこりする話だった。死って悲しいもの、暗いものって定義しがちだけど雫ちゃんにとってはすごく死が明るいってわけじ...

ごはんとかについての描写がある本を読みたいとリクエストして母に借りてきてもらった。最近昔好きだったものとかやりたかった事に目を向けているので、すこし重なるような心の奥がほっこりする話だった。死って悲しいもの、暗いものって定義しがちだけど雫ちゃんにとってはすごく死が明るいってわけじゃないけど、死に向かう日々だけど幸せな毎日だった様に思えて辛い、悲しいだけじゃない過去も含めて全て許せる様なそんな自分と向き合って受け入れていく雫ちゃんにほっこりとした。

Posted byブクログ

2024/09/15

話自体は切なくて、少しだけ穏やかな気持ちになるんですが、どうしても…どうしてもそれ入れる?みたいなネタが辛かったです。うぅん…いきなり男性にそれする?ってのも感情移入できなかったです

Posted byブクログ

2024/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の最後はどんなだろうと考えてしまった。 何を思ってどんな気持ちで終わりを迎えるのかな。 お父さんに会えてよかったなあ。 特大サプライズ付きで! 亡くなることが分かって読み始めるので終わりがくる寂しさを持ちつつ、人のあたたかさ、生きる喜びを一緒に感じさせてくれるやさしい物語だった。泣きました。

Posted byブクログ

2024/09/13

食べて歩いて仕事して、お休みの日は散歩をしたり本を読んだり、、、。 何気ない日常が、とても幸せなことで愛おしくなる作品だった。 毎日を一生懸命生きることが、どれだけ尊くて素敵なことなのか! 主人公の雫の他、マドンナやタヒチくんなど魅力的なキャラクターもたくさん。 小川糸さんの作品...

食べて歩いて仕事して、お休みの日は散歩をしたり本を読んだり、、、。 何気ない日常が、とても幸せなことで愛おしくなる作品だった。 毎日を一生懸命生きることが、どれだけ尊くて素敵なことなのか! 主人公の雫の他、マドンナやタヒチくんなど魅力的なキャラクターもたくさん。 小川糸さんの作品は他にも話題作があるので読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/09/10

瀬戸内海の島にあるホスピスの物語。 途中まで、時間がゆっくり流れているように感じていたのだけれど、ある場面でむしろ早く流れていたことに気づき、症状の悪化の早さに言葉を失い、そして終盤、流れる涙をとめることができなくなりました。 人はどのように死んでいくのか。 死にゆく人の内...

瀬戸内海の島にあるホスピスの物語。 途中まで、時間がゆっくり流れているように感じていたのだけれど、ある場面でむしろ早く流れていたことに気づき、症状の悪化の早さに言葉を失い、そして終盤、流れる涙をとめることができなくなりました。 人はどのように死んでいくのか。 死にゆく人の内側で起きてくること、死にゆく人のそばで感じていくことなど、まるで自分がそこで体験しているかのように感じられるお話でした。

Posted byブクログ

2024/09/06

余命を宣告された主人公がホスピスで生活する中で、人や自然と触れ合い、過去を振り返りつつ、これからの大切なことに気付いていく物語。 先日自転車で走った瀬戸内の島が舞台。情景が浮かび、心に沁みるお話。日常を大切に生きようて改めて思う。

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2024/09/03

最期の、雫がこっち側とあっち側を行き来してる時間が、多分本当に起こることだろうなと感じた。 耳だけは、最後まで機能すると以前看護師に聞いたことがある。 「ごちそうさま」、大往生だ。

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2024/08/28

『幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満をもたらしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。』 終始穏やかな気持ちで読んでいたが、気づいたら泣いてた。 自分がもし最後に食べたいおやつを選べるとしたら何を頼むか。小さい時に母がよく作ってく...

『幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満をもたらしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。』 終始穏やかな気持ちで読んでいたが、気づいたら泣いてた。 自分がもし最後に食べたいおやつを選べるとしたら何を頼むか。小さい時に母がよく作ってくれたクマの形のホットケーキ、好きな人と初めて遊んだ時に食べたパンケーキ、高校時代に友達からもらったパウンドケーキ、どれも思い出深くて迷ってしまう。自分が人生を終える時に、食べたいおやつがありすぎて迷ってしまうくらい誰かと甘いものを一緒に食べ、忘れたくないと思える思い出をたくさん造りたい。

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2024/08/26

大号泣で翌朝目が腫れました…寝る前に読むのはオススメしません(笑) 現在夏休みで子供を怒鳴る毎日。 ストレスでトゲトゲになった心を優しく包んでくれて、なでなでしてもらった気分です。 私だったらどんなおかしをリクエストするか考えてみたけど、これといった物は思い浮かばず… これから...

大号泣で翌朝目が腫れました…寝る前に読むのはオススメしません(笑) 現在夏休みで子供を怒鳴る毎日。 ストレスでトゲトゲになった心を優しく包んでくれて、なでなでしてもらった気分です。 私だったらどんなおかしをリクエストするか考えてみたけど、これといった物は思い浮かばず… これから生きていく中で見つけられたら良いなぁ

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2024/08/24

「死という終わりが分かって生きる」 そういう状況に陥った人しか分からない考えを知ることができた気がします。 しかし、読みながら自分と重ね合わせてました。 母が亡くなっていく姿を見た時、 もしかしたらこんな風に思ってくれてたのかなとか考えるとちょっとうれしかったです。 みんな誰しも...

「死という終わりが分かって生きる」 そういう状況に陥った人しか分からない考えを知ることができた気がします。 しかし、読みながら自分と重ね合わせてました。 母が亡くなっていく姿を見た時、 もしかしたらこんな風に思ってくれてたのかなとか考えるとちょっとうれしかったです。 みんな誰しもいつ死がくるのは分かっているはずなのにそれを当たり前のように生きている。 僕は毎日一緒懸命生きる。 それを振り返る時間になった一冊です。

Posted byブクログ