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文にあたる の商品レビュー

3.9

78件のお客様レビュー

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2023/04/22

特別におもしろいエピソードが盛りだくさん、というわけではないが、校正のことを知らない人にもわかりやすく、知っている人には身につまされる話ばかり(「にも関わらず」とか辞書をどこまで当たるかだとか)。読み返そうとは思わないが、読めてよかったと思う。

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2023/04/22

校正とは? 知らない世界は面白そうなので何の知識もないまま読み始めた。 校正の仕事はどのようなものか、それと向き合うことによって考えたことなどが書いてある。 とにかく正解が存在しないので大変そう。間違いではないということだけではないのだ。

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2023/04/14

牟田都子「文にあたる」 akishobo.com/book/detail.ht… そうわたしは話題本とは相性悪いんだった、何度繰り返せば学習するんだ自分よ。裏方業を評価されたいという訴えや苦労話はどんな仕事だとしても興ざめする。変化球の承認欲求だな。引用や作家の話はおもしろかった...

牟田都子「文にあたる」 akishobo.com/book/detail.ht… そうわたしは話題本とは相性悪いんだった、何度繰り返せば学習するんだ自分よ。裏方業を評価されたいという訴えや苦労話はどんな仕事だとしても興ざめする。変化球の承認欲求だな。引用や作家の話はおもしろかったから全部その方向なら良かったなー

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2023/04/07

校正の仕事が 丁寧に描写されている。著者の誠実・真摯な姿勢に、読んでいる方も襟を正す…身が引き締まる思いがした。「本の裏方、縁の下の力持ち」の存在が本の世界を支えているんだな~。 目次から~ 特に印象に残った章 ↓ 「他人の誤植を拾わない」 「かんなをかけすぎてはいけない」...

校正の仕事が 丁寧に描写されている。著者の誠実・真摯な姿勢に、読んでいる方も襟を正す…身が引き締まる思いがした。「本の裏方、縁の下の力持ち」の存在が本の世界を支えているんだな~。 目次から~ 特に印象に残った章 ↓ 「他人の誤植を拾わない」 「かんなをかけすぎてはいけない」 「残る本」 「すべての本に」p100~抜粋します。 これまで個人で100冊以上の本に携わってきましたが、わたしにとっては100冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるということはあり得るのです。(中略)誰かにとっては無数の本の中の一冊にすぎないとしても、誰かにとってはかけがえのない一冊である。その価値を否定することは誰にもできない。著者自身でさえも。(中略)本は人間よりも長く生きるのです。そうした可能性を考えたとき、すべての本が等しく手をかけて作られていてほしい。理想論かもしれませんが、そう願わずにはいられないのです。

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2024/05/22

司書の内実についての本としても普段知ることのない叡智に触れられるまたとない機会であったが 校正の存在に関しても、過去から現在に至るまでの読み解いた多くの書籍の中で、筆者が触れるように全てが十全な裏方の存在を通して世に出ているとは限らないまでも、我々の目に触れるコンテンツの裏側にあ...

司書の内実についての本としても普段知ることのない叡智に触れられるまたとない機会であったが 校正の存在に関しても、過去から現在に至るまでの読み解いた多くの書籍の中で、筆者が触れるように全てが十全な裏方の存在を通して世に出ているとは限らないまでも、我々の目に触れるコンテンツの裏側にある、ほとんど感知することもない労力のありがたさと難解さを、筆者の経歴のおかげもあってより確かに感じることが出来る。

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2023/03/26

校正という仕事についての苦労ややりがい、この職についた経緯や覚悟など、誠実に語られている。校正という仕事の奥深さを感じた。 またこの本の表紙の装丁が素晴らしい。

Posted byブクログ

2023/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまに本読んでいると誤字を見つけて…?と思うことがあったけど、校正していない本もあるというのを知ると、出版業の資金不足というのが垣間見えた。

Posted byブクログ

2023/03/21

校正という仕事を知らなかったが、ここまで深く、細かく、際限のない仕事だとは思わなかった。 それを限られた時間で行う難しさ。 仕事では無いから、レビューには勝手なことを書くけれど、仕事なら一言一句、辞書をひかなければ、間違った事を書いていそうだな。

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2023/03/14

興味深く読み進めました。 校正の仕事を自然体で書かれているようで、牟田さんの人柄がよく出ている、ステキな本でした。

Posted byブクログ

2023/03/14

校正の仕事、いろいろご苦労があることがよくわかる。 本を読んでいると、誤植や読みにくいものにたまに出会う。 なるほど、すべての本に校正、校閲が入るのではないのか・・・。 著者だけではなりたたない本の世界。 そして、どの仕事も実は一人で成り立つものはないと改めて知るのだ。

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