香君(下) の商品レビュー
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上橋菜穂子はやっぱりいいなー!!と思う一冊でした! 続きが気になってページをめくる手が止まらずどんどんどんどん読み進められました。 結果として全員幸せなハッピーエンドを迎えられたのが本凸に良かった…。 蝗害って恐ろしいものだね
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オアレ稲に絡め取られた社会の構造の作り込みがすごいな、と思った。 なんか終わりがモヤモヤする、というか中盤の盛り上がり具合からちょっと尻すぼみした感があった。
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460ページ 1700円 2026年2月20日〜3月3日 香りで植物の声が聞けるなんて、夢のような出来事だと思っていた。虫と植物とが何かのネットワークでつながっているのならば、まさしくファンタジーの世界が現実になったもののようである。
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ファンタジー小説ではあるが、現実でもバッタが大量発生し、農作物が甚大な被害を受けている件は発生しており、ただの物語として流せないところもあるように感じた。
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稲と虫と香りを核として、これだけの壮大な物語が築き上げられるとは。 植物が発する香りを元に、植物の声が聞こえるという設定。人間も自然の環の一部であるということ。そこに政治的思惑が絡む。 ファンタジーとは世界を構築することだと思い知らされる。面白かった。
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壮大で理路整然としているけれど、 突き放されているようで 物語としてあまり楽しめなかった。 鹿の王は、理屈と物語の大きさのバランスがとてもよかったし、 守人も波瀾万丈がよかったのに。 なんだか寂しい。
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下巻やっと読めた、とても面白かった!下巻も不安が的中していく形で次々問題が起こり、絶望の中の綱渡りのような物語の運び方で緊迫感がある。異界からの虫というファンタジーで圧倒的な天災に、異界に行くとか不思議な力を発揮するなどではなくてあくまで人間の知恵、現実でもできることで対処していくところにこの物語の底を流れているテーマを垣間見る気がして良かった。 「天災に見舞われたとき、人は怒りをぶつける対象を探す。自分ではどうしようもないことが起きたとき、誰かに責任をとらせたいと願う」というマシュウの言葉、「ひとつの声(多くの人々を従わせてしまう声)が、実に大きな力を発揮することを痛感しました」というユーマの言葉などが印象的だが、この物語では権力と政治の様々な面も描いている。 単にオアレ稲の強力さ、帝国や香君の持つ強い権力が危険だとか怖いとか言うのではなく、その力の必要性、それを利用することも書いているのだ。あとがきによると執筆中にコロナ禍があったというが、こういうことを感じていらっしゃったのだろうかと思うと興味深い。 植物と虫たち、人間を取り巻く静かな生態系の世界を「におい」で鮮やかに書き出している小説だが、そこにこういう人間の生臭い部分を混ぜこみ、物語の土壌を豊かにしているのがすごかった。 途中の描写で「樹木たちの知られざる生活」を思い出したが、参考文献に名前があってやっぱり!と思った。名前のあがっていた他の本も読んでみたい。
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すごく面白かった!! 私、虫がとても苦手なんですけど…イラストや映像を見ている訳じゃないのに「(˙◁˙)ヒェェエ」ってなりました(笑) ゾゾゾとする感覚と見ていないのに頭に光景が浮かぶ素晴らしさにとても感動しました…! 人間の自己中さ、生き物の生き残りをかけた必死さ、政治...
すごく面白かった!! 私、虫がとても苦手なんですけど…イラストや映像を見ている訳じゃないのに「(˙◁˙)ヒェェエ」ってなりました(笑) ゾゾゾとする感覚と見ていないのに頭に光景が浮かぶ素晴らしさにとても感動しました…! 人間の自己中さ、生き物の生き残りをかけた必死さ、政治、神など色々なものが絡み合って自分も考えなければいけないよな…と思いましたね。 後半は本当に続きが気になってあっという間に読んでしまったけど、とても満足です!! とても良いものを読んだという満足感でいっぱいです!
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あとがきを読んで、植物に関わる物語を書きたいとずっと思っていたとの言葉に、ああそうだろうなと腑に落ちたというか、そこが出発点なのがよくわかる話だった。 異国からやってきた特殊なオアレ稲。 第一次産業に従事する方の割合は現代は少ないけれど、結局は食べ物を口にしないと生きていけない私たち。 どうにもならないことへの気持ちを信仰や、他の国、誰かに投げつけたいどうしようも無い思い。 そうしたものを抱き抱えながら、新緑の香りで、細いけれど人が確かな地盤の上であゆみ始めることをそっと後押しするような締めくくりでした。 なんだかこれまでの上橋菜穂子作品よりも、どこか遠くの景色を見ているような不思議な感じでした。
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なぜこれだけ読んでいなかったのか・・・。 並外れた嗅覚を持つ少女と特殊な稲を巡る物語。 はらはらしっぱなしだった・・・。
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