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汝、星のごとく の商品レビュー

4.5

2645件のお客様レビュー

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2022/10/02

すれ違いがせつなくもどかしい。 他人からの評価なんて関係ない。 当人たちがよければそれでいいのに、関係ない人が首つっこむことじゃないのにね。 信頼できる大切なひとたちと過ごせること、頼り合える関係になっていく過程に震えた。

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2022/10/02

この作品に登場する人たちは みな、強いな、と思った。 子供に依存する母親も そこから逃げて不倫相手の家で過ごし 解決しようと動き出すことすらしない父親も。 そして、そういう親を持ってしまったことを受け入れ 自分を犠牲にして生きていくしかない子供たちも。 例え歪んでいようと、信念が...

この作品に登場する人たちは みな、強いな、と思った。 子供に依存する母親も そこから逃げて不倫相手の家で過ごし 解決しようと動き出すことすらしない父親も。 そして、そういう親を持ってしまったことを受け入れ 自分を犠牲にして生きていくしかない子供たちも。 例え歪んでいようと、信念がないと前へ進めない。 みな、強いな、と。 尚人、北原先生に共感する。 そこだけ真実のような気がした。

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2022/10/01

よかった…。 苦しくて息が詰まって目を背けたくなったけれど、私も背中を押してもらえたような気がした。 間違いなく傑作と言えるんだと思う。 櫂くんも暁海ちゃんも、それぞれの人生を生きたいと思いながらも家族や仕事の柵(しがらみ)が荷物になっていく。 これは2人だけではなくて、その程度...

よかった…。 苦しくて息が詰まって目を背けたくなったけれど、私も背中を押してもらえたような気がした。 間違いなく傑作と言えるんだと思う。 櫂くんも暁海ちゃんも、それぞれの人生を生きたいと思いながらも家族や仕事の柵(しがらみ)が荷物になっていく。 これは2人だけではなくて、その程度の差異はあれど今を生きるあらゆる人もそうだと思った。 母もこの作品を読み、2人でお互いの幸せを支え合おうと約束しました。

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2022/10/01

今年読んだ中で最高のストーリーでした。何度も切なくて涙して、苦しくて涙して、感動して涙、涙の涙三昧。多くの方に読んで欲しいと思います!

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2022/10/01

「自分を縛る鎖は自分で選ぶ」 錆びた鎖を断つ勇気。縛られたくない、じゃなくて、どんな鎖に縛られるかを、選ぶ。この言葉の重量感が強く刺さる。

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2022/09/30

読んでいて辛くなるくらい希望のない物語なのに、どうしょうもなく美しい文章で描かれていて今回の作品もとても胸打たれた。 登場人物がみんな訳ありすぎて初めから読んでいて苦しくなる展開がひたすら続いていく。それでもちょっとした情景の描写や繊細な表現がどれも額に入れて飾りたいくらい美しい...

読んでいて辛くなるくらい希望のない物語なのに、どうしょうもなく美しい文章で描かれていて今回の作品もとても胸打たれた。 登場人物がみんな訳ありすぎて初めから読んでいて苦しくなる展開がひたすら続いていく。それでもちょっとした情景の描写や繊細な表現がどれも額に入れて飾りたいくらい美しい。 あんまり恋愛ものは好んで読まないけれど最後はめちゃんこ泣いてしまった。 没入感の半端ない作品だった。 やっぱりこの著者の書く文章はすごく綺麗で美しかった。

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2022/10/02

重たくて息が詰まるような閉塞感。 「そんなもの捨てればいいじゃん」と正しい人たちは言うかもしれないけど、ホントに捨てられる人がどれだけいるだろう。 苦しいなぁ。 「生きるだけで、なんでこないめんどくさいねや。」というセリフが染みた。 めんどくさい。本当にめんどくさい。

Posted byブクログ

2023/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロローグは読めば読むほど意味がわからないが、後半からは話が、登場人物の関係が、心が複雑化して行き、最後にはエピローグを読み全て納得する。 普通の恋愛小説ではなぜそこでくっつかないのかとヤキモキしてしまうであろう場面が数々出てくるが、この小説では「離したくない」という本音とは別に理性的な自分が「一緒にはいられない」と止め、それなのに心の内では呪いをかけてしまうという葛藤がまるで自分の事のように感じられ、受け入れてしまう。 「わたしの美しい庭」が面白く、最新刊も読んでみたが、やはりこの方が書く文章の美しさと登場人物の描き方の繊細さが好きだと認識できたので、次の新刊を楽しみにしようと思う。 「わたしにとって、愛は優しい形をしていない。どうか元気でいて、幸せでいて、わたし以外を愛さないで、わたしを忘れないで。愛と呪いと祈りは似ている。」(_本文より)

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2022/09/29

「自分の人生を生きることを、 他の誰かに許されたいの?」 「誰もあなたの人生の責任を取ってくれない」 -自分で自分を養える、 それは人が生きて行く上での最低限の武器です。 過ちはあったけど瞳子さんと北原先生の考え方に 惹かれた。合点する言葉がたくさんあった。

Posted byブクログ

2022/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凪良さんの書く本、5冊目なんですが全部泣いてて、全部好きだと思って、今まで読んだ本の中でも〜っていうのが毎回更新されてる。すごくすごくよかった、今回も。 読んでるのが苦しくなる思春期、それから社会に出てからあらゆることに後ろ指刺されうまく物事が回らない時期、そしてこんがらがったまま2人の状況が一転し、やっとやっと…なときに余命が残りわずか。なのにラストは全く悲観がない。 わたしの語彙力では書けない感想、是非たくさんの人に読まれてほしい。本当に本当に素晴らしかった

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