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ライオンのおやつ の商品レビュー

4.3

576件のお客様レビュー

  1. 5つ

    279

  2. 4つ

    187

  3. 3つ

    76

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    3

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2024/05/13

色んな人生の終わりを描いているものの、暗い印象ではなく、ほっこりあたたかい気持ちになった。 どのように死にたいかを考えることによって、どう生きていきたいかを考える。 私はこれからどんな風に生きて、最後にどんなおやつを食べて、何をお土産にしてあの世へ行こうかなぁ。

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2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣いた。 泣いてしまった… なんか心がほっこりする系かと思ったけど、少し死への恐怖が… ホントは死への恐怖がなくなるのかもしれないんだけど。 ただのおやつのお話と思っていたらホスピスの話でびっくりした。

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2024/05/12

人はいつか必ず死を迎える。人生の価値はその長さではなく、自分や他人にどれだけ光を与えることができたかだと思う。死んだ後も誰からも思い出してもらえない人生は悲しい。小さなことでも幸せを見つけられる人生を送りたいと思った。

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2024/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「DIE WITH ZERO」を読んでから、少しは、死を意識し、今を大切にしたいと思えるようになったかもと思いのですが、本作は、正に余命宣告を受け、唐突に死の現実を突きつけられた、33歳のしーちゃんの最期の生き様を垣間見ることになる。しーちゃんの死後に贈られるマドンナの言葉「生きることは、誰かの光になること」ー1番大切な人の光になれるなら、私も今をがんばろうと思います。

Posted byブクログ

2024/05/06

久々に小説を泣きながら読んでいた。お父さんがとにかくねぇ、愛情深くて・・・いや、この小説に出てくる人たちみんなが愛情深いんだけど。でも、余命宣告され、達観したような人と、本質としての愛情深い人って違う感じがするんだよなあ・・・ さて、自分だったら最後のおやつになにを望むだろう。人...

久々に小説を泣きながら読んでいた。お父さんがとにかくねぇ、愛情深くて・・・いや、この小説に出てくる人たちみんなが愛情深いんだけど。でも、余命宣告され、達観したような人と、本質としての愛情深い人って違う感じがするんだよなあ・・・ さて、自分だったら最後のおやつになにを望むだろう。人生最後に(食事は)なに食べたい?ってのはよく聞くけど、おやつねぇ・・・読み終わって相変わらず涙流しながらそんなことを考えてた。で、まだ見つからないのはまだまだおやつを食べれる時間があると思ってるからなんだろうなあ。

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2024/05/05

死に向かうお話なんだけど、号泣とかお涙頂戴系の作品とは感じなくて、実際読んでて泣くことはなかった。 私には“生”を強く感じさせる物語で、どう思われてもいいから好きなように生きないとな、って改めて決意させる本でした。

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2024/05/03

私は職業柄お看取りをすることが多くあるのですが、現実に死というものを目の前にした人の心の動きがとてもリアルに思えてしまいました。 生きている世界でも死後の世界でもたくさんの人が暖かく見守ってくれているんだってこの小説が教えてくれた。実際死ぬ時に辛いかって誰にも分からないことで...

私は職業柄お看取りをすることが多くあるのですが、現実に死というものを目の前にした人の心の動きがとてもリアルに思えてしまいました。 生きている世界でも死後の世界でもたくさんの人が暖かく見守ってくれているんだってこの小説が教えてくれた。実際死ぬ時に辛いかって誰にも分からないことで、分からないからこそ怖いと感じるのだろうけど、死ぬのは怖いことじゃない、暖かい世界があると私は雫たちに教えてもらった。 それぞれの最期に立ち会える者として、辛い気持ちが少しでも和らぐよう関わっていきたいと思った。 私はライオンの家で働きたい。涙がとまりませんでした。

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2024/05/04

初めて手に取った小川糸さんの著書。 33才という若さで、末期がんがわかり、余命宣告を受ける。病気をきっかけに、これまでの人生を振り返り、やり残したことを、可能な限りやり切って旅立っていく。クライマックスに差し掛かったところで、涙が一気に溢れる。読み終えてしまうのが、勿体無くて、残...

初めて手に取った小川糸さんの著書。 33才という若さで、末期がんがわかり、余命宣告を受ける。病気をきっかけに、これまでの人生を振り返り、やり残したことを、可能な限りやり切って旅立っていく。クライマックスに差し掛かったところで、涙が一気に溢れる。読み終えてしまうのが、勿体無くて、残り数ページのところで、いったん本を閉じる。残されたわずかな時間。人生いつからでもやり直せる、そんなメッセージが伝わってきた感動の一冊!

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2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだライオンになりたくない雫の言葉に涙してしまった。 「死」は怖いイメージが強いけど、いつか「ライオンの家」のような場所で、心残りなく旅立てたら幸せだろうな。 当たり前ではない毎日を大切に、過ごしていきたい。死ぬまで生きる。

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2024/04/28

もし余命を宣告されるようなことになったら、この本の事を思い出すんだろうな。 あんな家で最期を迎えられたら幸せだと思う。

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