1,800円以上の注文で送料無料

一汁一菜でよいという提案 の商品レビュー

4.2

129件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/12/04

季節の食材を大事にしようという話、食から子供は何かを感じ取って成長していく、という話については納得もいくし意識していこうと思える。 一方で、特に根拠もなく日本の食文化素晴らしい!西洋にはこんなのはない!とか、縄文の生活はこうだったはず!という話をされてもポカンとしてしまうなぁ。

Posted byブクログ

2022/11/25

食事ということの基本を考え直すきっかけとなり、ちょっと肩の力が抜けて楽になった。また毎日の料理を楽しめそうだ。

Posted byブクログ

2022/11/23

読む前は「自炊頑張らなくていいよ」という内容が書かれてると予想していた。ところが実際に読み進めていると今まで当たり前にしていた「食事」を様々な視点から見つめており、尊い行為であることが分かった。 この本を読んで日本人として産まれてきて良かったということ。無形文化遺産である和食を守...

読む前は「自炊頑張らなくていいよ」という内容が書かれてると予想していた。ところが実際に読み進めていると今まで当たり前にしていた「食事」を様々な視点から見つめており、尊い行為であることが分かった。 この本を読んで日本人として産まれてきて良かったということ。無形文化遺産である和食を守り続ける為に、今日も私は米を研ぎ、味噌をとく。

Posted byブクログ

2022/11/17

自分が料理をよく作るようになってから、どうにかこの料理というものを、自分のライフスタイルに合わせられないかということを考え始めていた時に手にとった。はやはり人知を越えたお天道様は見てるな。 具体的には、ごはんと具沢山味噌汁と香の物を基本スタイルにしよう。それが和食だよねと。それ...

自分が料理をよく作るようになってから、どうにかこの料理というものを、自分のライフスタイルに合わせられないかということを考え始めていた時に手にとった。はやはり人知を越えたお天道様は見てるな。 具体的には、ごはんと具沢山味噌汁と香の物を基本スタイルにしよう。それが和食だよねと。それが家庭料理で、ケの料理だよね。という哲学の話。 うちでは毎日味噌汁を食べます。だからすごくこのスタイルに合うなと。あとは飽食の時代。家でご飯を食べられることが普通のことになっていて、残すことが普通になっている、肉が食べれることが普通になっている。その価値観にも横串を入れておきたいなと思った。家庭内の価値観を変えるのはすごく難しいが、自分持続可能の為にも進めていく所存。

Posted byブクログ

2022/11/09

普段の家庭料理は、具沢山のお味噌汁、炊き立ての白いご飯、そしてお漬物。 なんてシンプル! だけど想像するだけで美味しそう! やはり日本人の血なのでしょうか。

Posted byブクログ

2022/10/28

お味噌汁が飲みたくなる、電車通勤にはたまらない一冊。 語り口や言葉選びが柔らかで、不思議な魅力がある。 神経質にやりこみ疲れている時には、がんじがらめにならなくていいんですよ、頑張りは伝わっていますよ、と自分を肯定してくれるように感じる。 反して怠惰に過ごしている時は、一生...

お味噌汁が飲みたくなる、電車通勤にはたまらない一冊。 語り口や言葉選びが柔らかで、不思議な魅力がある。 神経質にやりこみ疲れている時には、がんじがらめにならなくていいんですよ、頑張りは伝わっていますよ、と自分を肯定してくれるように感じる。 反して怠惰に過ごしている時は、一生懸命、誠実にあらねばと背筋が伸びる。 受け取るものが多様で、どれも不快でないこの本は一生ものだと思う。 全ての学問は突き詰めていくと哲学に行き着く、と常々考えていたのだが、まさか料理まで。 人間の営みはいずれも最後には「生きるとは何か」に通ずるのであろうな。 土井さんの番組で時々見たそれと一貫していて、さらに好感が持てる。 生きることに真面目で、それは押し付けがましいものではなくて。読んで良かった。

Posted byブクログ

2022/10/23

家庭料理は特別なものでなくていい。 変化の少ない、あまり変わらないところに家族の安心があるから。 土井善晴先生の優しく美しい文章が沁み渡ります…。 秋が深まりつつある季節柄ということもあり、本書を読んでいると、温かいお味噌汁と炊きたてのご飯のイメージが頭をちらつきます。はあ…お...

家庭料理は特別なものでなくていい。 変化の少ない、あまり変わらないところに家族の安心があるから。 土井善晴先生の優しく美しい文章が沁み渡ります…。 秋が深まりつつある季節柄ということもあり、本書を読んでいると、温かいお味噌汁と炊きたてのご飯のイメージが頭をちらつきます。はあ…お腹空いた…。(笑) ほっとできる味、ってありますよね。 仕事でヘトヘトになり家に帰ってきたときなどに、自分をほっと安心させてくれる温かいもの。 私は別に料理は上手ではないですが、どんなに疲れ果てたりイライラしている日でも、作ったご飯を食べていると段々と気持ちが落ち着いてくるということがあります。 土井先生曰く、 料理が上手か下手か、器用か不器用か、要領が良いか悪いかは関係なくて、 「一生懸命生活すること」がいちばん大切なことなのです。 そして、無理のない生活のリズムを実践し、心の落ち着く場所を作る。 一生懸命頑張っているあなたに。 毎日お疲れさま。 そんな優しい言葉をかけてもらった気持ちになりました。

Posted byブクログ

2022/10/14

一汁一菜でええんです 日々のご飯は美味しくなくてええんです 簡単なものでも毎日作って家族で食べることが、心を育てます

Posted byブクログ

2022/11/28

奥さまが買って読んでるところだった。。 一言で言うならこれはわびさびだと思う、謙虚さ、畏怖の念、敬意、実直な人柄、確信がこもっている、優しさに溢れている。汁物に飢えているからか、写真も美味そうだからか、幼い頃の母の味噌汁が懐かしいからか、随所に温かさ、しみ入る感がある、また冷静...

奥さまが買って読んでるところだった。。 一言で言うならこれはわびさびだと思う、謙虚さ、畏怖の念、敬意、実直な人柄、確信がこもっている、優しさに溢れている。汁物に飢えているからか、写真も美味そうだからか、幼い頃の母の味噌汁が懐かしいからか、随所に温かさ、しみ入る感がある、また冷静で説得力ある提案がある。料理をしてこなかった自分では説得力はないが、語られることは、昔から流れていて、忘れ去られつつある自然、風景との対峙、知恵と躾の伝授だと感じる。ちょっと失礼かもだけど子供のころよくやっていた味噌汁ぶっかけにゃんこ飯のなつかしい匂いと味もよみがえる。そしてぼくが近年に気づいたことは妻や母の料理が美味しい、懐かしいと夫や子どもは家に帰ってくるということ。総括して、これは和食をとおしたひとつの悟りかたの提唱かもしれないと純粋に思う。

Posted byブクログ

2022/09/23

日常の食事は一汁一菜(ご飯、味噌汁、漬物)で十分であり、料理のハードルを下げて良いという主張が書かれている。一汁一菜は味噌汁を柱とする。時間や手間をかけすぎなくても良いし、豪勢でなくても良い。一汁一菜で栄養は足りるし、飽きることなく食べることができる。食材の自由度が高いため季節や...

日常の食事は一汁一菜(ご飯、味噌汁、漬物)で十分であり、料理のハードルを下げて良いという主張が書かれている。一汁一菜は味噌汁を柱とする。時間や手間をかけすぎなくても良いし、豪勢でなくても良い。一汁一菜で栄養は足りるし、飽きることなく食べることができる。食材の自由度が高いため季節や好みに合わせることができる。 ハードルを下げてでも料理にこだわる理由の説明として、料理による学習、作る人と食べる人のコミュニケーション、子どもへの学びの提供などにも言及されている。著者の強い思想(思い込みや偏った思想)を多く含んでおり、特に家庭料理・素材の味・和食・日本人の文化・縄文時代への信奉が強い。 最初の三分の一くらいまでは主張がわかりやすくておもしろかったが、後ろの三分の二は思想が強すぎて頭に入らなかったので最初だけ読めば良いのかもしれない。

Posted byブクログ