最高のアフタヌーンティーの作り方 の商品レビュー
また素敵な作品に出会ってしまいました。 温かく幸せな気持ちでいっぱいの読後感♪ 桜山ホテルのアフタヌーンティー。 スイーツはどれも美味しそうで、紅茶の芳醇な香りが今にも漂ってきそう。まるでその場にいるような贅沢な雰囲気を味わいました♪ 仕事をしてると行き詰まることが何度もある...
また素敵な作品に出会ってしまいました。 温かく幸せな気持ちでいっぱいの読後感♪ 桜山ホテルのアフタヌーンティー。 スイーツはどれも美味しそうで、紅茶の芳醇な香りが今にも漂ってきそう。まるでその場にいるような贅沢な雰囲気を味わいました♪ 仕事をしてると行き詰まることが何度もある。 涼音が少しずつ成長していく様子を見ていて、我が子を見守っているような気持ちになりました。 ちょっとずつ変化していく達也との関係も気になる。 温かくて希望を感じられるラストも良かった。 お気に入りの一冊になりました。 『お菓子はな、ご褒美なんだ』 『人が生きていくのは苦いもんだ。だからこそ、甘いもんが必要なんだ』 『人が生きていく上で、お菓子は決して必要不可欠なものではない。しかし、だからこそ、楽しく美しい』
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「お菓子はご褒美」 本当にそうだと思う。頑張った自分へのご褒美にアフタヌーンティーにいきたくなった。 お客さんをしっかり見てニーズを捉えることは何に関しても大切だな〜と... アフタヌーンティーに纏わる専門的な言葉、知識も出てきて面白かった。
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おじいちゃんの設定はこの作者の別の作品からもってきたんだな。繋がってるのかな? 先輩の嘆きがリアル。 あとは彗怜の、 自分の努力を誰かに利用されないように。正当な報酬を得られない努力は〜他の人谷地とっても結局良い結果にはならないんだよ 、が響きました。 2021.10.2 1...
おじいちゃんの設定はこの作者の別の作品からもってきたんだな。繋がってるのかな? 先輩の嘆きがリアル。 あとは彗怜の、 自分の努力を誰かに利用されないように。正当な報酬を得られない努力は〜他の人谷地とっても結局良い結果にはならないんだよ 、が響きました。 2021.10.2 135
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすく面白かったです ラウンジでの仕事を軸に いろんな人たちの悩みや問題が現れていく 個人的には先輩の香織の境遇に すごく共感した 働け、産め、育てろ、輝け 女って本当に大変だ… 夫や姑とのやりとり、 すごくわかるー!!! と思いながら読んでました 他にもいろんな問題は出てくるが きっちり解決させないのも古市さんらしい すこし光が見えるというか ちょっといい方向に進んできたっていうところで 後は想像させてくれる そしてクリスタの登場も とても嬉しかったです(^ ^) 読んでない方はマカンマランもぜひ読んでみてください(^ ^) 自分もご褒美にアフタヌーンティーは足を運びたくなる、そんな一冊でした。
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分類としてはお仕事小説になるのだろうが、もちろん古内作品はそんなものでは括れない。ホテルラウンジで本格アフタヌーンティーを振舞う側のチームのスタッフとパティシエの視点で話が進む。一話ごとに扱われるのは、彼ら自身やお客様それぞれがもつ何らかの痛みや拘りで、すっと一本の道を示されるの...
分類としてはお仕事小説になるのだろうが、もちろん古内作品はそんなものでは括れない。ホテルラウンジで本格アフタヌーンティーを振舞う側のチームのスタッフとパティシエの視点で話が進む。一話ごとに扱われるのは、彼ら自身やお客様それぞれがもつ何らかの痛みや拘りで、すっと一本の道を示されるのでなく、それぞれが葛藤しもがきながら納得する道を見つけていく。アフタヌーンティのもつ英国の上流階級のものというイメージが少し変わった。お菓子はご褒美。私も回り道をしながら、物事の美しい面を敢えて見られる強さを持って生きていきたい。
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働く20代30代の女性のやること多すぎなの めちゃくちゃ共感! 仕事、結婚、出産、旅行などなど、、、 欲張りなので全部やり切りたいですよねえ。 アフタヌーンティーにいろいろ作法があるのは 恥ずかしながら知らなかった
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読み始めて数ページで、涼音さんに嫌悪感しかなくて、うわぁこういう女の子ほんとに苦手だわと思いながらも、読み進める。 そしてこの『嫌』という感覚を言語化してくれたのがこの作品のわたしの好きなところ。 『これまで誰にも差別を受けたことがない、びっくりするほど心が健康な人だけだよ』...
読み始めて数ページで、涼音さんに嫌悪感しかなくて、うわぁこういう女の子ほんとに苦手だわと思いながらも、読み進める。 そしてこの『嫌』という感覚を言語化してくれたのがこの作品のわたしの好きなところ。 『これまで誰にも差別を受けたことがない、びっくりするほど心が健康な人だけだよ』 そう!そうなの!そういう人が!わたしはクソほど嫌いなの!!と彗怜ちゃんに首がもげるほどうなずくわたし。 わたしも報酬を得られない努力はしない主義なので、むしろ彼女の方に妙に肩入れしてしまう… とはいえ涼音ちゃんは、いろんなことを受け止めて、『美しい面だけを見る』と腹を括ったのが素敵だなとおもった。 甘ったれのめんどくさいのほほん平和子ちゃんは嫌いだけど、他人の評価を受け入れてその上でこう決めた彼女はすごくかっこいいと思ったし、同じ職場にいる同僚だったら頼もしいとも思える。 そしてたとえメインキャラに嫌悪感すら覚えても最後まで読ませるこの物語のパワーがすごいとおもう。 共感だけが良作ではないという証明だね。 アフターヌーンティーってわたしも時々頂くけれど、やっぱり少し特別なんだよね。 これを読んで、久しぶりにホテルのラウンジに行きたくなった。 ちなみ達也くんのことは好きでも嫌いでもなくて、あぁこういうめんどくさい男っているよね、普通じゃないと言われたくないと思いながらもどこか自分だけ特別だと思ってる人、君だけじゃなくてそこらじゅうにいるわと冷めた目で見てしまってごめんなさい。 新天地でガンバレヨとはオモッテルヨ(棒読
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美味しいお菓子や、四季の庭園の景色が、目に浮かぶように楽しめた。皆んなそれぞれ抱えている苦しみも描かれているのが良かった。
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やっぱり古内さんのお話はやさしい それにお仕事もがんばろうって応援してもらった気持ちになりま す 私も涼音に似てるところあって、仕事が大好きだけど、キャリア と結婚、30代の年齢での悩み事 いろんなところが重ね合わせて読み進めました それに欲張り 私も仕事も恋も結婚も出産も全部の...
やっぱり古内さんのお話はやさしい それにお仕事もがんばろうって応援してもらった気持ちになりま す 私も涼音に似てるところあって、仕事が大好きだけど、キャリア と結婚、30代の年齢での悩み事 いろんなところが重ね合わせて読み進めました それに欲張り 私も仕事も恋も結婚も出産も全部の可能性をそう簡単に捨てたく ないって思う 本当に知識も増えたし、いい話しだった。
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目白のホテルが舞台。読みながら想像を膨らます。 アフタヌーンティーは流行っていますが、こんなに熱い思いを持って企画されているとは。 お菓子は味わって食べないといけませんね。
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