1,800円以上の注文で送料無料

汝、星のごとく の商品レビュー

4.5

2560件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1555

  2. 4つ

    657

  3. 3つ

    200

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    14

レビューを投稿

2022/08/24

えぐいぐらい本の中に引き摺り込まれる。微妙な心の揺れ動きや反応などが繊細に丁寧に描かれている。プロローグとエピローグ、こうも印象が変わるものなのか。いかに自分が先入観の中で生きているかを思い知らされる。評価が高いのも納得の一冊。普通の恋愛小説ではない。かといって大人な恋愛小説でも...

えぐいぐらい本の中に引き摺り込まれる。微妙な心の揺れ動きや反応などが繊細に丁寧に描かれている。プロローグとエピローグ、こうも印象が変わるものなのか。いかに自分が先入観の中で生きているかを思い知らされる。評価が高いのも納得の一冊。普通の恋愛小説ではない。かといって大人な恋愛小説でもない。とにかく時間を忘れて話の中に引き摺り込まれたい方におすすめ。

Posted byブクログ

2022/08/24

恋愛ものと見たので、そのつもりで読んでいたらやっぱり凪良ゆう。流浪の月と、これが2冊目ですが、形に外れた愛はこの人でしか読めない。 ところどころこちらが救われる言葉が散りばめられていて、数年後に読んだら違う思いが生まれそう。 ちょこちょこ涙は滲んでたけど、最後はボロ泣きでした。

Posted byブクログ

2022/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

涙腺崩壊しました。 周りになんて思われようが、間違っていようが、自分の意志で進みたい道を選択する女は強いなと感じたし、そうなりたいと思った。 合わせて、周りの意見なんてコロコロ変わるんだと思ったから流されないようにしようと思った。 また、自分が選択した道が正しかった、無駄ではなかったと思えるのも自分だけだから、選んだ道は前を向いて進もうと思った。 そして、お金があっても時間に追われて大切なものを見失っている櫂を見て、時間とお金両方あって心の余裕に繋がると思った。

Posted byブクログ

2022/08/23

報われなさと幸せさと 何とも言えない気持ちで泣きながらラストを読みました。ずっと、余韻に浸っていたくなりました

Posted byブクログ

2022/08/23

おすすめされて読んだ作品。 プロローグとエピローグの書き方が本当に上手い。エピローグを読んだ後、同じ文でもこんなに心地よく入ってくるんだと感じた。 この本には愛とか自由とか、きっと色々なテーマがあって、それが複雑に絡み合って、切なくて綺麗な作品になっていると思った。 世の中...

おすすめされて読んだ作品。 プロローグとエピローグの書き方が本当に上手い。エピローグを読んだ後、同じ文でもこんなに心地よく入ってくるんだと感じた。 この本には愛とか自由とか、きっと色々なテーマがあって、それが複雑に絡み合って、切なくて綺麗な作品になっていると思った。 世の中には「号泣必至」とか「大どんでん返し」とかいう言葉で宣伝している本は沢山あって、自分もそういう本を手に取ることが多いけど、この作品は、そんな大きな言葉じゃなくて、とにかく読んでみて、と私も人に勧めたいと思った。

Posted byブクログ

2022/08/23

『人に答えを求めるから苦しいのだ。 自分がどうありたいかの選択権は、いつでも自分の手の中に在る。』 生きていれば必ず訪れるいくつかの"岐路での選択"が、"人生を築く"ことを気づかせてくれる作品でした。 "夢"と&qu...

『人に答えを求めるから苦しいのだ。 自分がどうありたいかの選択権は、いつでも自分の手の中に在る。』 生きていれば必ず訪れるいくつかの"岐路での選択"が、"人生を築く"ことを気づかせてくれる作品でした。 "夢"と"現実"、高校卒業時に別々の選択をした男女のラブストーリー。 プロローグで物語に強く引き込まれて、エピローグでは涙が止まりませんでした。 ミュージカル映画"ラ・ラ・ランド"のような美しくも切ない世界観に圧倒されました。 8月時点の"2022年マイベスト"の小説。 凪良ゆうさんの小説は初読みでしたが、本作で大ファンになりました。 さっそく、著者の代表作である"流浪の月"を購入したので、早く読みたいです!

Posted byブクログ

2022/08/22

小さな島の高校生、暁海と櫂はお互いの家庭環境をいたわり合うように仲を深めて行く。卒業、仕事、結婚する時期、何時までもまとわりつく親、そして、別れ。プロローグ(34歳)で多少どんな未来になるのかが分かるので読みながら現在の暁海や櫂と北村先生、未来像を摺り合わせながら読み進めた。 こ...

小さな島の高校生、暁海と櫂はお互いの家庭環境をいたわり合うように仲を深めて行く。卒業、仕事、結婚する時期、何時までもまとわりつく親、そして、別れ。プロローグ(34歳)で多少どんな未来になるのかが分かるので読みながら現在の暁海や櫂と北村先生、未来像を摺り合わせながら読み進めた。 この読後感を出すために登場人物達の生い立ちや関係、仕事の設定など全てを上手くはめ込んで生まれた小説だと思う。常識的な価値観を是とする人にはあまり勧められないが、既存の概念や家族・地域との関わりに生き辛さを感じている人は是非読んで欲しい。

Posted byブクログ

2022/08/22

この、それぞれにしかわからない、でもつながる、つながっていたい、単純そうで複雑で、わかりそうでわからない、どうしようもない人間の感情の描かれ方がやっぱり好きなんだなぁと思う。 どんなに酷いことをされたって結局親は親で簡単には切り離せないし、 相手のことが退屈だってそれも含めて好...

この、それぞれにしかわからない、でもつながる、つながっていたい、単純そうで複雑で、わかりそうでわからない、どうしようもない人間の感情の描かれ方がやっぱり好きなんだなぁと思う。 どんなに酷いことをされたって結局親は親で簡単には切り離せないし、 相手のことが退屈だってそれも含めて好きだし、 認めてくれて足元を照らしてくれる相手が1人とは限らないし、 今を共に生きる相手は1人とは限らないし、 多様性が唱えられる時代でも「正しさ」はある。 どうにもできないし、周りを説得したいわけでもないけど、そういうどうしようもなさとか、わかりえなさとか、答えが出ないことを知っていたいと思う。 北原先生が本当に素敵で、こういう人に出会いたいと本当に思う。 そして、みんなが幸せであって欲しいと思う。 この感情は忘れちゃいけない。

Posted byブクログ

2022/08/22

2人とも、自分のやりたいことを全部背負いながらも叶えていっている姿が印象的だった。どれも全部きれいに収まりよく解決なんてしてないけど、決めた人や事に対して真摯に向き合う姿がかっこいい。周りの人みんなもかっこよかった。彼らの愛の形が本当に素敵。 題名をちゃんとみてなくて覚えてなく...

2人とも、自分のやりたいことを全部背負いながらも叶えていっている姿が印象的だった。どれも全部きれいに収まりよく解決なんてしてないけど、決めた人や事に対して真摯に向き合う姿がかっこいい。周りの人みんなもかっこよかった。彼らの愛の形が本当に素敵。 題名をちゃんとみてなくて覚えてなくて、 エピローグ読んで最後に本の題名と刊行年が書かれているページをみて溢れるものがあった。 今日も素敵な本を読めた!飛行機乗る前に本屋に寄ってよかった。

Posted byブクログ

2022/08/21

苛立ち、喜び、安堵、悲しみ色んな感情が湧いた。 上手に言語化できないが、しばらく余韻に浸っていたい。

Posted byブクログ