花屋さんが言うことには の商品レビュー
スズランの話が特に印象に残っています。 一気に読まずに、お昼休みの時間に1話ずつ読みました。 花言葉って本当にたくさんあるなぁとしみじみ。
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主人公 君名紀久子は、東京の西端の鯨沼という町に住んでいる。グラフィックデザイナーになる為に上京し、美大に通ったが就職出来たのはブラック会社の営業。偶然、知り合った駅前の川原崎花店でアルバイトする事になり、次第に知り合いもふえ、いきつけの店も、友だちもでき、お店のTwitterや...
主人公 君名紀久子は、東京の西端の鯨沼という町に住んでいる。グラフィックデザイナーになる為に上京し、美大に通ったが就職出来たのはブラック会社の営業。偶然、知り合った駅前の川原崎花店でアルバイトする事になり、次第に知り合いもふえ、いきつけの店も、友だちもでき、お店のTwitterやインスタを更新したりショップカードを作ったり、毎日生きているって実感を感じるように。ショップカードから少しずつデザインの仕事を頼まれるようになり、恋とも無縁だったのになんとなくそんな新しい巡り合いも訪れそうな。花の名前がついた8つの章、花言葉や花を詠んだ俳句、花屋さんのお仕事など盛り沢山な内容。花店の店主、外島李多の母、莉香は、65歳。夫を日本に残して丸9年フィリピンに住んでいる。彼女のフェイスブックの動画は、フライボードで7メートル上空を飛んでいるもの。そこにこめられた紀久子へのメッセージ、65歳の私でも新しいことにチャレンジしているんだから25歳のキクちゃんだってそうすべきだ!!この言葉に背中を押されたのは紀久子だけじゃないなぁ。
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表紙に誘われて手に取りました。 花屋さんが舞台のお仕事ストーリーですが、少し癖のある登場人物がお互いに関わり合いながら、それぞれの歩幅で成長していきます。 語り口が穏やかで、読みながらほっこりするのと同時に、こんな素敵な人や場所に巡り合う主人公に軽い嫉妬を抱いたりもしました。 ...
表紙に誘われて手に取りました。 花屋さんが舞台のお仕事ストーリーですが、少し癖のある登場人物がお互いに関わり合いながら、それぞれの歩幅で成長していきます。 語り口が穏やかで、読みながらほっこりするのと同時に、こんな素敵な人や場所に巡り合う主人公に軽い嫉妬を抱いたりもしました。 一つのことに長く真剣に向き合うことの大切さを実感しました。 落ち込んでいる時に読む本は、なるべく刺激が少なくてホッとするものを求めたいので、あらすじに「切ない」と言った表現があると躊躇してしまい、買ったもののページを捲らずにしばらく置いていたのですが、読んでみて良かったです。 確かに切なさはあるけれど、抉られるようなものではなかったから。 人によって感度が違うので絶対ではないですが、疲れている時でもきっと癒されるので、まずは第一章泰山木を読むことをお勧めします。
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ふとしたきっかけで、花屋でバイトをすることになった紀久子さんのお話。前向きなストーリーがよく、一気に読了。続きが読みたくなるパターン。
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グラフィックデザイナーを目指す女性が花屋でアルバイトしながら人生が好転していくお話。素敵な話で泣けたー。花言葉がたくさん出てきてきたり、俳句とかも興味深かった。もう一回読みたいなぁ。
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とても心地よくて、まだまだ続きを読みたいと思うようなお話でした。 家にお花があるっていいですよね。 空間が華やいで、心にも余裕ができる気がします。 幼い頃から母が生けるお花が好きです。 花は枯れてしまうけれど、その儚い美しさにいつも魅せられます。 それぞれの章の最後を飾る...
とても心地よくて、まだまだ続きを読みたいと思うようなお話でした。 家にお花があるっていいですよね。 空間が華やいで、心にも余裕ができる気がします。 幼い頃から母が生けるお花が好きです。 花は枯れてしまうけれど、その儚い美しさにいつも魅せられます。 それぞれの章の最後を飾る花言葉が素敵でした。 泰山木:前途洋々 3本の向日葵:愛の告白 菊:You’re a wonderful friend. クリスマスローズ:私の不安を和らげて ミモザ:優雅、友情、秘密の恋 桜:Ne m’oubliez pas. 私を忘れないで スズラン:ふたたび幸せが訪れる 赤のカーネーション:真実の愛
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花に関するほっこりするストーリー。 ブラック企業を辞めて花屋で働く主人公。 特に心に刺さるとかそういうストーリーではないけれど、花屋で働く主人公がお客さんとの出会いや会話に癒される。
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24歳の紀久子が、ブラック企業を辞め心身共に疲れていた時、出会ったのが、駅前のお花屋さんの店主・李多。 アルバイトとしてお花屋で働く紀久子は、個性豊かな仲間とともに、さまざまな花に囲まれてお客さんとも繋がっていく。 珍しい花や由来、花言葉なども知れて為になる。 元高校の国語教師...
24歳の紀久子が、ブラック企業を辞め心身共に疲れていた時、出会ったのが、駅前のお花屋さんの店主・李多。 アルバイトとしてお花屋で働く紀久子は、個性豊かな仲間とともに、さまざまな花に囲まれてお客さんとも繋がっていく。 珍しい花や由来、花言葉なども知れて為になる。 元高校の国語教師だった光代さんが、店頭の黒板に書く、花に纏わる短歌や俳句、詩、小説の一文なども素敵である。 花は、みんなを幸せにするんだなぁとつくづく感じた。 Ⅰ 泰山木〜前途洋々 Ⅱ 向日葵〜3本 愛の告白 Ⅲ 菊〜あなたはとても素晴らしい友達 Ⅳ クリスマスローズ〜私の不安を和らげて Ⅴ ミモザ〜秘密の恋 Ⅵ 桜〜私を忘れないで Ⅶ スズラン〜ふたたび幸せが訪れる Ⅷ カーネーション〜真実の愛 癒されて、ほっこりする温かな話。 これを読んだあとは、花屋さんに行ってみたくなる。 今の時期は、何がメインなんだろうか…⁇と考えるだけでもワクワクしてしまう。
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ブラック企業で働くことに疲れた紀久子が ふとした出逢いから花屋で働くことに。 タイトルと絵柄からほんわか路線かと思ったら たまに予想とは違った方向に飛び出す部分もあって面白かった。 登場人物が皆魅力的なので シリーズ化してほしい。 [図書館·初読·5月10日読了]
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感動したとか、考えが変わったとか 大きな影響力がある本ではないけど どの本よりも読んでいて癒される。 ほっこりストーリー 寝る前に、疲れた日だからこそ読みたくなる そんな本は初めてで明日からの癒しが一つなくなったようで。 すごくあったまる本だった。
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