花屋さんが言うことには の商品レビュー
たくさんの花と、花言葉、花の歴史、花の記念日など、花いっぱいでとても楽しかった! カラオケも花縛りw ご近所のトラブルや事件を花言葉で締める短編集、面白いアイデア。 母の日のカーネーションで始まり、カーネーションで締める、いいね! 話し下手というキクちゃん、 ピンポイントでのツ...
たくさんの花と、花言葉、花の歴史、花の記念日など、花いっぱいでとても楽しかった! カラオケも花縛りw ご近所のトラブルや事件を花言葉で締める短編集、面白いアイデア。 母の日のカーネーションで始まり、カーネーションで締める、いいね! 話し下手というキクちゃん、 ピンポイントでのツッコミ、 ナイスだった! キクちゃんが泣くたび、もらい泣き。 常連さんの男の子、可愛かった。 終活している人、婚活している人、 夢に向かって頑張っている人、 夢破れて落ち込んでいる人、 すべての人に向けて読む応援花!
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「お花屋さん。」 子供の頃、「将来の夢は?」と聞かれたときに、よくそう答えていた。子供ながら、水仕事で立ち仕事で、きつい仕事と理解していたので、本当になれるとは思っていなかった。でも、好意で質問をくれた相手に対して答えるにあたり、罪悪感を持たない程度には、憧れもあったのだ。 そん...
「お花屋さん。」 子供の頃、「将来の夢は?」と聞かれたときに、よくそう答えていた。子供ながら、水仕事で立ち仕事で、きつい仕事と理解していたので、本当になれるとは思っていなかった。でも、好意で質問をくれた相手に対して答えるにあたり、罪悪感を持たない程度には、憧れもあったのだ。 そんな、憧れのお花屋さんが、この本の中にはあった。
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一章、また一章と読み進めていくにつれ、ささくれ立った気持ちが柔らかく癒されていく、そんな物語だった。 川原崎花店が我が街にもあったら、どんなにか心豊かな暮らしが送れるだろう。 パートの光代さんは元高校教師、国語を教えていて、平安の昔から現代まで、あらゆる時代の短歌や俳句を諳んじ...
一章、また一章と読み進めていくにつれ、ささくれ立った気持ちが柔らかく癒されていく、そんな物語だった。 川原崎花店が我が街にもあったら、どんなにか心豊かな暮らしが送れるだろう。 パートの光代さんは元高校教師、国語を教えていて、平安の昔から現代まで、あらゆる時代の短歌や俳句を諳んじることが出来る。花に合わせて短歌や俳句を添える。光代さんの知識量は豊富で、こんな先生に国語を教えてもらったら、退屈だった古典や現国の授業も身が入っただろうに、と思う。 国語や古典は光代さん、数学は『博士の愛した数式』の博士。 主人公である紀久子は美大を出てグラフィックデザイナーになるのが夢だが途中で潰えている状態。 でも、ひょんなことから花屋で働き出したことによって、彼女の人生は動き出していく。 それこそ、眠っていた種が水と適度な温度を得て芽吹いて育っていくように。 夢や目標があって、そこに向かっていく時、遠回りだったり、全然違う方向へ進んで行ってしまうことがある。自分が考え選んだ道に進もうとしても障害がありすぎて進めず、やむを得ず進んだ道が、驚くことに夢への道につながっていることがある。 ああ人生ってそうだった、と思い出した。 気持ちを明るく持ち、その時その時を大切に生き、諦めない心を持つ。途中で挫けそうになってもね。
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店頭によく置かれている、私もよく購入するミニブーケを作る場面が出てきた。 売れ残りの寄せ集めなのかなとずっと気になっていたのだが、特に否定的な表現はなく、普段の仕事の一つとして書かれており少しホッとした。 花言葉もたくさん出てきて、おしゃれで興味深かった。 でもストーリーは至っ...
店頭によく置かれている、私もよく購入するミニブーケを作る場面が出てきた。 売れ残りの寄せ集めなのかなとずっと気になっていたのだが、特に否定的な表現はなく、普段の仕事の一つとして書かれており少しホッとした。 花言葉もたくさん出てきて、おしゃれで興味深かった。 でもストーリーは至って平和。主人公が立ち直っていく過程も順調すぎて、物足りなく感じてしまった。
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お花があると、暮らしが豊かになるようなそんな気がするのが不思議。 色とか本数によって花言葉が違うのは知っていたけど、向日葵も本数によって花言葉があるのか! まだまだ世の中には知らないことが沢山。お花の記念日もあるのも知らなかった。 そのお花の日にあわせてお花を買うとか、してみた...
お花があると、暮らしが豊かになるようなそんな気がするのが不思議。 色とか本数によって花言葉が違うのは知っていたけど、向日葵も本数によって花言葉があるのか! まだまだ世の中には知らないことが沢山。お花の記念日もあるのも知らなかった。 そのお花の日にあわせてお花を買うとか、してみたい。でも行きつけのお花屋さんなんてない。お気に入りのお店はあるけど、もう何年行ってないかな。 私がお花をもらうときってイメージなのか、だいたい黄色とオレンジがベース。 好きな花はピンクか黄色のガーベラです。 今度、お花、買おうかなと思わせてくれる一冊です。ラストも良いですよ。
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肝心なのは焦らないこと。急いで失敗するよりも、多少時間はかかっても丁寧にしたほうがいい。 たとえなにがあっても、自分のしたいことをするんだろうな、だったら心配するのをやめて、信頼しよう。 二度や三度の失敗でへこたれちゃ駄目よ。かんばりなさい。いい?
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読んでいて、とても暖かい気持ちになった。 特別な日に誰かのためにお花を買うことはあったけど、今度は自分のために買ってみよう。 こんな素敵な花屋さんがあったらいいのに。 最後の終わり方がとても好き。
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お花大好きの私! 直ぐにこの本を手にした! きっと、 お花に花言葉を絡んだお話なのでは?と、思いながら、本を開けてみて、ストーリーの面白さに、そして、ちょっと複雑な人間関係も絡めて、面白い! 生真面目な君名紀久子、最初の出だしから、何と強引な上から目線の上司。 ブラック企業とは...
お花大好きの私! 直ぐにこの本を手にした! きっと、 お花に花言葉を絡んだお話なのでは?と、思いながら、本を開けてみて、ストーリーの面白さに、そして、ちょっと複雑な人間関係も絡めて、面白い! 生真面目な君名紀久子、最初の出だしから、何と強引な上から目線の上司。 ブラック企業とは、こういう物なのか! 辞表を渡した紀久子を見て、てを差しのばしてくれた花屋さん。 バイトしながら、自分の目的に近づく主人公。 花屋さんに勤める人達も個性溢れる人達を描いている。 花にまつわる、短歌や俳句も、為にになりそう。 著者は、文学部だったのかしら?と、思うほど、そして、それの解釈を、凄くわかりやすく花と、結びつけている。 8話から、花が、書き込まれているけれど、単品だけでなく、アレンジ出来るような添えの花も描かれて、楽しい。 そして 可愛い 蘭君が、花博世の説明が、良い! そして、森教授もミステリアスで、… 最後の 赤いカーネーションの花言葉で終わっているけど、その余韻も良かった! 楽しく読んだが、お店屋さんが、個人情報的な事を 誰彼なしに、軽率に話すのは、感心しないけど、そうでないと物語にならないか、と思う点もあった。
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ブラック会社から、花屋さんへ。 社員から、アルバイトだけど、毎日が楽しく、人との繋がりが広がっていった。 色々な花や、花言葉も出てきて、推しすぎずよかった。 その後も読んでみたくなる。
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お仕事に、人間関係に、恋に とってもバランスの良い良作。 読んでいてとってもさわやかな気分になれたし お花についていろんな事知れて楽しかった。 装丁もいい。
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