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一汁一菜でよいという提案 新潮文庫
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一汁一菜でよいという提案 新潮文庫

土井善晴(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/10/28
JAN 9784101033815

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一汁一菜でよいという提案

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商品レビュー

4.2

143件のお客様レビュー

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2024/10/13

日々家族の料理を整えるものとして、日常の料理は一汁一菜で良い、という考え方に惹かれて読み始めた。所々の、飾り気がないのに、美味しさに満ちた味噌汁の写真にワクワクしながら読み進め、結果的に、一汁一菜の提案の背景にある日本人観や人生観、世界観がとても心に残った。もう次世代に何を残すか...

日々家族の料理を整えるものとして、日常の料理は一汁一菜で良い、という考え方に惹かれて読み始めた。所々の、飾り気がないのに、美味しさに満ちた味噌汁の写真にワクワクしながら読み進め、結果的に、一汁一菜の提案の背景にある日本人観や人生観、世界観がとても心に残った。もう次世代に何を残すか考えていきたい年になり、自分の中に何となく培われていたものはこれかと、言語化された気がする。自分の中の要として、意識して残し深めていきたいと思った。エッセイに止まらない哲学の本だった。

Posted by ブクログ

2024/09/23

タイトル通りの提案を素直に受け取れる提案内容でした。読み始めるとご飯を炊いて、1人分でもお味噌汁を作らずにはいられない。それが濃くても薄くても、それでいい。ただ煮干しと鰹節とある野菜に味噌を溶くだけでなんて滋味深く味わえるようになる。旬のものを選ぶようになる。自然と繋がることを感...

タイトル通りの提案を素直に受け取れる提案内容でした。読み始めるとご飯を炊いて、1人分でもお味噌汁を作らずにはいられない。それが濃くても薄くても、それでいい。ただ煮干しと鰹節とある野菜に味噌を溶くだけでなんて滋味深く味わえるようになる。旬のものを選ぶようになる。自然と繋がることを感じる。そうなると、甘いものや間食を食べなくてもよくなり、たっぷりのお肉やお魚すらそんなに食べなくても満足できるようになる。子どもたちにあれこれ言われながらもご飯を作って食べることが、尊いことだと気付かされ、大切な時間と捉えられるようになりました。事あるごとに読み返したい哲学書。

Posted by ブクログ

2024/09/13

あくまで「提案」としているところが土井先生の謙虚さであり、終始やさしい一冊だった。 閃きのある「もの喜びできる人」になりたい。

Posted by ブクログ

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