二人の嘘 の商品レビュー
あまり批判的なことは書きたくないですが、 読んだ直後の感想は「やらたな。幻冬舎の 宣伝力に」でした。 新聞広告にどどーんを出ていたので、興味 を持って読んだ次第でしたが、やられまし た。 その新聞広告にはラストのどんでん返しが 素晴らしいような引き文句がありましたが、 「え?...
あまり批判的なことは書きたくないですが、 読んだ直後の感想は「やらたな。幻冬舎の 宣伝力に」でした。 新聞広告にどどーんを出ていたので、興味 を持って読んだ次第でしたが、やられまし た。 その新聞広告にはラストのどんでん返しが 素晴らしいような引き文句がありましたが、 「え?それ?」が率直な感想です。 私の読解力が稚拙なのか、広告に掲載され ていたコメントを感じることはありません でした。 あまり批判的なコメントは載せたくないで すが「時間を返せ」が、率直な感想です。
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ハッピーエンド!と思いきや、違ったか。 (いや、むしろ私がハッピーエンドを願っていただけかも) 想いで突っ走れる恋 と 相手を想い身を引く愛 的な。。。 ドラマになりそうな感じですね。 読み始めたら止まらず、夜中に突入しました。 次の日、仕事だっつーの(≧▽≦)
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一雫ライオンさん初めて読みました。 とても読みやすく素敵な作家さんですね。 ドラマなどになったら面白い気がします。 祈りの先に希望が在れば嬉しかった。
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法廷ミステリーであり恋愛モノであり。先が気になって一気に読んだ。 殊更に美貌を強調される主人公カップル、ステレオタイプの脇役達、2時間ドラマ味が強い逃避行な最終章、、、 古典的な展開なのに安っぽく感じさせないのは作者の筆力なのだろうか。湿っぽくならない文章が心地よい。 恋愛小説は...
法廷ミステリーであり恋愛モノであり。先が気になって一気に読んだ。 殊更に美貌を強調される主人公カップル、ステレオタイプの脇役達、2時間ドラマ味が強い逃避行な最終章、、、 古典的な展開なのに安っぽく感じさせないのは作者の筆力なのだろうか。湿っぽくならない文章が心地よい。 恋愛小説は主人公に肩入れできないと冷めてしまうけれど、ベタだと思いつつ王道の影のある美男美女の禁断の恋バナに引き込まれた。 飛び抜けた美貌と才気ゆえの諦観で日々を過ごしていた礼子があえて間違った道を選択した末の終着点、、悲劇だけれど悲しいだけの結末ではないと思う。
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純愛昼メロにぴったり〜 不遇な生い立ちの美貌で優秀な女性裁判官と寡黙でストイックな元殺人服役囚、 それに俗物夫に義母〜 どこかでみた設定とラスト ヒロインの美貌がやたら協調されてて 「美しい顔」「美しい唇」「美しいまなざし」「すれ違う人たちが美しさに振り返り〜」 何度も繰り返し、...
純愛昼メロにぴったり〜 不遇な生い立ちの美貌で優秀な女性裁判官と寡黙でストイックな元殺人服役囚、 それに俗物夫に義母〜 どこかでみた設定とラスト ヒロインの美貌がやたら協調されてて 「美しい顔」「美しい唇」「美しいまなざし」「すれ違う人たちが美しさに振り返り〜」 何度も繰り返し、ちょっとくどかった 男性視点の理想の女性なのかしら それほど「間違えないように〜」「人と関わらないように〜」生きたかったのに、何で貴志のような人間と結婚なんかしたのだろう 私には全く理解出来なかった 面白かったけど
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評価が難しい作品。現実離れした主人公に共感出来ず、でも続きが気になり読み進めてしまう。小説だから、とは思ってもいきなりホテルに行ってしまったり。礼子のまわりにいる人達、夫や義母や親友、職場の人間、世の中そんな人ばかりなの?良い人は蛭間だけ? 嫌な人しか出てこない。絶望するよね、そんな生活。
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成績主席で裁判官になり容姿にも恵まれている片陵礼子。 自分が裁いた元服役囚が「門前の人」になっていると知り、気になって仕方がなくなっていく。 美しい目元、美しい口、やたらと礼子の描写に「美しい」という形容詞が付く。 それを使わずに美貌を想像させるのが小説なのでは。編集者とか何も...
成績主席で裁判官になり容姿にも恵まれている片陵礼子。 自分が裁いた元服役囚が「門前の人」になっていると知り、気になって仕方がなくなっていく。 美しい目元、美しい口、やたらと礼子の描写に「美しい」という形容詞が付く。 それを使わずに美貌を想像させるのが小説なのでは。編集者とか何も言わないものなんですね 天才故に、どう立ち振る舞えば周りの凡人が納得し面倒が起きないか理解している。感情がなくアンドロイドのようだった礼子が、感情を表すシーンから一気に物語が動き始めた。 大方の展開は想像がつくも、惹きこまれて続きが気になる。と同時に読むのが苦しい。今にも壊れてしまいそうな脆いものを壊れないように祈りながらそっと見ているような感覚だった。
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天才的な判事が以前自ら下した判決が間違ってない事を確認する為、殺人犯で服役した男性とコンタクトしていくうちに、自分の被っていた仮面がはがれていき。。といった粗筋。物語はテンポよく、ややご都合主義的に流れていくが、かなり面白い作品に仕上がっている。ただし、ラストに向けた流れがちょっ...
天才的な判事が以前自ら下した判決が間違ってない事を確認する為、殺人犯で服役した男性とコンタクトしていくうちに、自分の被っていた仮面がはがれていき。。といった粗筋。物語はテンポよく、ややご都合主義的に流れていくが、かなり面白い作品に仕上がっている。ただし、ラストに向けた流れがちょっと安易に感じてしまう。主人公のその後も興味をひくが。
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礼子は、東大法学部を首席で卒業。 「十年にひとりの逸材」と言われたエリート中のエリート。 彼女が判決文を書いた被告人が毎朝8時、門のところに立つ「門前の人」になっている。 蛭間隆也は10年前、傷害致死罪で懲役4年の実刑となり服役した。 その彼がなぜ。 礼子にはその行動が理解できなかった。 なぜ門前に立つのか訊いてしまう。 でも謎は深まるばかりだ。 本作、目は活字を追っているのにページから映像が起き上がり、礼子と蛭間の息遣いが感じられた。 雪の冷たさも、ごう、ごうと流れる川の音も聴こえる気がする。 礼子と同じように蛭間を目で追ってしまう。
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全てが終わってしまったあとの答え合わせは、残酷なプレゼント。 一気読みしてしまった。文字を追うのが煩わしいと感じる程に。
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