ナナメの夕暮れ の商品レビュー

若林正恭(著者)

2022/01/24

斜に構えるというか天邪鬼というか
ほんとに考えが似てるから凄く共感した

そんな自分が嫌だったけど別にいいや〜って思えた話でした。
どの編も面白かった！

2022/01/24

すごく良かった。
一人の人間の思想や価値観が軸を持って変わっていく過程に鮮やかな「生」を感じた。
自分にとって感じたことのある劣等感や疑問がいくつもあり、答えにつながるだろうヒントもたくさん見つかった。
歳を重ねて生きることが悪くないと思える。
文庫版のためのあとがきを読み終えた後の充足感、清々しさが素晴らしいかった。

2022/01/23

カヴァーニャ要塞が面白かったので読んでみました。

若林さんの「生きづらさ」が素直な文章で描かれており、ストンと心に響いてきました。

2022/01/24

とてもよかった。人生のバイブルにしたい。生きづらさを感じた時、何が辛いのかも分からなくなった時、世界が嫌いになりかけた時、頭の中がうるさくて疲弊した時、絶対この本を読めって未来の私に言っておきたいくらい。若林さんと同じく答えを自己啓発本に見つけられない人間なので助かりました。他人へのジャッジがブーメランで自分を縛り付けてしまうこと、合う人に会うために生きればいいこと、なるほどな確かになと穴の空いた部分にカチッとはまる感覚がありました。
1つ目の著書も読んでみようとおもいます。

2022/01/23

「人見知り」とか「気にしすぎる性格」など、他人とのコミュニケーションに苦手意識がある人って結構いると思います。若林さんがどのように悩み、どんな事をしてそんな苦手意識を克服してきたかが分かる一冊です。

2022/01/22

制服の第一ボタンを閉める事に疑問を持つ人は、「自分探し」と「社会探し」をしなければ、生きづらさは死ぬまで解消されない。自分は何が好きで、何が嫌いか。何をしたくて、何をしたくないか。この国を、この社会を、この自分を、解体して解明しなければ一生自分の心に蓋をしたまま生きる事になる。

他人の正解に自分の言動や行動を置きに行くことを続けると、自分の正解がだんだんわからなくなる。他人の正解に置きに行くと、例えばその場に人数が多い時に、どの人の正解に置きにいっていいかわからなくなり、キョロキョロする事になるから、人数の多い飲み会が苦手。

自分の外側ではなく、内側に面白い事を創るべきなのだろう。

〜のためを思ってという大義を隠れ蓑にして、自分より立場の弱い者から自分の生き方を肯定する言葉をカツアゲしようとする。

若い時って胸の真ん中に巨大なイライラがあってそれがもう渦巻いちゃってしょうがなかった

2022/01/22

星3.5

「社会人大学〜」に比べたら、
本当に大人になった感じ。

世の中をひねくれた見方で、
「人見知り芸人」に出ていた頃と
色々な番組のMCをやるようになったいま。

そのうち、そんなひねくれていた頃を
知らない子達も出てくるんだろうなぁ。

2022/01/22

おもしろかった。
テレビで見る、ジェットコースターに真顔で乗り、着ぐるみにお前と言う若林さんは好きだった。エッセイを読んで、若林さんの一面が知れて良かった。この人ゴルフやってんだな〜　あ、頭痛持ちなんだ　え、ラップとかするの？　そういえばラグビーやってたし、江戸っ子のお父さんに育てられた熱い人なんだな〜とか。
考えすぎるところと「なんとなくわかった」気になるところに共感した。世の中の普通とされていることに納得できないとき、わからないまま従いたくないという感覚。気持ち悪いから。そうやってなぜを考えることは無駄では無いと背中を押してもらえる。
朝井さんのあとがきで「朝井くんこれわかる？」とLINEを送る若林さんがいいなと思った。
あ、あと、頭痛持ちの人からしたらめちゃくちゃムカつかれる質問かもしれないが、「水分ちゃんととってますか？」と聞きたくなった。たぶんそんなのやっとるわ！と思われるのだろうが。　

2022/01/19

『ナナメの夕暮れ』
とても良かった。
他者の否定による自己肯定という負のループからから抜け出すために肯定ノートをつけ始め、自分を、他者を肯定してゆく。自分に目を向けて見つけた没頭でネガティブを乗り越える。ナナメを殺して世界を肯定していく若林さんの姿がとても愛おしい
#読了 #君羅文庫

2022/01/19

こんなにも自己や自意識について考えてる人が他にいるだろうか。
そのことによる生き辛さには読んでいて辛い気持ちになるけれど、そんな若林さんも今は家庭を持って幸せなんだろうなと思うと救われる。