ライオンのおやつ の商品レビュー
病と死、重いテーマなのに読了後の爽快感 泣いて心が洗われるとはこのこと。 おやつ食べてみたいなぁ。レシピ本出して欲しい
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ホスピスが舞台な時点で、泣かせにくることはわかっていても、その時がくるとやはり泣いてしまう。現実のホスピスにどこまで近いものか、単に理想なのかはわからないし、全て同意するものではないとしても、死に向かってどう生きるべきかを考えさせるものだったなあと思う。雫がだんだんと弱っていく様...
ホスピスが舞台な時点で、泣かせにくることはわかっていても、その時がくるとやはり泣いてしまう。現実のホスピスにどこまで近いものか、単に理想なのかはわからないし、全て同意するものではないとしても、死に向かってどう生きるべきかを考えさせるものだったなあと思う。雫がだんだんと弱っていく様はとても寂しいし、後半の混濁具合はこちらも混乱する。エピローグは、自分が死んだ後はこんな感じであったら良いなと思わせるものとして描かれてるのかなと思った。
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自分は昔から人より死についで考えている方だと思う。というか、死を恐れている。大好きな人が死んでしまったら、自分が突然死んだら…なんていつも怖がっていたのだが、この本を読んで「死は自然なもの」ということが少し、完全ではないけど受け入れられた気がする。もし死んでしまっても雫のように大...
自分は昔から人より死についで考えている方だと思う。というか、死を恐れている。大好きな人が死んでしまったら、自分が突然死んだら…なんていつも怖がっていたのだが、この本を読んで「死は自然なもの」ということが少し、完全ではないけど受け入れられた気がする。もし死んでしまっても雫のように大好きな人と会えるのなら、魂としてそばにいれるのなら、死はそんな怯えるものではないのかもしれない。
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『ライオンのおやつ』?どんな小説か想像もつかなかったが、瀬戸内のホスピスライオンの家の朝食のお粥がとても美味しそうだった箇所からハマってしまいました!死を間近になった方の思いに触れ周りの方の優しさと感謝と美味しそうな食事を中心に描かれていてほんとに優しい気持ちになれた。それぞれの...
『ライオンのおやつ』?どんな小説か想像もつかなかったが、瀬戸内のホスピスライオンの家の朝食のお粥がとても美味しそうだった箇所からハマってしまいました!死を間近になった方の思いに触れ周りの方の優しさと感謝と美味しそうな食事を中心に描かれていてほんとに優しい気持ちになれた。それぞれの思いを大切にしていきたいと思えた作品だった。
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悲しいのに愛しくて。 現実感があるようでないような。 相手も自分も大切に、穏やかな心で生きていきたいと思いました。
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本を読んで初めて感動して涙した。 この本は色々な栄養を、そして特に生きる力を与えてくれた。何かを頑張ろうとするためのエネルギーを貰えた。 私もこれから生を噛み締めて、出来ることを精一杯やっていきたいと思ったし、口先だけにならないように努力したいと思う。 読みながら読み終わりたく...
本を読んで初めて感動して涙した。 この本は色々な栄養を、そして特に生きる力を与えてくれた。何かを頑張ろうとするためのエネルギーを貰えた。 私もこれから生を噛み締めて、出来ることを精一杯やっていきたいと思ったし、口先だけにならないように努力したいと思う。 読みながら読み終わりたくない!と思える本の1冊。
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たしかにじーんとする話ではあるけれど、ところどころ 引っかかる部分があり、それは 文章の雰囲気とか 表現とか そういうところで、あと 主人公があまり好きじゃないな、と感じた。食堂かたつむりもそうだったのだけど、主人公がなぜか好きになれない。 いい話ではあるのだけど、本とも 相性...
たしかにじーんとする話ではあるけれど、ところどころ 引っかかる部分があり、それは 文章の雰囲気とか 表現とか そういうところで、あと 主人公があまり好きじゃないな、と感じた。食堂かたつむりもそうだったのだけど、主人公がなぜか好きになれない。 いい話ではあるのだけど、本とも 相性ってあるんだなーってつくづく感じた。
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人生でもう一度読みたい本。何か偉業を成し遂げたわけではないが、人生を美しく、強く、全うした主人公の物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「せっかく生きているんだから美味しいものを笑顔で食べなきゃ。」って言葉が心に残りすぎて、胸に刻もうと思いページに折り目を付けてしまいました。笑 一日一日を大切に、とはよく言うけど、人生を味わい尽くすという表現が、このライオンのおやつという作品にぴったりでした。 最後に「ごちそうさまでした」と言える人生は最高に幸せだなと思います。 小川糸さん、食堂かたつむりとツバキ文具店シリーズを読んできましたが、どの作品も暖かくて大好き。
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