1,800円以上の注文で送料無料

ライオンのおやつ の商品レビュー

4.3

576件のお客様レビュー

  1. 5つ

    279

  2. 4つ

    187

  3. 3つ

    76

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2022/10/27

泣けると評判の本。 雫が最期まで生きる様子を温かく描ききる良作。 マドンナの言葉ひとつひとつが優しく励ましてくれる。 百獣の王のもとで、何にも恐れず、ゆっくりと過ごせる。 そんな意味のライオン。 人生なんて百点満点にはならないけども、 最期まで生き抜くことの難しさと大切さがじん...

泣けると評判の本。 雫が最期まで生きる様子を温かく描ききる良作。 マドンナの言葉ひとつひとつが優しく励ましてくれる。 百獣の王のもとで、何にも恐れず、ゆっくりと過ごせる。 そんな意味のライオン。 人生なんて百点満点にはならないけども、 最期まで生き抜くことの難しさと大切さがじんわりとしみる。 ぜひとも、時間をとって本の世界に沈みこんでほしい。

Posted byブクログ

2022/10/26

自分に置き換えてなかなか考えられないけども 人の奥底に潜む考えがまだまだある気がしました。 私たちはあたりまえではないけど、あたりまえみたいな今ある幸せや感謝を思った以上に見過ごしている、という比ではないくらいに見過ごしているんだと思います。と同時にこれは無意識だと気づけないもの...

自分に置き換えてなかなか考えられないけども 人の奥底に潜む考えがまだまだある気がしました。 私たちはあたりまえではないけど、あたりまえみたいな今ある幸せや感謝を思った以上に見過ごしている、という比ではないくらいに見過ごしているんだと思います。と同時にこれは無意識だと気づけないものなんだと感じます。 私も少し前にうさぎを亡くした時、あたりまえの幸せを見過ごしていることに気づいたけれど、その感覚が時間と共に薄れてしまっていたことに気付かされました。 もう自分が死を受け入れたって思い込んでも、もっと深いところにまだ生きたいって感情がいる。それ自体を受け入れるって言うことが本当の意味での受け入れること。というのが深かったです。 これから、親しい存在を失う場面に遭遇する仕事柄、マドンナの『どんなに多くの方を看取っても、完璧というものはなくて、もっとああしてあげればと言う後悔の念が残ってしまう。』が印象深かった。 半分も行ってないくらいで泣いてしまいました。最後の方ずっと泣いてたし。

Posted byブクログ

2022/10/28

感想を打ってる今も涙が出てくる。 生きてるうちにこんな素晴らしい作品に出会えた事に感謝したい。 いつかくるであろう死に逝く瞬間まで一日一日、今この瞬間大切に生き抜こうと思う。 絶対手放す事のない大切な一冊になった。

Posted byブクログ

2022/10/23

しずくさんの最期の日々、ていねいに書かれていて、読み応えありました。 人はどのように幕を閉じるのか…小川糸さんのていねいな暮らしのテイストが、あふれてるように感じました。

Posted byブクログ

2022/10/22

余命宣告を受けた雫が、瀬戸内の島のホスピスで過ごす日々の話。 食べることは生きることで、たくさんの食事が大切に大切に書かれていたのが印象的。私も「ごちそうさま」と言えるように生きたいと思わせてくれる作品でした。悲しいけれど、それ以上に温かかったです。

Posted byブクログ

2022/10/22

とてもいいお話でした。読後感もじんわり温かい感じ。 まさに大往生ってこういうことなんだなと思いました。病気で寿命が見えている人も、考え方次第で大往生できるんだなと感じました。余命が宣告させるにせよ、寿命で死を迎えるにせよ、悔いのないように生きたいと思わせてくれる作品でした。ただ、...

とてもいいお話でした。読後感もじんわり温かい感じ。 まさに大往生ってこういうことなんだなと思いました。病気で寿命が見えている人も、考え方次第で大往生できるんだなと感じました。余命が宣告させるにせよ、寿命で死を迎えるにせよ、悔いのないように生きたいと思わせてくれる作品でした。ただ、不慮の事故などで死を迎えてしまった人にとっては、本当にやるせないなぁ…と思います。だから、私は明日何が起きてもいいように、精一杯生きたいと思います。 途中に出てくる、おやつも美味しそうです。そして、そこにある思いにも感動します。 人にも薦めたいなと、思いました。

Posted byブクログ

2022/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たった一月の話なんて思えないくらい本当に『蘇』のような濃さだった。 決して人前で読んではダメなくらい、お腹が筋肉痛になってしまうくらい号泣してしまった。 読んで良かった。

Posted byブクログ

2022/10/22

とてもやさしく、強く、美しい物語。シンプルで、彩り豊か。水彩画のようなすばらしい作品。本当に力のある作家さんだなあ、と心から思った。

Posted byブクログ

2022/10/21

涙必至!!! ※ご自宅で読まれることをおすすめします。 単行本の時からずっと気になっていて、文庫になったタイミングで購入。 小川糸さんの登場人物たちが本当に温かい人ばかりで、読んでいて気持ちが良い。 物語は瀬戸内海のレモンの島にあるホスピス ホスピスという施設の概要は知ってたけど...

涙必至!!! ※ご自宅で読まれることをおすすめします。 単行本の時からずっと気になっていて、文庫になったタイミングで購入。 小川糸さんの登場人物たちが本当に温かい人ばかりで、読んでいて気持ちが良い。 物語は瀬戸内海のレモンの島にあるホスピス ホスピスという施設の概要は知ってたけど、こういう風に物語になると 生きることのありがたさや、ちょっとした事が素晴らしい瞬間だったりと考えさせられます。 みんなの最後のおやつ、食べてみたいなぁ〜 雫やマドンナ、タヒチ君たちのセリフに何度も涙腺を壊されて、電車の中で必死に堪えてました… 自宅でゆっくり、そして思いっきり涙を流しながら読むのがおすすめです!

Posted byブクログ

2022/11/02

ライオンの家というホスピス、マドンナやタヒチさん、シマさんとマイさんなど、魅力的なんだけど余りに現実感がないように感じられて、話に入り込めず消化不良で終わりました。 ホスピスで暮らす最後の時間。こんな風に過ごせたら、こんな人たちと会って爽やかな気持ちで生きられたら。じんわり感動で...

ライオンの家というホスピス、マドンナやタヒチさん、シマさんとマイさんなど、魅力的なんだけど余りに現実感がないように感じられて、話に入り込めず消化不良で終わりました。 ホスピスで暮らす最後の時間。こんな風に過ごせたら、こんな人たちと会って爽やかな気持ちで生きられたら。じんわり感動できたりしながら、ふと我にかえったりして。 自分の読む時のコンディションにもよるのかもしれません。もっと入り込みたかったな...

Posted byブクログ