ライオンのおやつ の商品レビュー
雫もマドンナもタヒチくんも六花も登場人物&犬、みんな好きになる! 「汝、星のごとく」も読んで、瀬戸内行きたくなってる!!
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私自信、病院で働いていますが、いまだに人が亡くなることには慣れません。ただ、人が亡くなるというのは、"こわい"とか"かなしい"だけではないんだなとこの本を読んで気づくことができました。私も当たり前の毎日に感謝して、いつか命のろうそくが消える...
私自信、病院で働いていますが、いまだに人が亡くなることには慣れません。ただ、人が亡くなるというのは、"こわい"とか"かなしい"だけではないんだなとこの本を読んで気づくことができました。私も当たり前の毎日に感謝して、いつか命のろうそくが消える時は後悔がないよう、精一杯日々の暮らしを送りたいなと思いました。
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再読。初見は泣きすぎて風邪引いた。小説で風邪引くって聞いたことある…? すごく大事なものが詰まってる本なので気を引き締めて読んだ。でもやっぱ泣きすぎて大変だった。 この本が読者にもたらす、この涙はなんだろう? 感動?感情は確かに動くけど、感動ではない気がする。 辛み?胸が詰まるけ...
再読。初見は泣きすぎて風邪引いた。小説で風邪引くって聞いたことある…? すごく大事なものが詰まってる本なので気を引き締めて読んだ。でもやっぱ泣きすぎて大変だった。 この本が読者にもたらす、この涙はなんだろう? 感動?感情は確かに動くけど、感動ではない気がする。 辛み?胸が詰まるけど、辛いわけではない…やっぱり悲しみなのかな。 でも、深い悲しみではない。 じんわり胸に広がる悲しみというか。 人が永遠に解けない謎である生と死。 ドアが違うだけ、とはよく言ったものですね。 死はみんなが知りたくないことでもあり、1番の関心事でもあると思う。 先生はみんなの想像できないところを少し補って少し固まった心を和らげてくれる素晴らしい作家ですね… こんなホスピスいいな!!!!ってなりますが、マドンナとレモン島ありきの幻です…
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泣ける。淡々と読み進められる。 誰しもいつかは経験する死までの時間がテーマで どうしても自分だったら、と重ねて考えてしまう。 毎回読んでいて食べたくなるような表現。 そして犬が飼いたくなった。
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人前では絶対に読めない。 ひとつひとつの情景を思い浮かべると心があったかくなって、自然と涙が溢れてくる。そんな素敵な作品。 人生はままならない。 不幸を吸い込んで感謝を吐く。 いい年して自分はまだまだ未熟だなぁ、と読みながら思い知らされた。
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今25歳で今後の生き方、人生を考え出してるときだったからこの本を読んで自分もこんな風に小さな幸せに気付いて噛み締めて生きたいと改めて思った。この時期によかった。
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ぼく自身「人生は死ぬまでの暇つぶし」と考えていて、「死んでからがスタートだ!」みたいな謎の考えももっていますが、同じような考えをもつ人もいるんだなって、この本をみて思ったし、やっぱりこれは悪い考えじゃないなぁ、って自信がついた1冊。 ざっくりあらすじ。 「ライオンの家」は、余...
ぼく自身「人生は死ぬまでの暇つぶし」と考えていて、「死んでからがスタートだ!」みたいな謎の考えももっていますが、同じような考えをもつ人もいるんだなって、この本をみて思ったし、やっぱりこれは悪い考えじゃないなぁ、って自信がついた1冊。 ざっくりあらすじ。 「ライオンの家」は、余命を宣告された人たちが集まる終の住処。そこに入居した主人公の女性。死への葛藤、生と死の受容、そしてどうありたいかという真理。余命とどう向き合うのかを明るく暖かく追体験することができる。そんな1冊となっています。 死生観って「太く短く」みたいなそんな単純で軽いもんじゃなくて、『死ぬのが怖ぇ』などの自分が死に対して抱いている感情すべてを受けとめて、さらにそれを認めた上で「じゃあどうやって死んで、それまでどう生きたいか」を実際に実践していくことだと、ぼくは思います。 人の死に触れて学ぶことがあるように、本の中の人物であってもその死生観には学ぶべきエッセンスが沢山あります。 ぼくの生き方、死に方、両方にいい刺激を与えてくれた最高に心温まる小説でした。読んでよかった。
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何気ない日常を、愛しく大切にしたくなる気持ちになった、本当に素敵な本でした。 自分の力ではどうにもならないことへの怒り、悲しみ、その他色んな感情が込み上げる主人公に思いを馳せながら。 登場人物の一人ひとりにそれぞれの物語があり、それもまた感情を揺さぶられました。
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癖がなくとても読みやすかった。だからといって軽いわけでもなく、末期の病気というテーマを扱うだけの重さもあった。 作中の舞台である“ライオンの家” そこでは毎週日曜日、選ばれた1人の思い出のおやつが提供される。 私が思うに、ここでの思い出のおやつはその人たちの人生の核といえるもの...
癖がなくとても読みやすかった。だからといって軽いわけでもなく、末期の病気というテーマを扱うだけの重さもあった。 作中の舞台である“ライオンの家” そこでは毎週日曜日、選ばれた1人の思い出のおやつが提供される。 私が思うに、ここでの思い出のおやつはその人たちの人生の核といえるものじゃないかなと感じた。 たがらこそ、今の自分にとって思い出のおやつはなんだろうと思い返してみたけれど、浮かんでこない。私はまだ、人生の核といえるものを見つけていないから。 終盤、涙が溢れて止まらなかった。 私も作中人物たちのように、人生の核となるような思い出のおやつを見つけたい。 それが生きているうちか、死ぬ間際かはわからないけれど。
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よく行く区民センターの司書さんのおすすめ! みなさん、泣きました!!! って言ってたのだけど、まぁ、最初からがん患者のホスピスっていうところが主だったので、 これからお別れが続くんだろうなぁ。 と、先がわかるとーりなので、 どんでん返しとは言わず、静かにそのとーりに話しが進ん...
よく行く区民センターの司書さんのおすすめ! みなさん、泣きました!!! って言ってたのだけど、まぁ、最初からがん患者のホスピスっていうところが主だったので、 これからお別れが続くんだろうなぁ。 と、先がわかるとーりなので、 どんでん返しとは言わず、静かにそのとーりに話しが進んでいくからなのか、 泣くとかよりも、なんかこんなあたたかい死への道って、いいなぁー って思えた。 わたしが一番、なに!って思ったのは。 おやつのリクエストの紙なんだけども。 素人が書くにはあまりに文章力高くて、 ちょっとそんなにうまいことみんな書けるの!? いや、死の縁に直面すると、 途端に自分の思いの言語化がこんなにスムーズにいくんか!!!! と、思わずツッコミたくなっちゃったょ、、、、 小川糸さんが全て作り込んでるわけだから、 そもそも、病人が書いたとされた風に小川糸さんが書いたのはわかってるんだけど、 この文章力は嫉妬に値するわぁ〜 わたしは、一田憲子のあの文体のように、 自由に言葉を操ることができるならば、 悪魔に魂を売ってもいい。 と、思ってるんだけど。 余命いくばくかで、こんなに言葉を思った通りに操れるようになるならば、 もしかしたら、楽しみですらあるかもしれない。 と、全く別のところで期待しました。 #ライオンのおやつ #息子の友達の手紙 #そっちで感動してしまって、 #こっちで感動できなかった。 #まぁーねーフィクションだしな #やっぱリアルに勝るもんはないよなぁ #7歳の息子の友達の手紙 #わたし宛だよ! #めっちゃ泣けた #手紙 #7歳って、本当すごい #生まれてから7年しかたってないのよ #すごいキュンとなった
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