1,800円以上の注文で送料無料

批評の教室 の商品レビュー

3.9

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/03/30

今をときめく北村紗衣氏の批評入門 精読する、分析する、書く、コミニュティをつくる、と段階的に批評の入口から実践まで学ぶことができる 語り口もやさしく、また引用も音楽や映画を多用しており、具体的かつ身近に考えながら読み進めることができた 最後の飯島氏と同じ作品の批評をお互いにコメン...

今をときめく北村紗衣氏の批評入門 精読する、分析する、書く、コミニュティをつくる、と段階的に批評の入口から実践まで学ぶことができる 語り口もやさしく、また引用も音楽や映画を多用しており、具体的かつ身近に考えながら読み進めることができた 最後の飯島氏と同じ作品の批評をお互いにコメントし振り返るところもとても参考になった 高校生・大学生のうちに読んで実際に論じてみるととても素晴らしいと思う

Posted byブクログ

2022/03/21

図書館期限が来て途中まで。 ちょっと面白そうだった。 ところで、著者はネットで何やら揉めているよう。

Posted byブクログ

2022/03/09

批評の専門家である著者が批評を精読する、分析する、書くの3つのステップに分けて解説した一冊。 本書を読んで物語を整理すること、自分の主観を理解すること、疑いの目を持ってみることや時系列を整理することや図に書くなど抽象化してる類似している作品を探すことや映画のとある描写から展開を...

批評の専門家である著者が批評を精読する、分析する、書くの3つのステップに分けて解説した一冊。 本書を読んで物語を整理すること、自分の主観を理解すること、疑いの目を持ってみることや時系列を整理することや図に書くなど抽象化してる類似している作品を探すことや映画のとある描写から展開を予想したりするなど批評を書くための作品に対する見方について学ぶことができました。 気になったところを深掘りしたり違う目線で見ることで新しい発見が生まれそれが作品の新しい解釈や批評につながることを読んでいて感じました。 そんな本書の中でも初心者が批評を書くときはメインの切り口を一つにすることや読んだ人が作品の様子をだいたい把握できるようにすることを心がけることなどは批評を良くするために簡単にできる心構えだと感じ、印象に残りました。 最後にある実践編も批評とそれに基づくディスカッションから修正がどのようにされるのか具体的に知ることができ興味深いものでした。 本書を通じてまずは作品で気になった部分を深掘りしてそこから生まれるさまざまな解釈を楽しみたいと感じた一冊でした。

Posted byブクログ

2022/03/02

14:03、兄の家で読み終えた。精読の方法や批評理論など知識としては知っている内容が多かったが、批評を書いてみようという気になる燃料としていい本だった。

Posted byブクログ

2024/05/10

【信州大学附属図書館の所蔵はこちらです】 https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC09703846

Posted byブクログ

2022/02/22

「批評」の民主化。とっつきにくくて、小難しく、そのために本来の役割とは逆行して権威的に思えてしまう「批評」を、誰もが携わることのできる開かれたものとする試み。 初心者向けであるために、広く浅く平易に、批評理論や心得、手法などが紹介されている。 おそらくこれを読んでも、「批評」がで...

「批評」の民主化。とっつきにくくて、小難しく、そのために本来の役割とは逆行して権威的に思えてしまう「批評」を、誰もが携わることのできる開かれたものとする試み。 初心者向けであるために、広く浅く平易に、批評理論や心得、手法などが紹介されている。 おそらくこれを読んでも、「批評」ができるようになるとは思えないけど、超入門編としてはとっつきやすいのかも知れない。 一部の高度に専門化された批評、誰もが参画できる可能性に開けた「批評」、どちらも必要なのだろうと思う。

Posted byブクログ

2022/02/20

映画や小説などの批評方法についての解説本。 ・説得力を持たせる批評のためには、いらないことを削ぎ落として捨てる勇気が必要。切り込むのは一箇所だけ

Posted byブクログ

2022/02/11

批評の入門書として、そして作品を楽しむために、すごくわかりやすく丁寧に、しかも書き方まで示されており、批評を書いてみたくなりました。

Posted byブクログ

2022/02/05

「ストーキングが許される場所はテクストだけ」このはじまりにやられた。「作者には死んでもらおう」これもびっくり。「作者」を孤独な天才のような形でまつりあげてしまわぬように。「作品が何を表現しているのか」という問いを立てる。図表にする、時系列をまとめる。などの実践的アドバイスもいいけ...

「ストーキングが許される場所はテクストだけ」このはじまりにやられた。「作者には死んでもらおう」これもびっくり。「作者」を孤独な天才のような形でまつりあげてしまわぬように。「作品が何を表現しているのか」という問いを立てる。図表にする、時系列をまとめる。などの実践的アドバイスもいいけれど、「白いウサギを追え」「暗い嵐の夜だった」など、英文学あるあるが入った小見出しが良い。

Posted byブクログ

2022/02/04

再読。やはりとりあげられる作品が多数かつ無秩序でものすごくしんどい。ギャツビーだけで、重要なポイントはほとんど解説できたのではないかと思えるのだが。

Posted byブクログ