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汝、星のごとく

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/08/04 |
JAN | 9784065281499 |
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汝、星のごとく
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商品レビュー
4.5
1539件のお客様レビュー
一気に読み終わりました。 2人の視点から物語が描かれていて読みやすかったです。 言葉にすることの大切さ、思いの強さ、人の温かさをたくさん感じました。 プロローグとエピローグが物語を読む前後で感じ方が変わるのもおもしろかったです!
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色々なところで評価が高くて期待しすぎてしまったか思っていたよりって感じだったかもしれない、、。 だけど、この小説を読んでいると独特の雰囲気に飲み込まれて心地よかった。 この小説では、「それは優しさじゃない。弱さよ。」っていう言葉が出てきたけれど、私はあまり認めたくないと思った...
色々なところで評価が高くて期待しすぎてしまったか思っていたよりって感じだったかもしれない、、。 だけど、この小説を読んでいると独特の雰囲気に飲み込まれて心地よかった。 この小説では、「それは優しさじゃない。弱さよ。」っていう言葉が出てきたけれど、私はあまり認めたくないと思った。櫂くんの生き方はとても優しいし、弱いのかもしれないけれど弱さで終わらせてほしくないと思ってしまった。彼の生き方は肯定されるべきだと思ってしまう。それは、私も情に流される弱い人だからなのかもしれないけれど。 あと、辛いシーンを書くときは作家も辛いと思いながら書いているというのを初めて知った。作品を書く人の方の気持ちなんて全然考えたことがなかったから個人的には作品を作るってそういうものなのか〜と新感覚だった。
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読んでいる途中、ところどころで複雑な思いになりました。 2人の主人公、暁海と櫂が抱える親の悩み。 櫂の場合は、男性に依存しなければ生きていけない母親。育っていく中で母親のネグレクトもあり。母親に恋人がいれば呪縛されることもないので、島を出ていくことに迷いはありませんでした。 しか...
読んでいる途中、ところどころで複雑な思いになりました。 2人の主人公、暁海と櫂が抱える親の悩み。 櫂の場合は、男性に依存しなければ生きていけない母親。育っていく中で母親のネグレクトもあり。母親に恋人がいれば呪縛されることもないので、島を出ていくことに迷いはありませんでした。 しかし、成功した櫂に何度も金銭的な援助を求めるところで櫂を呪縛し続けました。 対して暁海の場合は、父親が不倫して家を出て行ってしまい、自分は精神的に不安定な母親を支えなければならない。高校卒業後、島を出て行きたかったにも関わらず島に残る選択をせざるを得ませんでした。まさに呪縛。また、大切に貯めていたお金を母親は新興宗教につぎ込んでしまいます。 2人の母親ともに、毒親と呼びたくなりますね。 必然的に遠距離恋愛となりますが、2人が順風満帆にいかないであろう未来が予感できます。大成功した櫂に対して、贅沢な生活を送ることはできない暁海。別れの時点では、内面的にも2人は完全にすれ違っています。 その後、2人に襲いかかる出来事が、不幸の連続と呼べるくらいにしんどい。 自分の高校生から社会人くらいの頃を思い出す。「ノー天気に生きてたよ!」と叫びたくなるくらい、悩みなんてちっぽけなものだったと思いました。 読んでいて切ない、しんどい、そんな物語ですが、心に残る場面、美しい描写も多かったです。 プロローグとエピローグが同じ場面を描いているのに、読み終わる前と後ではまったく違った印象を残し、見事な仕掛けです。 夕星の描写も印象的でした。 今の季節で東に見える輝く星は明けの明星の金星ですが、夜勤の明け方に、東の窓のカーテンを開けると、明け方の空に輝いているのがよく見え、綺麗だなあとしみじみ思います。この小説を読む前はたいして気にもとめていませんでした(笑)
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