流浪の月 の商品レビュー
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物語の編み方が綺麗で心震える作品。 凪良ゆうさん、『汝、星のごとく』に続いて2冊目やけれど、マイノリティな人間関係について深く切り込んでくる感じがたまらなく刺さる。 ・思いやりは本当にその人が望んでいる形なのか、自分本位ではないのかを考えることを突きつけられる。世間の認識と個人間でのそれの乖離。何も知らずに外野が正義を振り翳したり、同情を投げたりすることの危うさと浅慮さを感じた節がたくさんあった。 ・事実と真実の違い。目に見えていることとそうでないこと。人は皆弱さを抱えているからこそ、表層的にしか見えていないことに対して、“悪”と思うものや理解の範疇を出るものに、正義を振り翳したり糾弾したりする。でも、それが悪かどうかなんか当事者間でしか分かり得ないし、無理に理解しようとするのも誰の益も産まない不毛な行為なのかもしれない。 世間に、周りに、何を言われ何をされても気にせず、自分と文との関係を守っていこうとする更紗の強さ・健気さに心打たれた。 本当に、心を動かす傑作でした。
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正直、買った時は自分に合うタイプの本でないと思っていたので、あまり気が進んでいなかったけど、思っているよりもハイスピードによめて内容もよかった。さすが本屋大賞!
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知ってる言葉では分節できない物事ってたくさんあるよなぁ、それらをすぐに言葉の枠に当てはめないでそのまま浮遊させてくのって大事だよなぁと思った。
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2026/24 凪良ゆうを読んだのは2作目なんですけど、私気付きました。この方の文章が好きなことに。 「事実と真実は違う」という文で、「わからない人には何を言っても理解されないよ」と中学生の時にお姉さんに言われたのを思い出した。 大人はご飯の時にアイスを食べられるけど、「手放した...
2026/24 凪良ゆうを読んだのは2作目なんですけど、私気付きました。この方の文章が好きなことに。 「事実と真実は違う」という文で、「わからない人には何を言っても理解されないよ」と中学生の時にお姉さんに言われたのを思い出した。 大人はご飯の時にアイスを食べられるけど、「手放したものがたくさんあるの」と言う更紗が印象的でした。 2人が幸せであってほしい。
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この作品はとても話のテンポが良く、読みやすかった。重いテーマを扱っているにもかかわらず、次々と読み進めたくなり、登場人物たちの感情が自然と伝わってきた。特に、文と更紗が抱える苦しみや孤独は、とても印象に残った。 人間は都合の良いように物事を捉えて、相手のことを本当の意味では理解...
この作品はとても話のテンポが良く、読みやすかった。重いテーマを扱っているにもかかわらず、次々と読み進めたくなり、登場人物たちの感情が自然と伝わってきた。特に、文と更紗が抱える苦しみや孤独は、とても印象に残った。 人間は都合の良いように物事を捉えて、相手のことを本当の意味では理解しようとしない。世間では、見えやすい「事実」が優先される。周囲に真実を理解してもらえない時や、自分の思いを認めてもらえない時、人はとても辛く、孤独になるものだ。 それでも、文や更紗が前向きに生きようとする姿にはとても共感した。世間全体に理解されなくても、たった一人でも自分を理解してくれる存在がいれば、人は救われ、前を向くことができるのだと思う。
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素晴らしすぎる、、 映画視聴済だったからストーリーは知っていたんだけど、映像化されていないシーンや、細かな主人公の心情を読むと、映画で見る印象と大きく変わった。 映画は音楽もそうなんだけどズーンと暗いイメージだったんだけど、小説では、事柄はどうしようもないのに、気持ちを妙に明るく...
素晴らしすぎる、、 映画視聴済だったからストーリーは知っていたんだけど、映像化されていないシーンや、細かな主人公の心情を読むと、映画で見る印象と大きく変わった。 映画は音楽もそうなんだけどズーンと暗いイメージだったんだけど、小説では、事柄はどうしようもないのに、気持ちを妙に明るくしてくれる部分もあった。
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私にとっての普通はあなたの普通ではない。 今まで生きてきて分かっていたつもりになっていた、人それぞれの価値観の相違について考えさせられました。
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凪良ゆうさんの作品が大好きです。他人に当たらずに、捻くれることなく、真っ直ぐな心で生きる文と更紗が本当に素敵でした。汝星のごとくにもあった、世間からの悪意のない攻撃?が辛いなと思わされました。事実は真実ではない、あくまでもその心境は当事者にしか分からない、という視点は常に持ってい...
凪良ゆうさんの作品が大好きです。他人に当たらずに、捻くれることなく、真っ直ぐな心で生きる文と更紗が本当に素敵でした。汝星のごとくにもあった、世間からの悪意のない攻撃?が辛いなと思わされました。事実は真実ではない、あくまでもその心境は当事者にしか分からない、という視点は常に持っていたいなと思います。文と更紗がこれからも幸せでいて欲しいなと思います。
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「事実と真実は違う」というメッセージを何度も強く感じさせられました。『わたしの美しい庭』も今回も、当事者にとって一番心地いいものが世間の一般論や肉体から離れた場所にあること、それを互いに理解し合っているところにこそ誰かを慈しむ心があるのだと思いました。読んでいて切なくなる場面も多かったですが、どうか彼と彼女と彼女が自分らしく幸せであるように願っています。
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あまりにもどかしく、一気に読み切った。 当事者と、その他にとっての、見え方は違う。 雑で自由な更紗や梨花の母と、 漠然とした周囲の期待に応えようとする文の母、 どの母親も気持ちは分かる部分があった。 こどもより自分を優先している部分は同じか。 その上でもがきながら、時に過去に捉われながら、こどもから大人へ成長していく姿が確かに描かれている。 背中を押される。
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