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神様の罠 の商品レビュー

3.5

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

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2022/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の辻村深月さんの『2020年のロマンス詐欺』と大山誠一郎さんの『孤独な容疑者』が特に好き。 詐欺には引っかかりたくないけど、自分のことを知らない人と話してみたくなったりはする。 何年も前に名前ないアド変メールに1回返しちゃってから迷惑メールよく来るようになってて、たまにそそられるときもある笑 事件起こしてしまって終わりじゃなくてその後まで描いていて、終わり方も良かった!

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2022/07/19

神様は必ずどこかから見ていて、悪いことをしたら報いがある──と、幼い頃に親や祖父母や周りの大人から言われますよね。私は、大人になった今でも、かたく信じています。その神様の仕掛ける“罠”なのですから、一筋縄ではいかないんです、これが。 …って、あんまり言い過ぎちゃダメですよね。出来...

神様は必ずどこかから見ていて、悪いことをしたら報いがある──と、幼い頃に親や祖父母や周りの大人から言われますよね。私は、大人になった今でも、かたく信じています。その神様の仕掛ける“罠”なのですから、一筋縄ではいかないんです、これが。 …って、あんまり言い過ぎちゃダメですよね。出来るだけネタバレなしで感想を書きたいと思っているので。 アンソロジーは、いろんな作家さんに触れるいい機会です。大山誠一郎氏は初めて読みました。ぜひ別のも読んでみたいです。 同じシリーズで『時の罠』もあるようです。こちらも読みたいです。

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2022/07/17

6人の人気作家によるミステリーアンソロジー。 アンソロジーで今まで読んだことのない作家さんの作品に触れられるのは新たな発見があって楽しかったです。 乾くるみさん(二度読み必至!)、大山誠一郎さん、米澤穂信さんは初めましてでしたが、読みやすくてとても面白かった!ほかの作品も読んでみ...

6人の人気作家によるミステリーアンソロジー。 アンソロジーで今まで読んだことのない作家さんの作品に触れられるのは新たな発見があって楽しかったです。 乾くるみさん(二度読み必至!)、大山誠一郎さん、米澤穂信さんは初めましてでしたが、読みやすくてとても面白かった!ほかの作品も読んでみたいなあ。^^

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2022/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

辻村深月先生目当てで。 コロナ禍ならではのお話し。まさにこどもがこの世代で進学したはいいものの、、な。 最悪の事態にならなくて良かった。むしろ、これからだ。頑張れ✊と思う!! あとは乾くるみ先生。 まぁ、まんまと読み返す事になりました。「イニシエーションラブ」の時も読み返したけど。ところどころ違和感はあるんだけど、真実を知った時の爽快感。あぁ~騙されたぁ!! 読み返すと相手の印象がかわる。すごい。

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2022/06/29

神様の采配があってのことか、偶然の成行きからか、計画的犯行とは程遠い、運命的な出会いから犯罪に巻き込まれていく人間たちを描いた、現代ミステリ-界をときめかす6人の作家の短編集。〝コロナ禍でのストレス? 大学生が会社員を暴行〟に始まる辻村深月サンの『2020年のロマンス詐欺』、京都...

神様の采配があってのことか、偶然の成行きからか、計画的犯行とは程遠い、運命的な出会いから犯罪に巻き込まれていく人間たちを描いた、現代ミステリ-界をときめかす6人の作家の短編集。〝コロナ禍でのストレス? 大学生が会社員を暴行〟に始まる辻村深月サンの『2020年のロマンス詐欺』、京都の大学生が知的好奇心に震える有栖川有栖サンの『推理研VSパズル研』、消えた凶器の謎を追う米澤穂信サンの『崖の下』など、短編小説の面白さが凝縮された珠玉のアンソロジ-。

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2023/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「夫の余命」 途中で疑問に思った描写はそういうことだったか。 こんな夫に遺産残したくないなあ。どこがそんなに良かったんだろう? 「崖の下」 見つからない凶器、その正体は・・・。警察ものはやっぱり面白いです。 「投了図」 コロナ禍での肉親との別れ。こういう状況は今も決して他人ごとではないですね。 「孤独な容疑者」 『赤い博物館』の冴子と寺田コンビ。 「パズル研と推理研」 有栖川さんは初めて。推理研のメンバー、個性派ぞろいでいいかも。 江神二郎シリーズ読んでみたくなった。 「2020年のロマンス詐欺」 これもコロナ禍での話。 トリだから巻き返しがあると思ったけど、最後ホッとしました。

Posted byブクログ

2022/06/11

たまには普段読まない人の作品をと思って読んでみた。 ら、面白いと思ったのは読み慣れた人の作品だった(^◇^;) 短編だから持ち歩いて隙間時間に読むんだけど、隙間時間にミステリは行きつ戻りつして逆に進まず、、、

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2022/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

乾くるみ「夫の余命」→そっちだったの?!ってなったけど、本当に主人公はそれで良かったのかとモヤモヤして終わった。 米澤穂信「崖の下」→んー、確かに事件を早く解決するには仕方ないのかもしれないが、こんな上司やだなー 芦沢央「投了図」→気持ちは分かる。私も地方に住んでいるが、あの頃に東京から来たとか聞くと「えーマジで来ないで。疎開してくんなよ」って思った。でも、やり方は間違ってる気がする。それに気が付いて良かった。 大山誠一郎「孤独な容疑者」→1番好きだったかも。これに出てきた人たちは、シリーズ化されてるぽい?読んでみようかな 有栖川有栖「推理研VSパズル研」→部長の話を何回聞いても意味が分からなかった…理解出来ない私は、きっとパズル研の会長に鼻で笑われる 辻村深月「2020年のロマンス詐欺」→無事で良かったけど、本当にどうなることかと思った!相手の方が、ロマンス詐欺なんじゃないかとハラハラした。でも、あの頃に彼みたいな孤独な学生はたくさんいたんだろうな… 2022.5.27 読了

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2022/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1作目の乾くるみさんのお話と、最後の辻村さんの作品が印象に残っている。 病気で余命がわずかのパートナーを抱える夫婦を、臨終の場からまだ結婚式をあげる前まで遡っていくお話はまんまと騙されて、読後もう1回初めから読み直した。こういうタイプの作品、好きだなあ 『2020年のロマンス詐欺』は、数年生まれる年が違えば自分も主人公のような経験をしたかもしれないとひやひやしながら、コロナで世間がピリピリしてる当時を思い出しながら読んだ。地元に帰省する罪悪感、家族からのやんわりと避けられる感じ、小さなことに目くじらを立ててしまう気持ちを今は忘れていたことに、少しずつ以前の感覚に戻っていたと実感した。

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2022/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人気のある作家さんばかりなので、気になって手に取った一冊です。 乾くるみ『夫の余命』 「イニシエーションラブ」を思い出しました。読み返すと、全然違って見えるから面白い。 米澤穂信『崖の下』 ハードボイルド。人の闇が垣間見えて、少ししんどかったです。意外な凶器にびっくり。 芦沢央『投了図』 コロナ禍が見事に描かれています。落ち着かず不穏な雰囲気が漂いますが、温かさもあり好きな話でした。緩急がすごい。 大山誠一郎『孤独な容疑者』 初読の作家さんです。後半にかけて、展開が読めず引き込まれました。衝動的に大胆なことをする、、まさにサイコパス。 有栖川有栖『推理研VSパズル研』 気になっている江神二郎シリーズ。意外な視点で面白い。人気があるのがわかります。シリーズを、しっかり読んでみたいと思いました。 辻村深月『2020年のロマンス詐欺』 コロナとロマンス詐欺が時代を反映していますね。途中までは予想できるんだけど、主人公に感情移入してしまい、先が気になって、気になって。辻村さんらしいラストだと思いました。面白かったです。 

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