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一汁一菜でよいという提案 の商品レビュー

4.2

139件のお客様レビュー

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    52

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/02/11

お借りした本だけど、これは家に置いておきたいか 買いたい一冊。 食に対する意識と、日本人としての食との関わり方、今まで変わってきた事と変わらない事、もっと自分の中の知識として蓄えたい。 お味噌汁早速作った

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2024/02/05

仕事をしながら子育て中ですが、そういった立場にも寄り添ってくれる言葉がたくさんあり、毎日の食事作りのハードルが下がって気持ちが楽になりました。 そして先生のお味噌汁のお写真を見て、お味噌汁の具は自由でいいんだ、これも入れていいんだ!ということが目から鱗でした^^

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2024/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"一汁一菜"(味噌汁と漬物)という和食の形を基本形にすることで、ご馳走と日常の料理を区別し、全体的に料理のハードルを下げることができるいい主張だと感じました。 自分はまだ料理をするという立場ではありませんが、日頃おかずが複数あって当たり前だと思っていて、ご馳走のハードルが上がっていたように感じました。 今は料理を作ってくれる人に感謝し、将来自分が料理をする立場になった時に、ひと手間の愛情を注げるような料理をしたいと思いました。

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2024/01/17

一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜の型。 システムであり、思想であり、美学であり、日本人としての生き方だと、本書で語られる。 献立というものを簡素化し、日々の食事のサイクルを回す上で感じる献立へのストレスや思い込みを捨てる。 とても簡単で、食事や生活というものを見直すことにも通...

一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜の型。 システムであり、思想であり、美学であり、日本人としての生き方だと、本書で語られる。 献立というものを簡素化し、日々の食事のサイクルを回す上で感じる献立へのストレスや思い込みを捨てる。 とても簡単で、食事や生活というものを見直すことにも通じる。 台所発の思想であり、インスタやTwitter、YouTubeなどのSNSから流れてくるような脱色された丁寧な生活へのレジスタンスだ。 救われたと思う人が多いのも頷ける本だった。

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2024/01/12

素晴らしい本だった。料理研究家土井善晴さんのやさしさがあふれる著書である。 家庭での毎日の食事は、ご飯とお味噌汁だけでいいんだよ、というメッセージだ。おかずが無い場合、みそ汁は具だくさんのほうが望ましいが、全体のバランスが大事という。 食べることイコール生きることであることは疑い...

素晴らしい本だった。料理研究家土井善晴さんのやさしさがあふれる著書である。 家庭での毎日の食事は、ご飯とお味噌汁だけでいいんだよ、というメッセージだ。おかずが無い場合、みそ汁は具だくさんのほうが望ましいが、全体のバランスが大事という。 食べることイコール生きることであることは疑いの余地が無い。土井さんの食べものに対する敬意とか、日本人のこころとか、季節の食材を喜ぶこと、自然とのつながり、ハレとケの食べものの違い、料理はすなわち愛情である、という人生哲学的なものがまったく説教臭くなくつづられている。本書を読むとほっこりと温かい気持ちになれ、自分もみそ汁を作ってみようという気持ちになる。みそ汁には何を入れても良いそうだ。 写真が載っているが、ありあわせのもので作ったみそ汁が、とても美味しそうだ。子どもの頃は母が作るみそ汁をありがたいと思ったことが無かったが、大人になって日本の家庭料理がいかに理にかなっていて素晴らしいものかということが良く分かるようになった。 手元に1冊おいて読み返したいほど気に入った本。

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2024/01/10

たとえ簡単なものでも、誰かを大切に想いながら丁寧に作ることで、たしかに伝わるものってあるんだなーと。 「基準を持つこと」に書かれていたように、自分の中にものさしを持って、食べるものを選択していきたい。 あと、本に出てくる一汁一菜の写真が美しくて見飽きない。

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2024/01/08

2024年3作目 Instagramで様々な家庭のご飯を見ることが好きだ。 試行錯誤が凝らされたキャラ弁も、インスタ映えを意識したイベント毎の色合いの夜ごはんも、三菜どころか六も七もあるような見目美しい朝ごはんも、疲れた時のためのと謳ったレンチン・ワンパン料理も全部大好きだ。 ...

2024年3作目 Instagramで様々な家庭のご飯を見ることが好きだ。 試行錯誤が凝らされたキャラ弁も、インスタ映えを意識したイベント毎の色合いの夜ごはんも、三菜どころか六も七もあるような見目美しい朝ごはんも、疲れた時のためのと謳ったレンチン・ワンパン料理も全部大好きだ。 一人暮らしを始め、そういった投稿を見るうちに真似したいと思うレシピをメモする習慣が付き、多彩な料理が並ぶ食卓に憧れを抱いたが、いかんせん大学生である以上、学業・バイト・人付き合い・趣味の時間などなど年々増えていく時間の使い道を考えると料理は1番最初に後回しになる。 そんな状況を打破したくて縋る思いで読んだ。 途中から味噌や米の尊さを説かれている気持ちになった。作中、ゴリラの話を聞くために教授を訪ねたいう記述があったが、作者は元来"人から話を聞くこと"が好きなのだろうなと感じる文の書き方だった。この本に救いを求めたけれど、救われた感じはしない。なんだかすっきりしない。 まだ私は何菜もあるごはんへの憧れを捨てきれていないからだ。 なんともどうしようもない。 しかし、この本自体はとても読み応えがあったし、面白いなと思ったのでこの評価でご勘弁願いたい。

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2023/12/26

【おいしーい本!】うま味。 おいしい=美しい。が伝わってきました。 気づきをくれる心温かい、やさしい出会い。 ・一汁一菜は、念仏。 読んでいるうちに、あーっ!納得。 ・日本に生まれた事に感謝しました。 ありがとう…。 ・味噌=日本人のこころ。 もののあはれ

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2023/12/23

料理が面倒だ、苦手だと思っていたので、とても心が楽になった本でした。お味噌汁の写真も載っていてイメージもしやすかった。表紙のデザインは佐藤卓さんでびっくりしたし、納得した。帯を捨てるのはやめようと思った。

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2023/12/20

これを読むことで何人の主婦さんの心が救われただろうと思える1冊。インフルエンサーのキラキラした食卓と自分を比較し卑下する必要もなく、良い意味で食事ってこれで良いんだって思わせてくれる。 土井さんの言葉選びもやはり好きで、読んでて落ち着く。

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