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腹を割ったら血が出るだけさ の商品レビュー

3.3

144件のお客様レビュー

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2023/12/03

2023.12.3 読了 ある小説の主人公が 現実にいたら? 初めてハマった小説、とても大事にしている 小説の主人公を自分と重ねる茜寧(あかね)。 その主人公の友達として小説に出てくる あい。 あいと街中で偶然会ってしまったと 思ってしまった茜寧。 そこから話は進みます。...

2023.12.3 読了 ある小説の主人公が 現実にいたら? 初めてハマった小説、とても大事にしている 小説の主人公を自分と重ねる茜寧(あかね)。 その主人公の友達として小説に出てくる あい。 あいと街中で偶然会ってしまったと 思ってしまった茜寧。 そこから話は進みます。

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2023/12/02

関わる人全てに愛されガールな態度を取っているが、そんな自分が大嫌いな糸林茜寧。ある日彼女は崇拝する小説から抜け出たような人物、逢と出会う。己の心のままに生きている逢と小説と同じ様に行動していけば、やがて自分も小説の主人公の様に救われると考える茜寧だったが…。最終的に本当の自分をさ...

関わる人全てに愛されガールな態度を取っているが、そんな自分が大嫌いな糸林茜寧。ある日彼女は崇拝する小説から抜け出たような人物、逢と出会う。己の心のままに生きている逢と小説と同じ様に行動していけば、やがて自分も小説の主人公の様に救われると考える茜寧だったが…。最終的に本当の自分をさらけ出すまでの過程は丁寧で良いが、本当の自分はこんなんじゃない、と皮を被って苦しい思いをしている人はお前だけじゃないぞ、と斜めに見てしまった。年を取って擦れるって嫌ね。逢の押しアイドルの樹里亜が自分の立ち位置を理解した上で苦しむ姿も描かれるから余計に。樹里亜の苦悩の方が染みたよ。茜寧と同じ高校生位ならがっつり突き刺さるのかも。

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2023/11/22

小説に出てくる登場人物を自分に重ね、人の奥底にある感情を描いた小説。 一人一人心の中では色々なことを考え、色々なタイプの人間がいる。いい所もあれば、悪いところもある。そこを改善していくのは難しいけど、

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2023/10/20

住野よるさんの作品は良いものもあるので、とても残念でした。作者のエゴの余韻でつらつら長編に付き合ってしまった。泣 何これ?何を伝えたいのか?敢えて文章を解りにく神秘性を持たせるなよ!って言うの今の心境です。ポエム的で読めば読むほど積読にしたくなりました。 どうしたら、こんなに...

住野よるさんの作品は良いものもあるので、とても残念でした。作者のエゴの余韻でつらつら長編に付き合ってしまった。泣 何これ?何を伝えたいのか?敢えて文章を解りにく神秘性を持たせるなよ!って言うの今の心境です。ポエム的で読めば読むほど積読にしたくなりました。 どうしたら、こんなに面白くない構成を長編に出来るのか謎解きしたくなりました。 住野よるさんの作品では過去に積読した『この気持ちいつか忘れる』の再来にならない様に苦行のまま最後まで読みました。 本当に難行苦行のまま終盤に入りました。 読み終えた感想は『あー、、、腹を割っても血すら何も出ませんでした。はぁー。本当に疲れた。』 住野さんの作品は私はこれで卒業します。泣笑

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2023/10/09

自分の意見と世間の評価の区別がついてない 重たかった 読み切った達成感 表紙が可愛くて好き 小説と現実と 自分の心、難しい やりたいこと すのじぶんってなんだろう 愛されたいに縛られている

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2023/10/01

登場人物それぞれの視点で描いてあるところとか、現実か夢かよくわからなくなる感じが住野よるらしい作品だった。

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2023/09/25

小説の登場人物に自分投影している女子高生・茜寧、アイドルグループの樹里亜、女装の逢などなど…登場人物の視線で交互に描かれていく。 前半は流れがよく理解できず、かなりとまどった。後半の四分の一くらいから、ようやくワケが分かり始めた。 なんともなぁ…若者は大変なのだなぁ。

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2023/09/25

私は本編に親友を重ねながら読んでいた節がある、そんなことないのに 実際のところ、私から見たら彼女はそこまで全てが計算ではないように見える これも逢と同じ思い違いかもしれないが、、もっと頭が働いてない場面があるように見える、私が信頼されてるからなのかもしれないという誇大な自尊心ゆえ...

私は本編に親友を重ねながら読んでいた節がある、そんなことないのに 実際のところ、私から見たら彼女はそこまで全てが計算ではないように見える これも逢と同じ思い違いかもしれないが、、もっと頭が働いてない場面があるように見える、私が信頼されてるからなのかもしれないという誇大な自尊心ゆえかな〜ごめんね、私はあなたの半分も理解できていないし、理解する気になるなんて本当に傲慢だ。きっと私が美優のようにあなたに友情を押し付けるような場面で、本心を隠した表情をさせたかもしれない 私が愛されたい人間なのか、正直な自分で行きたい人間なのかはよくわからない、狭間にいる気がする。どっちつかず 読んでいて、そういう人間に与えられる解はないのかな、と少し寂しくもなった(多分自分が見つけられてないだけです、ごめんなさい) 社会に抑圧されていると感じる時の苦しさはとても身に覚えがあった。どうやって思われているのか、今の行動が、今出した音がどれだけ気づかれただろうか、それに対してどう思っただろうかと気にするけれど、私はそれを思い通りに操ることができなかった。だから逃げられない目から逃げたくて、社会的な立場を忘れて、人間性をどのように判断されるのかということに対する危機感だけを鈍くして、よく家に籠るんだろうなと思った。青二才でごめんね でも私はこの感情を80歳になっても忘れない人間でありたいよ 最後の小楠さんの章はとても印象に残った。なんて聡明で優しい人なんだろうと思った。そしてここによるさんの想いも詰まってるように感じた。今の社会とどう付き合っていくか、どういう形を一番に願うか、そういうものを軽くあしらわない大人に出会う度に救われた気持ちになる。何度も読んで大切にしたい。

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2023/09/17

「そして、その自分の感情に死にたくなった。」 人によって接し方を変え、演じる度に出てくるこのフレーズはとても印象的だった。どういう反応をしたら相手が喜ぶか知ってて演じる。みんなそれぞれの役を演じながら生活してる。八方美人という言葉だけでは片付けられない。 「私が君を喜ばせたいの...

「そして、その自分の感情に死にたくなった。」 人によって接し方を変え、演じる度に出てくるこのフレーズはとても印象的だった。どういう反応をしたら相手が喜ぶか知ってて演じる。みんなそれぞれの役を演じながら生活してる。八方美人という言葉だけでは片付けられない。 「私が君を喜ばせたいのは好きだからじゃなくて、自分が愛されたいからなんだ。」 必死に取り繕って生きる、あなたや私の物語。

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2023/09/16

タイトルはとても怖いですが、自分自身を受け入れる大切さを教えてくれる本 理想の自分を演じることで、実際の自分を隠している青春を少し思い出せます。 住野よるさんの世界観は少し独特な気がしていますが・・・ 自分の好きな小説の登場人物と似ている人がいると思うと自分自身はどうするかな...

タイトルはとても怖いですが、自分自身を受け入れる大切さを教えてくれる本 理想の自分を演じることで、実際の自分を隠している青春を少し思い出せます。 住野よるさんの世界観は少し独特な気がしていますが・・・ 自分の好きな小説の登場人物と似ている人がいると思うと自分自身はどうするかなって少し考えてしまいましたw

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