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こうして社員は、やる気を失っていく の商品レビュー

3.7

101件のお客様レビュー

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2024/02/26

図書館で借りた。 生きていく上で、仕事だけでない重要な要素「モチベーション」これが組織や上司によって削られ、いわゆる”やる気を失っていく”ことはままある。それを極力排除して、モチベーションが高い状態を維持しようという、そこに向けた本だ。 分野としては、リーダーシップ、マネジメント...

図書館で借りた。 生きていく上で、仕事だけでない重要な要素「モチベーション」これが組織や上司によって削られ、いわゆる”やる気を失っていく”ことはままある。それを極力排除して、モチベーションが高い状態を維持しようという、そこに向けた本だ。 分野としては、リーダーシップ、マネジメント、組織論などといったあたりだろうか。非常に整理されており、とても勉強になった。ところどころ、参考文献を示しているのもありがたい。著者が経験だけで語っているわけでなく、勉強されている方だと見受けられる点も好印象。 上司の立場で気をつけること、組織としてめざすべきところ。それぞれ問題点をはっきりさせた上で、改善策を示すプロセスはとてもスッキリしている。 「部下を持ったら読む本」は世の中に数多あるが、この本は非常にお薦め。星5つ評価。

Posted byブクログ

2024/02/26

部下のマネジメント方法についての本だ。 既に知っていた考え方もあったが、新しく取り入れられそうな考え方もあり、今後の参考になりそうだ。 挑戦するために必要な要素として、「自己効力感」がある。 自己効力感とは、「成功体験」「代理体験」「言語体験」「良好な生理的状態」の4つの要素が...

部下のマネジメント方法についての本だ。 既に知っていた考え方もあったが、新しく取り入れられそうな考え方もあり、今後の参考になりそうだ。 挑戦するために必要な要素として、「自己効力感」がある。 自己効力感とは、「成功体験」「代理体験」「言語体験」「良好な生理的状態」の4つの要素が内包されている。 「成功体験」とは、最初は小さな成功体験でもいいので、自分の手で達成したという経験を積ませる。例えば、いきなり1on1を10人とやるのではなく、「まずは1人とやってみよう」と促す、などの方法がある。 「代理体験とは」他人が成功した様子を観察することで、疑似体験を味合わせることだ。まずはリーダーが行動して成功の様子を見せることで他のメンバーに自分でもできると思ってもらうことが大切だと思った。

Posted byブクログ

2024/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・やりがいを感じる瞬間  ・自分が役に立てていると実感できた時  ・お礼や感謝の言葉をもらった時  ・仕事の成果を認められた時  ・承認、賞賛、尊敬を受けた時 ・部下がコントロールできる部分を与えないとモチベ失う ・従業員一人一人が自分のキャリアビジョンを持ち、なぜこの会社で働いているのかを考える時間を持つ ・セルフキャリアドック ・ジョブ型人事制度(職務内容に対して給料を払う考え方)の視点で個人の主体性を発揮させる → ジョブ型にすることにより、個人が自分のキャリアを意識することにより、仕事内容を自分で選ぶ機会を求める必要性有 → 働く一人ひとりが主体性を発揮できれば、仕事へのモチベ高まります

Posted byブクログ

2024/02/08

モチベーションは向上させるよりもまず低下させないことだと認識させられました。様々な要因を丁寧にクリアにしていく事が管理者として為すべきことだと思います。

Posted byブクログ

2024/01/17

社長や管理職がしっかり理解しておかなければいけない内容が詰まっていました。特に中小企業が陥りやすいですね。

Posted byブクログ

2024/01/04

モチベーションを上げるより下げないようにする 当事者意識を高めるには、仕事が会社だけでなく自分のためでもあると心底思える事が必要。 仕事に対する姿勢は「仕事の目的」と「承認、尊敬、称賛」という2つのやりがいで変わり、パフォーマンスも大きく変わる ▪️やる気を失う上司にならないた...

モチベーションを上げるより下げないようにする 当事者意識を高めるには、仕事が会社だけでなく自分のためでもあると心底思える事が必要。 仕事に対する姿勢は「仕事の目的」と「承認、尊敬、称賛」という2つのやりがいで変わり、パフォーマンスも大きく変わる ▪️やる気を失う上司にならないために 内発的動機付けを意識する DESC法=言いづらいことを相手に伝える シナリオ力を身につけてブレない判断を下す  長期と短期、重要と緊急 部下の成熟度に応じたリーダーシップSL理論 ▪️組織が疲弊していく会社 個人が仕事を抱えすぎる  情報共有できる仕組みを作る  ストック型=虎の巻  フロー型=過去事例で解決出来ない進行形 全社的視点が無い  組織の成功循環モデル 物事が決まらない  ソリューションフォーカストアプローチ  原因追及ではなく、未来に向けた視点を持つ  社員が主体的にキャリアを考える仕組みを作る 今だに長時間労働が美徳  時間では無く付加価値で評価する 働きにくい制度、休みにくい  タスク(事)とマインド(人)の両輪をマネジメント  個人のキャリアを支援する、キャリア自律  自分自身の適正・可能性を発見し、  価値観(自分が大事にしているもの)を発見し、  世の中の変化を予測して常に準備を行い続ける ▪️マネジメント 難易度の高いことに取り組むためは 「結果予期」と「効力予期」が必要 セルフエフィカシー 内発的動機付け  アンダーマイニング効果=金銭報酬で下がる  エンハンシング効果=言語報酬で上がる エンゲージメント診断 関係構築  自分の結論を押し付けない、問い掛けて相手に考えてもらいながら、視野や視座を合わせる 目標設定  優先順位を付ける 方策の検討、意思決定と行動化 経験学習モデル  

Posted byブクログ

2024/01/03

モチベーションを高めるためには、まずモチベーションを下げないことという点についてはとても納得出来た。その中で事例ベースで何がモチベーションを下げることに繋がってしまうのかが具体で書かれており、自分がそうなっていないかやそうならないようにどうするべきか考えるきっかけになったと思う。

Posted byブクログ

2023/12/18

大半の社会人がこの本にでているクソみたいな上司や経営陣の元で働いているんじゃないかと思います。 うちの会社もそうだなとか、うちの会社の事を書いているんじゃないかと錯覚しました。

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2023/12/12

▼感想 ・ワークライフバランスの、「ワーク」と「ライフ」の対立概念について、自分もワークは嫌な事、ライフは楽しい事のようなイメージをいつのまにか持っていた。 ・対して「ライフキャリアレインボー」の考え方は参考になった。対立ではなく調和を取りながら進めればいい。そして有機性を意識し...

▼感想 ・ワークライフバランスの、「ワーク」と「ライフ」の対立概念について、自分もワークは嫌な事、ライフは楽しい事のようなイメージをいつのまにか持っていた。 ・対して「ライフキャリアレインボー」の考え方は参考になった。対立ではなく調和を取りながら進めればいい。そして有機性を意識し幸せの先送りをしないように、全ての役割の良いとこどりを自分は目指します。 ▼メモ ・仕事を「自分事」として捉えるのは、仕事が会社のためではなく、自分のためでもあると心の底から思える時です ・YouメッセージではなくIメッセージで:「私は○○社さんがうまくいっているか、とても気になっています。手助けできることがあればすぐに動くので、状況に進展があったら教えてくださいね」。相手の受け取る印象は大きく異なります。 ・どんなスポーツや習い事も、学んだり、練習したりしないかぎりうまくならない。仕事も同じです。自分の長い人生のために、仕事のスキルを身につけ、知識を学ぶ。そうすることで、ワークも含めた自分自身のライフの成長につながるのです。 ・「ライフキャリアレインボー」は人生の役割を、個々人がいかにバランスをとりながら、調和のとれた人生を送っていくかという事 ・人間心理を徹底的に考え抜く。新しいものを生み出すのも、新しい事に挑戦するのも、すべては「人の気持ち」次第だからです

Posted byブクログ

2023/12/12

本書の例に出てくる状態になっている組織や部下に対して、この本を読めば何かがドラスティックに変わる、わけではないと思う。だけど、最悪の状況だったり、部下の課題に対する無関心、自分ごとにできない環境が、何が根本原因で、如何に作られてきたのかについての理由は、本書に書かれていた通りだと...

本書の例に出てくる状態になっている組織や部下に対して、この本を読めば何かがドラスティックに変わる、わけではないと思う。だけど、最悪の状況だったり、部下の課題に対する無関心、自分ごとにできない環境が、何が根本原因で、如何に作られてきたのかについての理由は、本書に書かれていた通りだと思った。なぜなら、今直面している組織がまさにそんな組織だから。人の性格や、人間性は変わらないと思うけど、チームメンバーに、自分ごととして仕事を捉えてもらうよう働きかけることについては、まだやる余地があるかもしれないと、この本を読んで改めて思った。これからが踏ん張りどころだ。

Posted byブクログ