1,800円以上の注文で送料無料

鎌倉うずまき案内所 の商品レビュー

4.2

336件のお客様レビュー

  1. 5つ

    130

  2. 4つ

    134

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青山美智子さんの作品はやっぱり好きだと思う作品だった。一見、このアイテムが何の役にたつのだろうと思いながらだったがしっかり味をきかせていた。ト音記号の巻とソフトクリームの巻が特に好きだった。あと、つむじの巻の息子のYouTubeをしたい理由も。 実らずとも、きっととても素敵な想い出になる恋っていいなあと思う。

Posted byブクログ

2024/06/01

登場人物がいろいろと絡み合っていて、その人たちの様々な側面が見られて、親近感を覚えました。 鎌倉、古民家カフェ、古本屋など、取り巻く雰囲気もよかったです。 それぞれの人がその人なりの幸せを掴んでいて、読んでいて私も幸せになりました。

Posted byブクログ

2024/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほんわかして前に進む勇気をもらえるような話。登場人物がつながっているのが面白かった。どんな人にも頑張って生きてきた軌跡あって、誰かに影響を与え、与えられていると思った。最初の話が好きだった。 ・笑われてもいい。私は本気で、これは私に向けて書かれた本だと思ったのだ。

Posted byブクログ

2024/05/13

もし、私が人生で色々悩んだり、迷ったりした時に私の身近にも『鎌倉うずまき案内所』があれば是非ともそちらに足を運んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2024/05/12

青山美智子さんの繋がる物語。人生にはぐれてしまった人が、双子のおじいさんとアンモナイトのいる案内所に導かれアドバイスを受ける。ファンタジー色が強いが、今作の大きなポイントは、1話ごとに6年遡ること。平成のおよそ30年間、昭和の最後から平成を経て令和の初めまでが描かれる。 物語が遡...

青山美智子さんの繋がる物語。人生にはぐれてしまった人が、双子のおじいさんとアンモナイトのいる案内所に導かれアドバイスを受ける。ファンタジー色が強いが、今作の大きなポイントは、1話ごとに6年遡ること。平成のおよそ30年間、昭和の最後から平成を経て令和の初めまでが描かれる。 物語が遡るので、必然的に先に未来の姿が示される。その後に登場する人物の過去(?)が描かれることになるのだが、どの人物が出てくるかは読んでいる時点ではわからないので、読みながら答え合わせ(?)をすることになる。最後の年表を見てあれ?と思ったところもいくつか。読み取れていなくて何度かひっくり返して読んだ。 年代ごとに流行の曲やグッズなどが具体的に書かれており、懐かしさを感じるところもあった。 登場する人物では、乃木くんが良い。彼が案内所に行けなかったのは残念だけれど、彼ははぐれていないからなのかもしれない。 この物語が鎌倉を舞台に描かれるということは、やはり鎌倉にはなにかそうした力があるのかも、と思ったのはおまけ。今作では鎌倉に関する記述はそれほど多くはなかったけれど。

Posted byブクログ

2024/05/05

これで青山さんの本3作目!! やっぱ好き、楽しい…。 この本も短編と短編が少しずつ重なり合ってるけど、1つ1つが完結はしてて でもそういう重なりあるから読んだあと読み返したくなる! この作品に関しては少しずつ昔に戻ってくからなおさら…。 感情がじわっと染みて涙もじわっと出て...

これで青山さんの本3作目!! やっぱ好き、楽しい…。 この本も短編と短編が少しずつ重なり合ってるけど、1つ1つが完結はしてて でもそういう重なりあるから読んだあと読み返したくなる! この作品に関しては少しずつ昔に戻ってくからなおさら…。 感情がじわっと染みて涙もじわっと出てくるそんなお話もありで とても良かった…。 ただ今回はもっと深堀りして欲しい! その人のその後が気になる!!って人がいたから 他の作品とかで出てきたり番外編がどっかでないかなぁって少し期待(笑)

Posted byブクログ

2024/05/01

「はぐれた」人が迷い込む不思議な案内所。6篇からなる物語が、少しずつ遡って登場人物たちが繋がっていることがわかる。 途中で「あ、この人」と思って、また前の物語を読み直したくなる。モヤモヤしていたものが晴れていくような、優しい作品。

Posted byブクログ

2024/05/01

辿り着いた案内所で「はぐれましたか?」と聞かれ、ラッキーアイテムと所長のお言葉とキャンディをもらう。別著【ただいま神様当番】にも通じるようなファンタジー要素ありつつ、仕事・子育て・友達・結婚・夢などそれぞれの人生における分岐点があり、逡巡して選択、きっとそれが最善の結果になる物語...

辿り着いた案内所で「はぐれましたか?」と聞かれ、ラッキーアイテムと所長のお言葉とキャンディをもらう。別著【ただいま神様当番】にも通じるようなファンタジー要素ありつつ、仕事・子育て・友達・結婚・夢などそれぞれの人生における分岐点があり、逡巡して選択、きっとそれが最善の結果になる物語。 時系列で区切られていますが、繋がりがあり、「この人/この店、これってあのときの!?」を何個か見つけられます。付属の巻末年表にも沢山の情報が…。この点とこの点も繋がるのか〜(・∀・)と、読み解けていなかったことも出てきました。蚊取り線香・つむじ・巻き寿司・ト音記号・花丸・ソフトクリーム…ぐるぐる巻きのアイテムにもほっこりかわいいイメージが湧き、もう1回読みたくなるのも分かります。 2024.4

Posted byブクログ

2024/04/30

本作品も青山美智子さんらしい作品だった。2019年から始まり、1989年に戻っていき、そして綺麗に登場人物が繋がっている。はぐれましたか?と言って、話を聞いてくれる内巻さんと外巻さん、いいキャラしてる。他作品でも描かれているが、生きるヒントをそっと提示してくれるシーンも印象的。特...

本作品も青山美智子さんらしい作品だった。2019年から始まり、1989年に戻っていき、そして綺麗に登場人物が繋がっている。はぐれましたか?と言って、話を聞いてくれる内巻さんと外巻さん、いいキャラしてる。他作品でも描かれているが、生きるヒントをそっと提示してくれるシーンも印象的。特に本作品は、その時代の流行り事がさりげなく描かれていて、あー、こんな時代だったなーって懐かしくもなった。昔懐かしい物や風景がある中でも、生きる上で大切な事って変わらない。こんなに便利な世の中でも、根っ子の大事なものを見失って、楽をしようとすると、人は、色々なものからはぐれて悩み苦しむんだなー。

Posted byブクログ

2024/04/29

面白すぎる。 短編の過去と未来、そして、内巻きさん外巻きさんという、異次元の老人二人が繋がるぐるぐる。 本当に渦巻きのように、それぞれの人生が少しづつ重なって、繋がって、運命の出会いなんかじゃなくったって、そこかしらですれ違って、刺激されてまたぐるぐる。 そんなそれぞれの人...

面白すぎる。 短編の過去と未来、そして、内巻きさん外巻きさんという、異次元の老人二人が繋がるぐるぐる。 本当に渦巻きのように、それぞれの人生が少しづつ重なって、繋がって、運命の出会いなんかじゃなくったって、そこかしらですれ違って、刺激されてまたぐるぐる。 そんなそれぞれの人生感の中から、 ここからわたしはグルんと歩むべき道を変えた。 そんな、それぞれの一番根っこのグルんを、一つ一つ丁寧に物語にしていて。 相手のぐるぐるに少しづつ巻き込まれていく、それぞれの人生に、読んでて、、、 う、う、うわぁ、、、、 と、思わず声が出ました。 私のぐるぐるの根っこ、これまでもこれからも、いろんなとこやことでぐるぐるするんだろうけど、この本の主人公たちのように、うずまき案内所に辿り着けづとも、うまく周りの人の渦に巻き込まれ巻き込みながら、楽しみたいなぁ。 と、思った一冊でした。 青山美智子さんの本は、毎回読後、とても考えさせられるし、爽やかになれる。 日々のほんの少しのことも、ホッコリするようになれる魔法の一冊です。 田中達也さんのミニチュアも。完璧!!!! #鎌倉うずまき案内所 #あーわかるなぁ #過去未来行ったりきたり #ここで繋がってる! #きゃー #全ての主人公が主役な本 #人生ってそういうものだよね #みんなが主役の本があっていいんだ #面白すぎる #青山美智子 #田中達也 #サイコーのコンビだと思う

Posted byブクログ