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我が友、スミス の商品レビュー

3.9

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2024/02/18

筋トレ小説は初めて読む。 筋トレ好きの自分でもちゃんとした内容で結構面白かったし、ジムに行きたくなる本だった。

Posted byブクログ

2024/01/31

ジムに通うU野が、女性のボディビル大会に誘われたことから始まるボディビル小説。大会に向けたトレーニングや食事の管理に励む中、大会では女性らしさを強調するためのメンテナンスと衣装も必要であることを知る。 自分とは全く縁のない世界の物語で、序盤は出てくるトレーニングの名前や器具を画...

ジムに通うU野が、女性のボディビル大会に誘われたことから始まるボディビル小説。大会に向けたトレーニングや食事の管理に励む中、大会では女性らしさを強調するためのメンテナンスと衣装も必要であることを知る。 自分とは全く縁のない世界の物語で、序盤は出てくるトレーニングの名前や器具を画像検索しながら読むのが楽しかった。また、ボディビルでは筋トレや食事以外に必要な準備がたくさんあることを知って、驚きがあった。 後半で、この物語はボディビルの世界を通して、日常生活で感じる違和感や決められた枠に対してどう抗うのかということを描いた、普遍的な作品なのだと感じた。 最後の一文が印象的で、清々しさと格好良さを感じる終わりだった。

Posted byブクログ

2024/01/08

筋トレハマれないタイプなので、最初はうーん、共感できん。と読み進めていたが… 後半になるほど、日常の中のささいなひっかかり、違和感みたいなものが捉えられていて、 わかる…わかるよ…と一気に読んでしまった。 文体的にこの著者、漢文好きそう。

Posted byブクログ

2024/02/08

爽快な気分になります。一年行ってなかったスポーツジム再開します! 簡潔な文章で一気に読めますが、主人公の最後の行動をどう受け取るか?結構重い問いかけです。 私は「あ、まだまだ「女は女らしくあってほしい」と思っている守旧派なんだな」と気づかされました。

Posted byブクログ

2024/01/03

U野の真面目さ、一途さが自然に伝わるあっさりした文体で読みやすかった。ひた向きで、純粋にかっこよかった。「O島たちを失望させたくない」という気持ちをおいて素の心が勝ったU野。トレーニングへの熱意や努力がわかるだけに、葛藤もわかる。ジム行きたい。

Posted byブクログ

2023/12/20

私が全く知らない、ジムで自分を鍛えあげる世界。話も面白いし、文章もとても好きだと感じた。この著書の本をもっと読みたい。

Posted byブクログ

2024/01/29

女性らしさを求められることに嫌気がさし筋トレを始め、ボディビル競技に挑むU野。 トレーニング中の心理描写に大いに首肯し笑った。 社会的なモノサシに常に測られるのはしんどいもので、私は男だからまだマシだが、女性はさらに窮屈だろう。 しかし、U野は一...

女性らしさを求められることに嫌気がさし筋トレを始め、ボディビル競技に挑むU野。 トレーニング中の心理描写に大いに首肯し笑った。 社会的なモノサシに常に測られるのはしんどいもので、私は男だからまだマシだが、女性はさらに窮屈だろう。 しかし、U野は一筋縄ではいかない女性であり…。 筋トレに詳しくない方でも十分に楽しめるはず。

Posted byブクログ

2023/11/03

女性のボディビルという、とても特殊な世界を描いた純文学。 大会に向けて肉体と美を極限まで仕上げていく様が爽快だった。 主人公の集中力が研ぎ澄まされていく様子に私の物語への没頭がシンクロした。 終盤のカタルシスは心にジンときた。読後、余韻が続いた。

Posted byブクログ

2023/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スミスは人だと思っていたらトレーニングマシンのことだった! 今までに読んだことないタイプの小説で、淡々としてるんだけど、時折挟まれる主人公の悪態がツボでめちゃくちゃ笑った。 私はこんなに追い込んで筋トレしたことないけど、身体を鍛えることで別の生き物になりたいという感覚は分かるなあ。あと、筋トレしてる時の無になる快感とか。 ボディビルが女らしさを追求される場だというのは知らなかったし、そのことへの怒り〜ラストの展開も面白かった!

Posted byブクログ

2023/10/25

110ページ、分かる。 年を重ねてきて、多少は薄れてきたような気もするが。 自分が好きなものに熱中でき、自分で演出できるのが自由ということのひとつ。

Posted byブクログ