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心はどこへ消えた? の商品レビュー

3.9

92件のお客様レビュー

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2024/11/25

会議の終わりの廊下での会話を「遊び」と表現し「我々には遊びが必要」と述べる。心は一つではないという言説へのカウンセリングを通した実証。「うつは心の風邪」なんかではなく、しばらく居続けるもの。色々な観点が心に関する新しい風を吹かせてくれる。

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2024/11/22

心という存在を考えた。心とは孤独であり、時に一人(一心)で悩み、戦うものだという表現に共感しました。また、「脳とは他者」から、自分の脳を「自分」と思い込んでいた考えが揺さぶられた。この本を通じて、自分の過去の悩みや経験を振り返り、それが今では笑い話になることに気づかされる一方で、...

心という存在を考えた。心とは孤独であり、時に一人(一心)で悩み、戦うものだという表現に共感しました。また、「脳とは他者」から、自分の脳を「自分」と思い込んでいた考えが揺さぶられた。この本を通じて、自分の過去の悩みや経験を振り返り、それが今では笑い話になることに気づかされる一方で、当時の真剣さも思い出しました。心を見つめ直す素晴らしい読書体験でした。

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2024/11/05

とても魅力的な本だった。 ユーモアに溢れていてでもマジメでわかりやすく、暖かくて、響くものがたくさんあった。 言葉のひとつひとつを、しっかりと砕いて取り込みたい衝動で、必死の読書となった。 脳みそパンパンです… 金言がたくさん埋まっていた。 文庫化してくれたら、バッグに常に入れ...

とても魅力的な本だった。 ユーモアに溢れていてでもマジメでわかりやすく、暖かくて、響くものがたくさんあった。 言葉のひとつひとつを、しっかりと砕いて取り込みたい衝動で、必死の読書となった。 脳みそパンパンです… 金言がたくさん埋まっていた。 文庫化してくれたら、バッグに常に入れておいて、繰り返し読みたい、そういうタイプの本です。 文庫化の際は、ぜひともクイックオバケさんの装画のままでお願いしたい!

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2024/11/03

「人の心」をテーマにした週刊連載の単行本。気軽な語り口かつ時事も絡めたユーモアで心ってなんだろうという問いについて考える。読みやすいし面白い。自虐思考でのたうち回る感じ、ちょっと朝井リョウのエッセイ味がある。しかしカウンセラーとしてクライアントに向き合っている時の様子は真摯で、こ...

「人の心」をテーマにした週刊連載の単行本。気軽な語り口かつ時事も絡めたユーモアで心ってなんだろうという問いについて考える。読みやすいし面白い。自虐思考でのたうち回る感じ、ちょっと朝井リョウのエッセイ味がある。しかしカウンセラーとしてクライアントに向き合っている時の様子は真摯で、こういう人にカウンセリングをしてもらいたいとも思った。

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2024/10/24

心を見る事が出来るのは心だけ。心はもう一つの心の中でのみ存在する事が出来る。 色々なクライアントさんの例をあげながら、心の対話を教えてくれるような本でした。

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2024/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。ところどころ、声をあげて笑わせてもらった。(仮病のために体温計をコントロールできるようなった話とか。) 心理学を学べたりするかなと思って手に取った本だったけれど、知識云々より心や気分を軽くしてくれる一冊だったなと思った。疲れた日の終わりや、気分転換に読むのがちょうど良さそう。

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2024/08/10

臨床心理士の東畑さんのエッセイ。クスッと笑ってしまうところもあり、独特のタッチがくせになりそう。違う作品も読んでみたい。

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2024/07/31

最初の、はじめにのところがとても良かった。その後の本文は読みやすい。 専門知は、世間知を知ってその限界がわかって初めて専門家になる、という内容が沁み入った。そこの部分に巡り会えただけでも、読んでよかったなと感じた。

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2024/06/18

東畑開人さんの本にハマり始めて、今回5冊目。 元々は、週刊文春で連載されていたものをまとめた本だそうで読みやすく、心理とか精神とか、そういう関連に興味のある人以外にもお勧めしたくなる本。 東畑さんの心のつぶやきとツッコミ、最近みんなが薄々感じている現代特有のあるあるネタ、絶妙な例...

東畑開人さんの本にハマり始めて、今回5冊目。 元々は、週刊文春で連載されていたものをまとめた本だそうで読みやすく、心理とか精神とか、そういう関連に興味のある人以外にもお勧めしたくなる本。 東畑さんの心のつぶやきとツッコミ、最近みんなが薄々感じている現代特有のあるあるネタ、絶妙な例えなどなど、どれも面白くて、読むと少し心が軽くなる気がする。

Posted byブクログ

2024/06/16

ふふふと笑えるようなエッセイ。 多分自分が今特に大きな悩みとか病んでいることがないから、思ったよりも心に残った言葉はなかった。 そこら辺が原因なのか、面白いのに中々読み進められない怪奇現象が起こった。

Posted byブクログ